集団意思決定を支える心理=文化複合システムの解明-適応論的アプローチ-

阐明支持群体决策的心理复杂文化系统-适应理论方法-

• 批准号: 04J09187
• 负责人: 塚崎 崇史
• 金额: $ 0.64万
• 依托单位: Hokkaido University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for JSPS Fellows
• 财政年份: 2004
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2004 至 2006
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-04J09187/
• 关键词: 集団意思決定; 進化ゲーム; 社会的効率; シミュレーション; 心理学実験; 社会的選択

多数決原理は、社会的選択場面でもっともよく用いられる集約原理である一方、コンドルセのパラドックス、アロウの一般不可能性定理などが示すように、その論理的整合性がしばしば批判の対象となる。本研究では、多数決原理のもつ機能を、「生物学的適応」の観点から検討した。「生物学的適応」の視点とは、個体が、ある形質や特性をもつことにより、当個体及び血縁個体の生存確率がどのように変化するかを数理的に検討する視点である。本研究では、多数決原理に従う個体群と、他の集約原理に従う個体群との間で、生物学適応度にどのような違いが生じるのかを、進化ゲームモデルとコンピュータシミュレーションにより数理的に検討すると同時に、一連の心理学実験により実証的に吟味した。これらの検討の結果から、多数決原理は生態学的な適応環境において、不確実性低減の機能を果たすこと、そうした機能は個体間での「フリーライダー問題」を考慮に入れても広範に成立することが理論的・実証的に示された。

The principle of majority decision is a general impossibility theorem for social choice situations and logical integration. This study is aimed at exploring the function of majority decision principle and the point of "biological adaptation". The viewpoint of "biological adaptation" is: individual, physical and qualitative characteristics, survival accuracy of individual and blood individual, mathematical analysis. This study is based on the principle of majority decision, the principle of aggregation, the principle of individual population, the principle of time, the principle of biological fitness, the principle of evolution, the principle of mathematical analysis, the principle of synchronization, the principle of psychological analysis. The result of this study is that the majority decision principle is the appropriate environment for ecology, and the function of uncertainty is reduced.

项目成果

社会心理学におけるエージェント・ベースト・モデルの可能性-適応的視点と進化シミュレーション-

社会心理学中基于主体的模型的可能性 - 适应性视角和进化模拟 -

• 发表时间: 2004
• 期刊: 理論と方法 19
• 作者: 塚崎崇史;亀田達也
• 通讯作者: 亀田達也

認知における言語・文化相対性:Sapir-Whorf仮説再考

认知中的语言和文化相对论：重新考虑萨皮尔-沃尔夫假说

• 发表时间: 2004
• 期刊: 心理学評論 47
• 作者: 塚崎崇史;石井敬子
• 通讯作者: 石井敬子