利用者の空間認知構造を考慮した自治体へのGIS導入過程に関する研究

考虑用户空间认知结构的地方政府引入GIS过程研究

• 批准号: 15700210
• 负责人: 畑山 満則
• 金额: $ 2.24万
• 依托单位: Kyoto University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
• 财政年份: 2003
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2003 至 2004
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-15700210/
• 关键词: GIS; 導入過程; 防災; ITリテラシー; 認知格差

自治体へのGIS導入は,実質的には成功例よりも失敗例の方が多いといわれている.このような一度苦い経験をしたことのある自治体へのGISの再導入には「きっかけ」が必要である.地域性を考慮したGISの導入の「きっかけ」として防災活動や災害対応を考え,利用者対象を主体となる自治体職員だけでなく,自治体職員と密な連携を持つ地域リーダーまで含めた形で以下のような考察を行った.1)防災活動でのGISへの要求に関する調査東京都杉並区役所における時空間GISをベースとした震災レスキューシミュレータの開発,防災訓練でのデモンストレーション,地域住民を対象とした懇話会「シミュレーションで考える防災都市づくり講座」という一連の活動とその後の対応をケーススタディとして,利用者の空間認知構造がGISへの要求にどのように影響を与えるかについて考察を行った.さらに,これをもとに市民参加型の災害リスクコミュニケーションでのGISの果たす役割について知見を得た.2)自治体組織体系と導入過程に関する考察日本の自治体組織は,一般的に,専門知識を持つ職員を1つの部署に固定する形ではなく,総合的な知識をもつ職員がある周期で部署を異動していく形を採っている.しかし,情報処理に関しては,従来十分とされてきた総合的な知識の領域を超えたものであるため,職員のこれまでの経験にもとづいた知識より,個人の経験による知識が上回る結果となっているのが現状である.そこで,情報処理の専門職を自治体に置いた場合,どのような導入過程が考えられるのかについて,トルコDuzce市における導入事例をケースとして考察した.

Autonomous body GIS import, quality of success cases, failure cases, many ways. This is the first time that the local government has introduced GIS into China. The introduction of GIS in consideration of regional characteristics, disaster prevention activities, disaster response, user response, main body, local government staff, local government staff, close contact, regional investigation, including the following: 1) GIS requirements for disaster prevention activities, investigation of Tokyo Sugiwa Ward Service, time and space GIS, earthquake disaster response, development, etc. Disaster prevention training is conducted in response to the needs of local residents, and a series of activities are conducted in response to the needs of GIS. 2) Local government organization system and process of introduction. A survey of local government organizations in Japan is conducted on the basis of general knowledge, specific knowledge, personnel deployment, fixed form, integrated knowledge, personnel deployment, periodic deployment, change form, etc. Information processing is the result of the integration of knowledge and the status quo of employees. For example, when information processing is performed in an autonomous entity, the process of importing information is examined.

项目成果

シミュレーション技術を用いた市民参加型防災まちづくりプロセスに関する考察

利用模拟技术思考公民参与型防灾城镇发展过程

• 发表时间: 2004
• 期刊: 土木学会全国大会第59会年次学術講演会講演概要集 (CD-ROM)
• 作者: 畑山 満則;畑山 満則
• 通讯作者: 畑山 満則

畑山 満則: "リスク対応型自治体情報管理システムの開発と神戸市長田区総合防災訓練での適用実験"地域安全学会論文集. No.5. 115-160 (2003)

Mitsunori Hatayama：“开发风险响应型地方政府信息管理系统及其在神户市永田区综合防灾培训中的应用实验”社区安全学会会议记录第 5. 115-160 号（2003 年）。

震災総合シミュレーションシステムの開発

地震灾害综合模拟系统开发

• 发表时间: 2004
• 期刊: 日本ロボット学会誌 第22巻5号
• 作者: 畑山 満則;畑山 満則;畑山 満則
• 通讯作者: 畑山 満則

Norio Okada: "Implementation as a Trickle-down Process of Knowledge and Technology to a Local Community"京都大学防災研究所年報. No.46B. (2003)

Norio Okada：“将知识和​​技术渗透到当地社区”京都大学防灾研究所年度报告（2003 年）。

畑山 満則: "利用者の受容性を考慮した情報処理技術のインプリメンテーションプロセス-鳥取県智頭町を対象として-"土木計画学研究・講演集. Vol.28(CD-ROM). (2003)

Mitsunori Hatayama：“考虑用户可接受性的信息处理技术的实施过程 - 以鸟取县智头镇为对象 -”土木工程规划研究和讲座集第 28 卷（CD-ROM）。