サンマ由来の変異原とその作用を抑制する食品成分に関する研究
サンマ由来の変異原とその作用を抑制する食品成分に関する研究
批准号:
15700471
负责人:
木村 幸子
金额:
$1.79万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2003
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2003 至 2005
中文摘要
2-Chloro-4-methylthiobutanoic acid(CMBA)は、サンマの開きを塩、亜硝酸と共に酸性条件下で反応させることにより生じる変異原物質で、Salmonella typhimurium TA100、TA1535を用いたAmes test(-S9)において変異原性を示す。この反応液はラットの胃に腺胃癌を発生させることも報告されている。しかし、その作用機序の詳細は明らかにされていない。本実験では、CMBAのDNA傷害性を検討するため、CMBAをデオキシグアノシン(dG)とリン酸ナトリウム緩衝液中で反応させ、生成物の解析を行った。37℃、1〜14日間の反応により2種類の付加体が徐々に生成することがわかった。それぞれ単離して構造解析を行った結果、N7-(3-carboxy-3-methylthiopropyl)guanineとN7-(1-carboxy-3-methylthiopropyl)guanineと同定された。これらのN7-guanine付加体は、その構造からCMBAの環化により生じた中間体1-methyl-2-thiethaniumcarboxylic acidがdGにより求核攻撃を受けてN7-dG付加体となり、その後、分子構造が不安定性なため脱塩基を起こして生じたものと考えられた。本実験により、CMBAがDNAを構成するヌクレオシドと直接反応して付加体を生成することが明らかとなった。この結果はCMBAのDNA傷害性を示唆するものである。DNA上に生じたN7-dG付加体は、N-グリコシド結合が不安定なためguanineを遊離してDNA上に脱塩基部位を生じさせることが知られている。CMBAの変異原性は、この脱塩基部位の修復時の誤りによって引き起こされると考えられた。
英文摘要
2-Chloro-4-methylthiobutanoic acid(CMBA)は、サンマの開きを塩、亜硝酸と共に酸性条件下で反応させることにより生じる変異原物質で、Salmonella typhimurium TA100、TA1535を用いたAmes test(-S9)において変異原性を示す。この反応液はラットの胃に腺胃癌を発生させることも報告されている。しかし、その作用機序の詳細は明らかにされていない。本実験では、CMBAのDNA傷害性を検討するため、CMBAをデオキシグアノシン(dG)とリン酸ナトリウム緩衝液中で反応させ、生成物の解析を行った。37℃、1〜14日間の反応により2種類の付加体が徐々に生成することがわかった。それぞれ単離して構造解析を行った結果、N7-(3-carboxy-3-methylthiopropyl)guanineとN7-(1-carboxy-3-methylthiopropyl)guanineと同定された。これらのN7-guanine付加体は、その構造からCMBAの環化により生じた中間体1-methyl-2-thiethaniumcarboxylic acidがdGにより求核攻撃を受けてN7-dG付加体となり、その後、分子構造が不安定性なため脱塩基を起こして生じたものと考えられた。本実験により、CMBAがDNAを構成するヌクレオシドと直接反応して付加体を生成することが明らかとなった。この結果はCMBAのDNA傷害性を示唆するものである。DNA上に生じたN7-dG付加体は、N-グリコシド結合が不安定なためguanineを遊離してDNA上に脱塩基部位を生じさせることが知られている。CMBAの変異原性は、この脱塩基部位の修復時の誤りによって引き起こされると考えられた。
期刊论文(1)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Characterization of adducts formed in there action of 2-chloro-4-methylthiobutanoic acid with 2'-deoxyguanosine
2-氯-4-甲基硫代丁酸与 2-脱氧鸟苷反应形成的加合物的表征
DOI:
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发表时间:
2005
期刊:
Chemical Research in Toxicology 18
影响因子:
--
作者:
[Kimura, S. 他6名]
通讯作者:
S. 他6名
塩蔵食品由来変異原2-クロロ-4-メチルチオ酪酸によるDNA損傷に関する研究
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批准号:21500785
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.08万
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财政年份:2009
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负责人:木村 幸子
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依托单位:
魚の塩干しに含まれる変異原の作用機構とグリシンベタインによるその防御機構
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批准号:12780094
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$1.22万
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财政年份:2000
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负责人:木村 幸子
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依托单位:
海外基金