武満徹の映画音楽における語法の継承性と実験性の解明
武満徹の映画音楽における語法の継承性と実験性の解明
批准号:
15720023
负责人:
小泉 恭子
金额:
$1.98万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2003
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2003 至 2005
中文摘要
本年度は、(1)武満徹の映画音楽の個々の作品分析、(2)日本における映画音楽研究の確率に向けての武満研究の貢献、という2つの目標に基づき、研究を進めた。(1)「武満徹の映画音楽の個々の作品分析」については、とくにコンサート音楽の先駆けとしての邦楽器の使用やミュージック・コンクレートの適用という点で、武満の映画音楽の代表作として名高い「怪談」(小林正樹監督、1964年)を取り上げて研究を行った。小泉八雲の手による「怪談」の原作における西洋人から見た「東洋」の表象を音で表すため、武満がいかなる工夫を行ったかを、「音作り」「映像と音の非同期性」「東洋のアニミズム」の3点から分析した。武満の「怪談論」をまとめるため、ニューヨーク大学附属図書館で、小泉八雲関係の英文資料を収集し、論文執筆の一助とした。(2)「日本における映画音楽研究の確立に向けての武満研究の貢献」については、武満が影響を受けた映画音楽作曲家である伊福部昭や早坂文雄の作品、また武満と同世代である佐藤勝などの作品研究の動向を調べ、日本における映画音楽研究の確立に貢献するものとしての武満の映画音楽研究のモノグラフ完成に必要な知見を得た。また、平成17年12月には、ニューヨーク大学東アジア研究科・吉本光宏助教授主催の「キネマ倶楽部」という日本映画の研究会のシンポジウムに参加し、映像と音の諸問題に関する最新の研究について研鑽を積んだ。研究発表としては、日本ポピュラー音楽学会全国大会が平成17年11月に弘前大学で行われた際、映画音楽のシンポジウム「インダイレクト・ナラティブズ:音楽と映画をめぐって」の1パネリストとして、武満徹の映画音楽研究を中心とした、映画音楽研究の動向についてまとめ、発表を行った。本年度の研究成果としては、ロンドンのEquinoxという出版社から今秋出版予定である、Music to Die By : The Music and Sound of the Horror Film (provisional title) Edited by : Philip Hayward and Rebecca V.Leydonという映画音楽研究の論集に、'Sound and Music in Kwaidan'という論文を掲載し、上記の「怪談」研究の成果を発表する予定である(論文要旨が受理。出版社とは契約完了)。
英文摘要
本年度は、(1)武満徹の映画音楽の個々の作品分析、(2)日本における映画音楽研究の確率に向けての武満研究の貢献、という2つの目標に基づき、研究を進めた。(1)「武満徹の映画音楽の個々の作品分析」については、とくにコンサート音楽の先駆けとしての邦楽器の使用やミュージック・コンクレートの適用という点で、武満の映画音楽の代表作として名高い「怪談」(小林正樹監督、1964年)を取り上げて研究を行った。小泉八雲の手による「怪談」の原作における西洋人から見た「東洋」の表象を音で表すため、武満がいかなる工夫を行ったかを、「音作り」「映像と音の非同期性」「東洋のアニミズム」の3点から分析した。武満の「怪談論」をまとめるため、ニューヨーク大学附属図書館で、小泉八雲関係の英文資料を収集し、論文執筆の一助とした。(2)「日本における映画音楽研究の確立に向けての武満研究の貢献」については、武満が影響を受けた映画音楽作曲家である伊福部昭や早坂文雄の作品、また武満と同世代である佐藤勝などの作品研究の動向を調べ、日本における映画音楽研究の確立に貢献するものとしての武満の映画音楽研究のモノグラフ完成に必要な知見を得た。また、平成17年12月には、ニューヨーク大学東アジア研究科・吉本光宏助教授主催の「キネマ倶楽部」という日本映画の研究会のシンポジウムに参加し、映像と音の諸問題に関する最新の研究について研鑽を積んだ。研究発表としては、日本ポピュラー音楽学会全国大会が平成17年11月に弘前大学で行われた際、映画音楽のシンポジウム「インダイレクト・ナラティブズ:音楽と映画をめぐって」の1パネリストとして、武満徹の映画音楽研究を中心とした、映画音楽研究の動向についてまとめ、発表を行った。本年度の研究成果としては、ロンドンのEquinoxという出版社から今秋出版予定である、Music to Die By : The Music and Sound of the Horror Film (provisional title) Edited by : Philip Hayward and Rebecca V.Leydonという映画音楽研究の論集に、'Sound and Music in Kwaidan'という論文を掲載し、上記の「怪談」研究の成果を発表する予定である(論文要旨が受理。出版社とは契約完了)。
期刊论文(3)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Film music of Toru Takemitsu : Sound and Silence in Double Suicide (Shinju Ten no Amijima)
武满彻的电影音乐:双重自杀中的声音与沉默(新十的阿米岛)
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
The Proceedings of the IASPM 12^<th> Conference, McGill University, Montreal (発行予定)
影响因子:
--
作者:
[Kyoko Koizumi, Kyoko Koizumi]
通讯作者:
Kyoko Koizumi
Sound and Music in Kwaidan
Kwaidan 的声音和音乐
DOI:
--
发表时间:
2006
期刊:
Music to Die By : The Music and Sound of the Horror Film (provisional title)(映画音楽研究の論集)(Edited by : Philip Hayward and Rebecca V.Leydon)(Equinox(出版社)) (今秋発行予定)
影响因子:
--
作者:
[Kyoko Koizumi]
通讯作者:
Kyoko Koizumi
Kyoko Koizumi: "Film music of Toru Takemitsu : Sound and Silence in Double Suicide (Shinju Ten no Amijima)"The Proceedings of the IASPM 12^<th> Conference, McGill University, Montreal. (2003年9月受理, 発行予定). (2004)
小泉恭子:“武光彻的电影音乐:双重自杀中的声音与沉默(Shinju Ten no Amijima)” IASPM 第 12 届会议论文集,麦吉尔大学,蒙特利尔(2003 年 9 月收到,计划出版)( 2004)
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
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