レジスタントプロテインとしての卵黄タンパク質ホスビチンの新規生理作用に関する研究

蛋黄蛋白卵黄高磷蛋白作为抗性蛋白的新生理效应研究

• 批准号: 16780189
• 负责人: 石川 伸一
• 金额: $ 1.41万
• 依托单位: Kitasato University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
• 财政年份: 2004
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2004 至 2006
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-16780189/
• 关键词: レジスタントプロテイン; 卵黄タンパク質; ホスビチン; 短鎖脂肪酸; 便秘改善; プレバイオティクス

近年、栄養過剰による肥満や糖尿病などの生活習慣病患者の増加を抑制するために、食物繊維や栄養阻害物質、消化性の低い栄養素材としてのレジスタントスターチなどの研究が多く行われるようになってきた。食物繊維摂取量の減少は・便秘・糖尿病・高脂血症・動脈硬化・心筋梗塞・コ,レステロール胆石、高血圧を引き起こすことが知られている。本研究により、卵黄タンパク質中に含まれるホスビチンには消化酵素に対する消化抵抗性を有していることが明らかとなった。そのため、卵黄タンパク質には食物繊維様のレジスタントプロテインとしての働きを持つ可能性が考えられた。そこで、ラットを用い、ロペラミドによって誘発させた便秘における卵黄タンパク質の影響について検討した。その結果、卵黄タンパク質を摂取することにより、カゼイン投与群と比較して糞の数および乾燥重量が有意に増加した。このことから、卵黄タンパク質の摂取は排便の促進に有効であることが明らかとなった。また、盲腸内短鎖脂肪酸含量がカゼイン投与群と比較して有意に増加していた。大腸細菌叢による発酵産物である短鎖脂肪酸は、生体にとって有益に働くことが知られている。また、短鎖脂肪酸は、大腸細菌叢の中でも腸内有用菌によって生成されることから、腸内環境の指標となる。これらのことから、卵黄タンパク質の摂取は、盲腸内発酵を促進し、腸内環境を整えることにより便秘を改善していると考えられた。腸内有害菌によって生成される腐敗産物、細菌毒素、発がん物質などの有害物質が生活習慣病の原因となっている可能性が指摘され、食物繊維、オリゴ糖、ペプチドなどの機能性食品が腸内フローラの構成バランスと腸内環境を改善し、生活習慣病の予防に有効であることが次第に明らかになってきている。このようなことから、卵黄タンパク質は、プレバイオティクスとして機能性食品に利用できると考えられた。

In recent years, there have been many studies on the inhibition of the increase of patients with diabetes mellitus and lifestyle diseases, such as food, vitamin E, harmful substances and digestible low-nutrition materials. Reduced intake of food vitamins, constipation, diabetes, hyperlipidemia, arteriosclerosis, heart attack, gallstones, hypertension, and other causes of death In this study, the yolk protein was isolated from the digestive enzyme and the digestive resistance was detected. The possibility of food preservation is examined. In addition to the above, the author also discusses the influence of egg yolk on constipation. The results, egg yolk mass, and dry weight were intentionally increased. The first step is to promote defecation. The content of short-chain fatty acids in caecum increased intentionally compared with that in group A. Colorectal bacteria produce short-chain fatty acids that are beneficial to organisms. Short chain fatty acids, coliform bacteria, intestinal useful bacteria, intestinal environmental indicators The intestinal environment is improved. Intestinal harmful bacteria produce spoilage products, bacterial toxins, development substances, harmful substances, causes of living habits and diseases, and the possibility of criticism, food nutrition, sugar, food, functional foods, composition of intestinal diseases, improvement of intestinal environment, prevention of living habits and diseases. The use of functional foods is a matter of quality.