炎症性骨吸収におけるToll-like receptorの生理的機能の解明
炎症性骨吸収におけるToll-like receptorの生理的機能の解明
批准号:
16791132
负责人:
高見 正道
金额:
$2.24万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2004
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2004 至 2005
中文摘要
歯周病やリウマチの罹患部では炎症にともなって破骨細胞形成が誘導され、壊滅的な骨や軟骨の破壊がおこる。これにはToll-like receptor(TLR)とよばれる菌体やウイルスの構成成分を認識する受容体群が関与していることを我々は報告してきた。今回の研究期間における我々の研究実績として、(1)菌体がTLRを介して破骨細胞の分化を誘導し、実際に軟骨基質を分解することをin vitroの実験系において世界で初めて証明した(in press)、(2)TLRの細胞内シグナル伝達経路の下流に存在するTRAF6という因子は破骨細胞分化において必ずしも必須ではない(出版済)、(3)破骨細胞分化の過程においてTLRの生理的機能は大きく変化する(投稿中)、(4)破骨細胞と前駆細胞を共有する樹状細胞は種々のTLRを高いレベルで発現しており、in vivoにおける炎症性骨破壊に破骨細胞と協調して重要な役割を担っている(投稿準備中)、という新しい知見がある。また、これに関して(5)TLRによる破骨細胞の分化誘導に関与する可能性が高い細胞内シグナル伝達分子であるERKやp38 MAP kinaseをPhosphodiesterase阻害剤がcAMPを介して活性化することを発見した(出版済)、(6)我々は以前、TLRが破骨細胞の活性化を直接的に誘導することを報告したが、リベロマイシンと呼ばれる天然低分子化合物はこのような活性化した破骨細胞に選択的に作用し、アポトーシスを誘導することをin vivoおよびin vitroの実験系を用いて示した(投稿中)。以上の研究成果はTLRが炎症性骨破壊において破骨細胞や樹状細胞を介しながら細胞、分子、生体レベルで極めて重要な役割を担うことを示唆し、将来歯周病やリウマチなどにおける骨・軟骨破壊の治療法の開発に役立つと期待される。
英文摘要
歯周病やリウマチの罹患部では炎症にともなって破骨細胞形成が誘導され、壊滅的な骨や軟骨の破壊がおこる。これにはToll-like receptor(TLR)とよばれる菌体やウイルスの構成成分を認識する受容体群が関与していることを我々は報告してきた。今回の研究期間における我々の研究実績として、(1)菌体がTLRを介して破骨細胞の分化を誘導し、実際に軟骨基質を分解することをin vitroの実験系において世界で初めて証明した(in press)、(2)TLRの細胞内シグナル伝達経路の下流に存在するTRAF6という因子は破骨細胞分化において必ずしも必須ではない(出版済)、(3)破骨細胞分化の過程においてTLRの生理的機能は大きく変化する(投稿中)、(4)破骨細胞と前駆細胞を共有する樹状細胞は種々のTLRを高いレベルで発現しており、in vivoにおける炎症性骨破壊に破骨細胞と協調して重要な役割を担っている(投稿準備中)、という新しい知見がある。また、これに関して(5)TLRによる破骨細胞の分化誘導に関与する可能性が高い細胞内シグナル伝達分子であるERKやp38 MAP kinaseをPhosphodiesterase阻害剤がcAMPを介して活性化することを発見した(出版済)、(6)我々は以前、TLRが破骨細胞の活性化を直接的に誘導することを報告したが、リベロマイシンと呼ばれる天然低分子化合物はこのような活性化した破骨細胞に選択的に作用し、アポトーシスを誘導することをin vivoおよびin vitroの実験系を用いて示した(投稿中)。以上の研究成果はTLRが炎症性骨破壊において破骨細胞や樹状細胞を介しながら細胞、分子、生体レベルで極めて重要な役割を担うことを示唆し、将来歯周病やリウマチなどにおける骨・軟骨破壊の治療法の開発に役立つと期待される。
期刊论文(6)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
登录
查看更多内容
DOI:
10.1016/j.febslet.2004.12.066
发表时间:
2005-01
期刊:
FEBS Letters
影响因子:
3.5
作者:
[M. Takami;E. S. Cho;Soo Young Lee;R. Kamijo;M. Yim]
通讯作者:
M. Takami;E. S. Cho;Soo Young Lee;R. Kamijo;M. Yim
DOI:
10.1016/j.bbrc.2004.10.024
发表时间:
2004-12-03
期刊:
BIOCHEMICAL AND BIOPHYSICAL RESEARCH COMMUNICATIONS
影响因子:
3.1
作者:
[Iwamoto, K, Miyamoto, T, Suda, T]
通讯作者:
Suda, T
Interleukin-1β induces death in chondrocyte-like ATDC5 cells throughmitochondrial dysfunction and energy depletion in a reactive nitrogen and oxygen species-dependent manner.
Interleukin-1β 通过线粒体功能障碍和能量消耗以活性氮和氧物种依赖性方式诱导软骨细胞样 ATDC5 细胞死亡。
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
Biochemical Journal 89・2
影响因子:
--
作者:
[Tamai, R., Asai, Y., Ogawa, T., Toyonobu Maeda, Noboru Horiuchi, Ayako Matsunuma, Masamichi Takami, Nacksung Kim, Rika Yasuhara]
通讯作者:
Rika Yasuhara
破骨細胞と樹状細胞の分化
破骨细胞和树突状细胞分化
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
THE BONE 19・6
影响因子:
--
作者:
[Tamai, R., Asai, Y., Ogawa, T., Toyonobu Maeda, Noboru Horiuchi, Ayako Matsunuma, Masamichi Takami, Nacksung Kim, Rika Yasuhara, 高見 正道]
通讯作者:
高見 正道
骨吸収における細胞内及び細胞外カルシウムの生理的機能の解析
-
批准号:12671814
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
-
资助金额:$2.05万
-
财政年份:2000
-
负责人:高見 正道
-
依托单位:
国内基金
海外基金
Lipopolysaccharide 调节 Toll-like receptor 4 介导促进心肌样细胞存活时间的实验研究
-
批准号:30872544
-
项目类别:面上项目
-
资助金额:27.0万元
-
批准年份:2008
-
负责人:陈亦江
-
依托单位:
Toll-like receptor及其胞内主要信号分子的下调与疟原虫成份诱导DC耐受的研究
-
批准号:30771877
-
项目类别:面上项目
-
资助金额:35.0万元
-
批准年份:2007
-
负责人:徐文岳
-
依托单位: