分子生物学的観点から見た放散虫の系統分類と共生戦略
分子生物学的観点から見た放散虫の系統分類と共生戦略
批准号:
05J03353
负责人:
湯浅 智子
金额:
$1.15万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2005
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2005 至 2006
中文摘要
Polycystinea綱,Phaeodarea綱,そして放散虫に共生する藻類の18S rDNAの塩基配列解析を行い,以下の結果を得た.・Polycystinea綱に共生する藻類の多様性これまで放散虫の共生藻は,超薄切片観察(Anderson,1983など)と分子解析(Gastand Caron 2001など)により渦鞭毛藻およびプラシノ藻が確認されていた.今回,Polycystinea綱に共生している藻類の18S rDNAの塩基配列解析を行った結果,ハプト藻とプラシノ藻が共生体として含まれていることを確認した.これにより,渦鞭毛藻,プラシノ藻の他に,今回初めてハプト藻が共生していることが明らかになった.ノルウェーに生息する放散虫の共生藻を分子解析した結果,珪藻類が共生していることが示されたが,餌の可能性もあると考える.今後,超薄切片観察も同時に行う予定である.共生藻に関してはさらに,採集時期が異なってもSpongaster tetraはプラシノ藻が共生していることが明らかになった.これまで,Polycystinea綱において共生藻類の選択が種特異的なものなのか,それとも柔軟性があるものなのか明らかにされていなかったが,本研究の結果,種特異的である可能性が高いことが示唆された.・放散虫の系統関係Polycystinea綱はAcantharea綱,そしてPhaeodarea綱に関しては,Polycystinea綱とAcantharea綱が単系統になり,Phaeodarea綱はこれら2綱とは近縁ではなく,Cercozoaに属するものと単系統を形成し,これまで用いられていた分類を支持しないという昨年の報告と同様の結果となった。
英文摘要
Polycystinea綱,Phaeodarea綱,そして放散虫に共生する藻類の18S rDNAの塩基配列解析を行い,以下の結果を得た.・Polycystinea綱に共生する藻類の多様性これまで放散虫の共生藻は,超薄切片観察(Anderson,1983など)と分子解析(Gastand Caron 2001など)により渦鞭毛藻およびプラシノ藻が確認されていた.今回,Polycystinea綱に共生している藻類の18S rDNAの塩基配列解析を行った結果,ハプト藻とプラシノ藻が共生体として含まれていることを確認した.これにより,渦鞭毛藻,プラシノ藻の他に,今回初めてハプト藻が共生していることが明らかになった.ノルウェーに生息する放散虫の共生藻を分子解析した結果,珪藻類が共生していることが示されたが,餌の可能性もあると考える.今後,超薄切片観察も同時に行う予定である.共生藻に関してはさらに,採集時期が異なってもSpongaster tetraはプラシノ藻が共生していることが明らかになった.これまで,Polycystinea綱において共生藻類の選択が種特異的なものなのか,それとも柔軟性があるものなのか明らかにされていなかったが,本研究の結果,種特異的である可能性が高いことが示唆された.・放散虫の系統関係Polycystinea綱はAcantharea綱,そしてPhaeodarea綱に関しては,Polycystinea綱とAcantharea綱が単系統になり,Phaeodarea綱はこれら2綱とは近縁ではなく,Cercozoaに属するものと単系統を形成し,これまで用いられていた分類を支持しないという昨年の報告と同様の結果となった。
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DOI:
10.1016/j.marmicro.2006.01.003
发表时间:
2006-04
期刊:
Marine Micropaleontology
影响因子:
1.9
作者:
[Tomoko Yuasa;O. Takahashi;J. K. Dolven;S. Mayama;A. Matsuoka;D. Honda;K. Bjørklund]
通讯作者:
Tomoko Yuasa;O. Takahashi;J. K. Dolven;S. Mayama;A. Matsuoka;D. Honda;K. Bjørklund
ピストンコアサンプルを用いた大洋底堆積物の授業実践-海底と大洋底の堆積物の比較-
使用活塞芯样本进行海底沉积物的实践课程 - 海底和海底沉积物的比较 -
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
地学教育 60(1)
影响因子:
--
作者:
[H.Kamano, M.Morishita, M.Arima, Kanzaki Yuki, J.K.Dolven et al., Kanzaki Yuki, 高橋 修 他]
通讯作者:
高橋 修 他
Phylogenetic analysis of the polycystine Radiolaria based on the 18S rDNA sequences of the Spumellarida and the Nassellarida.
基于 Spumellarida 和 Nassellarida 的 18S rDNA 序列对多胱氨酸放射虫进行系统发育分析。
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
European Journal of Protistology 41-1
影响因子:
--
作者:
[Yuasa, T. et al.]
通讯作者:
T. et al.
Molecular diversity of alveolates associated with nertic north atlantic radiolarians.
与北大西洋放射虫相关的肺泡的分子多样性。
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
Osamu Takahashi, Shigeki Mayama, Protist 158
影响因子:
--
作者:
[J.K. Dolven, Charlotte Lindqvist, Victoe A. Albert, Kjell. R. Bjorklund, Tomoko Yuasa]
通讯作者:
Tomoko Yuasa
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地衣共生藻光系统复合物结构生物学研究
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