血管内皮細胞膜カベオラマイクロドメインによる活性酸素シグナル調節機構の解析
血管内皮細胞膜カベオラマイクロドメインによる活性酸素シグナル調節機構の解析
批准号:
17790151
负责人:
五十嵐 淳介
金额:
$2.24万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2005
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2005 至 2006
中文摘要
血小板由来スフィンゴ脂質スフィンゴシン1リン酸(SIP)は血管内皮細胞においてG蛋白結合型受容体であるSIPI受容体を介して内皮型NO合成酵素(eNOS)やMAPキナーゼERK1/2を活性化する。一方、過酸化水素をはじめとした活性酸素分子種(ROS)は循環器系細胞の病態因子として注目されている。申請者は培養ウシ大動脈由来血管内皮細胞(BAEC)を用いてROSとSIPのシグナル伝達系にカベオラ/caveolin-1が関与するか検討した。BAECを低濃度の過酸化水素で刺激すると(200microM、三十分)、SIP_1受容体蛋白質の発現量が極めて急性に増加する(ウエスタンブロット法、約三十倍)。過酸化水素で前刺激されSIP_1受容体蛋白質を多く発現したBAECは、SIP刺激に対して反応性の亢進を示した(eNOS及びERK1/2のリン酸化/活性化の程度をホスホウエスタン法で検討)。Subcellular fractionation法を用いて、SIP_1受容体サブタイプが細胞膜力ベオラマイクロドメインに局在することを見いだした。さらに、免疫沈降法を用いてカベオラ構成蛋白質であるcaveolin-1とSIP_1受容体複合体を形成することを定めた。しかしながら、活性酸素分子種はSIP_1受容体の細胞内局在に有意な変化を与えなかった。c-Srcチロシンキナーゼはカベオラに局在することが知られているが、同キナーゼの特異的な阻害剤PP2は過酸化水素によるSIP_1受容体の誘導とSIP反応の亢進を阻害した。以上より、血管内皮細胞においてc-Srcキナーゼの制御下に、カベオラミクロドメインを場とするSIPとROSシグナルのクロストーク機構が存在することが世界で初めて明らかとなった。
英文摘要
血小板由来スフィンゴ脂質スフィンゴシン1リン酸(SIP)は血管内皮細胞においてG蛋白結合型受容体であるSIPI受容体を介して内皮型NO合成酵素(eNOS)やMAPキナーゼERK1/2を活性化する。一方、過酸化水素をはじめとした活性酸素分子種(ROS)は循環器系細胞の病態因子として注目されている。申請者は培養ウシ大動脈由来血管内皮細胞(BAEC)を用いてROSとSIPのシグナル伝達系にカベオラ/caveolin-1が関与するか検討した。BAECを低濃度の過酸化水素で刺激すると(200microM、三十分)、SIP_1受容体蛋白質の発現量が極めて急性に増加する(ウエスタンブロット法、約三十倍)。過酸化水素で前刺激されSIP_1受容体蛋白質を多く発現したBAECは、SIP刺激に対して反応性の亢進を示した(eNOS及びERK1/2のリン酸化/活性化の程度をホスホウエスタン法で検討)。Subcellular fractionation法を用いて、SIP_1受容体サブタイプが細胞膜力ベオラマイクロドメインに局在することを見いだした。さらに、免疫沈降法を用いてカベオラ構成蛋白質であるcaveolin-1とSIP_1受容体複合体を形成することを定めた。しかしながら、活性酸素分子種はSIP_1受容体の細胞内局在に有意な変化を与えなかった。c-Srcチロシンキナーゼはカベオラに局在することが知られているが、同キナーゼの特異的な阻害剤PP2は過酸化水素によるSIP_1受容体の誘導とSIP反応の亢進を阻害した。以上より、血管内皮細胞においてc-Srcキナーゼの制御下に、カベオラミクロドメインを場とするSIPとROSシグナルのクロストーク機構が存在することが世界で初めて明らかとなった。
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DOI:
10.1152/ajpcell.00117.2006
发表时间:
2007-02-01
期刊:
AMERICAN JOURNAL OF PHYSIOLOGY-CELL PHYSIOLOGY
影响因子:
5.5
作者:
[Igarashi, Junsuke, Miyoshi, Megumi, Kosaka, Hiroaki]
通讯作者:
Kosaka, Hiroaki
eNOS regulation by sphingosine 1-phosphate and caveolin. Advances in Molecular and Cell Biology, vol.36 : 125-140 (Edited by : E.Edward Bittar, Philippe G.Frank, and Michael P.Lisanti) ISBN : 0-44-451500-3.
eNOS 通过 1-磷酸鞘氨醇和小窝蛋白进行调节。
DOI:
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发表时间:
2005
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Igarashi, J]
通讯作者:
J
Statins induce S1P_1 receptors and enhance endothelial nitric oxide production in response to high density lipoproteins.
他汀类药物可诱导 S1P_1 受体并增强内皮细胞对高密度脂蛋白的反应而产生一氧化氮。
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
Br J Pharmacol 150(4)
影响因子:
--
作者:
[Igarashi J, Miyoshi M, Hashimoto T, Kubota Y, Kosaka H.]
通讯作者:
Kosaka H.
Statins and induction of S1P1 receptors : implications for enhanced endothelial responses for HDL (high density lipoproteins)
他汀类药物和 S1P1 受体的诱导:对 HDL(高密度脂蛋白)内皮反应增强的影响
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
Circulation 112(17)
影响因子:
--
作者:
[Igarashi, J]
通讯作者:
J
脂質成長因子受容体EDG-1の血管内皮における発現調節機構の解析
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批准号:15790119
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$2.05万
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财政年份:2003
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负责人:五十嵐 淳介
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依托单位:
海外基金