付加,構造侵食,および高圧変成岩上昇をもたらす,沈み込み帯での固体物質循環
付加,構造侵食,および高圧変成岩上昇をもたらす,沈み込み帯での固体物質循環
批准号:
17740329
负责人:
植田 勇人
金额:
$2.24万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2005
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2005 至 2007
中文摘要
1.神居古潭帯新冠地域に分布する付加体について野外調査を実施し,岩石薄片の観察,放散虫化石抽出,および変形構造の解析から,層序や変形履歴を解析した.その結果,当該地域の付加体は,(1)前期白亜紀中頃に海洋プレートの左斜め沈み込みに伴い表層部で剥ぎ取り付加によって形成され,(2)形成後約2000万年かかって沈み込み帯深部約15kmまで搬入されて低温高圧変成作用を受けたことが明らかになった.これらの過程は,浅部物質がプレート沈み込みによって深部に引き込まれる構造侵食を示すと考えられる.2.前弧海盆の層序と放散虫化石年代の検討を行った.上記の構造侵食や高圧変成岩の上昇イベントと同時期に,神居古潭帯のみならずより海溝寄りの地域にも不整合が形成されたことが明らかになった.不整合直上に海底土石流〜地すべり堆積物が普遍的に産することや,変成岩上昇域で浅く海溝寄りで深い堆積相を示すことから,当時の前弧海盆が一時的に海側に急傾斜化した様子が復元された.3.上記の成果を統合し,高圧変成岩上昇時における前弧域での固体物質循環モデルを構築した.すなわち,構造侵食による内弧側への物質移動,沈み込み帯深部から浅部への上向き物質移動,および表層の急傾斜化と斜面崩壊による海溝側への物質移動からなる,コーナー流が復元される.当時沈み込んだ海洋プレートは堆積物に乏しく海山等の起伏に富んでいたことから,このコーナー流は,プレート上面の摩擦が増大したために生じた誘導流と考えられる.以上の成果については,一部は論文や学会発表で公表したほか,学会巡検を開催し多くの研究者の意見や教示を受け,現在も論文を執筆中である.
英文摘要
1.神居古潭帯新冠地域に分布する付加体について野外調査を実施し,岩石薄片の観察,放散虫化石抽出,および変形構造の解析から,層序や変形履歴を解析した.その結果,当該地域の付加体は,(1)前期白亜紀中頃に海洋プレートの左斜め沈み込みに伴い表層部で剥ぎ取り付加によって形成され,(2)形成後約2000万年かかって沈み込み帯深部約15kmまで搬入されて低温高圧変成作用を受けたことが明らかになった.これらの過程は,浅部物質がプレート沈み込みによって深部に引き込まれる構造侵食を示すと考えられる.2.前弧海盆の層序と放散虫化石年代の検討を行った.上記の構造侵食や高圧変成岩の上昇イベントと同時期に,神居古潭帯のみならずより海溝寄りの地域にも不整合が形成されたことが明らかになった.不整合直上に海底土石流〜地すべり堆積物が普遍的に産することや,変成岩上昇域で浅く海溝寄りで深い堆積相を示すことから,当時の前弧海盆が一時的に海側に急傾斜化した様子が復元された.3.上記の成果を統合し,高圧変成岩上昇時における前弧域での固体物質循環モデルを構築した.すなわち,構造侵食による内弧側への物質移動,沈み込み帯深部から浅部への上向き物質移動,および表層の急傾斜化と斜面崩壊による海溝側への物質移動からなる,コーナー流が復元される.当時沈み込んだ海洋プレートは堆積物に乏しく海山等の起伏に富んでいたことから,このコーナー流は,プレート上面の摩擦が増大したために生じた誘導流と考えられる.以上の成果については,一部は論文や学会発表で公表したほか,学会巡検を開催し多くの研究者の意見や教示を受け,現在も論文を執筆中である.
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日本地方地質誌「北海道地方」
日本区域地质“北海道地区”
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Oyama, S., T.T.Tsuda, T.Sakanoi, Y.Obuchi, K.Asamura, M.Hirahara, A.Yamazaki, Y.Kasaba, R.Fujii, S.Nozawa, B.J.Watkins, 遅沢壮一・渡邊康志, 日本地質学会編, 日本地質学会編(日高変成帯について志村俊昭が分担執筆)]
通讯作者:
日本地質学会編(日高変成帯について志村俊昭が分担執筆)
伊豆小笠原弧大町海山のエクロジャイト相変成岩-海洋性島弧黎明期(?)の深部岩石上昇一
伊豆-小笠原弧大町海山的榴辉岩相变质岩 - 大洋岛弧黎明时的深部岩石上升(?)
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
月刊地球 号外52号
影响因子:
--
作者:
[Uehara, M., Nakamura, N., 東北大学自然科学総合実験テキスト編集委員会 編, 植田勇人, 植田勇人, 植田勇人, 植田勇人]
通讯作者:
植田勇人
日高衝突帯前縁部における白亜紀付加体の地質構造
日高碰撞带前缘白垩纪增生杂岩的地质结构
DOI:
--
发表时间:
2006
期刊:
地質学雑誌 112・11
影响因子:
--
作者:
[Uehara, M., Nakamura, N., 東北大学自然科学総合実験テキスト編集委員会 編, 植田勇人, 植田勇人]
通讯作者:
植田勇人
蝦夷前弧海盆(北海道)東縁における白亜紀中期の非整合:神居古潭変成岩上昇時の表層変動
虾夷前弧盆地(北海道)东缘的白垩纪中期不整合面:Kamuikotan 变质岩隆升过程中的地表变形
DOI:
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发表时间:
2007
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Uehara, M., Nakamura, N., 東北大学自然科学総合実験テキスト編集委員会 編, 植田勇人, 植田勇人, 植田勇人, 植田勇人, 植田勇人, 植田勇人, 植田勇人, 植田勇人・川村信人]
通讯作者:
植田勇人・川村信人
DOI:
10.1111/j.1440-1738.2005.00486.x
发表时间:
2005-12
期刊:
Island Arc
影响因子:
1.5
作者:
[H. Ueda;S. Miyashita]
通讯作者:
H. Ueda;S. Miyashita
共 11 条
海洋地殻玄武岩の付加様式の多様性と高圧変成緑色岩の上昇テクトニクス
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批准号:02J03900
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$2.3万
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财政年份:2002
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负责人:植田 勇人
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依托单位:
てんかん性病態の海馬レドックスとアミノ酸遊離動態に基づく興奮系賦活化理論の構築
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批准号:14770508
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$1.73万
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财政年份:2002
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负责人:植田 勇人
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依托单位:
海馬におけるグルタミン酸輸送蛋白と同蛋白機能修飾因子としての酸化還元状態の解析
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批准号:12770537
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$1.34万
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财政年份:2000
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负责人:植田 勇人
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依托单位:
アミノ酸トランスポーター発現解析を利用した抗癲癇剤の分子生物学的評価方法の開発
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批准号:10770490
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$1.34万
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财政年份:1998
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负责人:植田 勇人
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依托单位:
てんかんモデルにおける海馬内グルタミン酸トランスポーターmRNAの発現解析
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批准号:08770777
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.7万
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财政年份:1996
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负责人:植田 勇人
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依托单位:
海外基金