p53誘導性ホスファターゼPPM1Dの機能解析用分子ツールとしての阻害剤開発
p53誘導性ホスファターゼPPM1Dの機能解析用分子ツールとしての阻害剤開発
批准号:
17750148
负责人:
中馬 吉郎
金额:
$2.3万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2005
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2005 至 2007
中文摘要
1.PPM1D結合ペプチドの合成とPPMID阻害活性測定ペプチドファージライブラリーからPM1D内部に存在するPro loop類似配列がスクリーニングされたことから、今回ペプチドP loop(21-49)をFmoc固相法により化学合成し、PPM1Dに対する阻害効果をin vitroで解析した。その結果、コントロールペプチドであるMT5ペプチドではPPM1Dペプチドはまったく阻害されないにもかかわらず、P loop(21-49)は濃度依存的にPPM1Dの活性を阻害し、IC50値594・Mを示した。今回、PPM1D内部に存在するP loopのペプチドが阻害することは、PPM1D自身による活性制御が示唆され、PPM1D阻害剤としての有用性に加え、PPM1Dの酵素活性発現メカニズムとして興味深い知見が得られた。2.PPM1D基質を母体としたPPM1D阻害剤の開発これまで申請者はPPM1D基質として知られている15位リン酸化p53リン酸化ペプチド(WT)の複数のアナログを用いた速度論敵解析により、PPM1D基質における酸性残基の重要性を明らかにしている。そこで、今回基質ペプチドのリン酸化セリン残基を非水解性のリン酸化セリンミミック体であるAP4に置換したペプチドアナログを作製し、PPM1Dに対する阻害活性試験を実施した。基質として最も高い親和性を示した3Eペプチドを母体としたAP4-3Eペプチドを合成しHPLC精製したところ、ジアステレオマーと考えられる2種類のペプチドが得られ、それぞれサブ・Mオーダーの高い阻害活性を示した。さらに我々は各AP4-3Eペプチドの阻害様式を解析したところ、AP4-3EペプチドがPPM1Dに対して不拮抗型阻害剤として機能しており、これまで報告されていない新規なPPM1D阻害剤であることが明らかとなった。さらに、PPM1Dのモデリング解析により、PPM1Dの活性中心近傍には正電荷に富んだ領域が複数存在しており、AP4-3Eペプチドの結合領域となることが示唆された。今回得られた基質と競合しないユニークな阻害ペプチドAP4-3EはPPM1Dを標的とした新規抗がん剤のリード化合物としてのみならず、PPM1Dの生体内における機能解明への応用が期待される。
英文摘要
1.PPM1D結合ペプチドの合成とPPMID阻害活性測定ペプチドファージライブラリーからPM1D内部に存在するPro loop類似配列がスクリーニングされたことから、今回ペプチドP loop(21-49)をFmoc固相法により化学合成し、PPM1Dに対する阻害効果をin vitroで解析した。その結果、コントロールペプチドであるMT5ペプチドではPPM1Dペプチドはまったく阻害されないにもかかわらず、P loop(21-49)は濃度依存的にPPM1Dの活性を阻害し、IC50値594・Mを示した。今回、PPM1D内部に存在するP loopのペプチドが阻害することは、PPM1D自身による活性制御が示唆され、PPM1D阻害剤としての有用性に加え、PPM1Dの酵素活性発現メカニズムとして興味深い知見が得られた。2.PPM1D基質を母体としたPPM1D阻害剤の開発これまで申請者はPPM1D基質として知られている15位リン酸化p53リン酸化ペプチド(WT)の複数のアナログを用いた速度論敵解析により、PPM1D基質における酸性残基の重要性を明らかにしている。そこで、今回基質ペプチドのリン酸化セリン残基を非水解性のリン酸化セリンミミック体であるAP4に置換したペプチドアナログを作製し、PPM1Dに対する阻害活性試験を実施した。基質として最も高い親和性を示した3Eペプチドを母体としたAP4-3Eペプチドを合成しHPLC精製したところ、ジアステレオマーと考えられる2種類のペプチドが得られ、それぞれサブ・Mオーダーの高い阻害活性を示した。さらに我々は各AP4-3Eペプチドの阻害様式を解析したところ、AP4-3EペプチドがPPM1Dに対して不拮抗型阻害剤として機能しており、これまで報告されていない新規なPPM1D阻害剤であることが明らかとなった。さらに、PPM1Dのモデリング解析により、PPM1Dの活性中心近傍には正電荷に富んだ領域が複数存在しており、AP4-3Eペプチドの結合領域となることが示唆された。今回得られた基質と競合しないユニークな阻害ペプチドAP4-3EはPPM1Dを標的とした新規抗がん剤のリード化合物としてのみならず、PPM1Dの生体内における機能解明への応用が期待される。
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Structural Photomodulation of Peptides with Azobenzoate Derivative in Peptide Backbone.
肽主链中偶氮苯甲酸酯衍生物对肽的结构光调制。
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
Peptide Sci 2007
影响因子:
--
作者:
[R. Kamada, K. Fukuda, H. Miyazaki, T.Nomura, Y. Chuman, T. Imagawa, K. Tanino and K. Sakaguchi]
通讯作者:
K. Tanino and K. Sakaguchi
Characterization and application of monoclonal antibody specific for Ser(P)-Gln phosphorylation motif
Ser(P)-Gln 磷酸化基序特异性单克隆抗体的表征及应用
DOI:
--
发表时间:
2006
期刊:
Peptide Science 2005
影响因子:
--
作者:
[Honda, T., et. al., Honda T., Asanomi Y., Nomura T., Iizuka K.]
通讯作者:
Iizuka K.
Different structural requirements for the constitutive and the agonist-induced activities of the beta 2-adrenergic receptor
β2-肾上腺素能受体的组成型和激动剂诱导活性的不同结构要求
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
J.Biol.Chem. 280
影响因子:
--
作者:
[Ambrosio, C]
通讯作者:
C
DOI:
10.2174/092986608785849236
发表时间:
2008-09-01
期刊:
PROTEIN AND PEPTIDE LETTERS
影响因子:
1.6
作者:
[Chuman, Yoshiro, Yagi, Hiroaki, Sakaguchi, Kazuyasu]
通讯作者:
Sakaguchi, Kazuyasu
Stability of oligomeric structure is the key factor for transcriptional activity in tumor suppressor protein p53
寡聚结构的稳定性是抑癌蛋白p53转录活性的关键因素
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Imagawa, T.]
通讯作者:
T.
共 29 条
AI技術を用いた膜透過性アプタマーの機能最適化と網羅的薬効評価法の確立
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批准号:23K24178
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$3.16万
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财政年份:2024
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负责人:中馬 吉郎
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依托单位:
Functional optimization and establishment of comprehensive evaluation of membrane-permeable aptamers for drug development using AI technology
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批准号:22H02917
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$11.23万
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财政年份:2022
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负责人:中馬 吉郎
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依托单位:
エンケファリン内蔵の変異オピオイド受容体による受容体分子機構の解明
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批准号:98J07505
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.73万
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财政年份:1998
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负责人:中馬 吉郎
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依托单位:
海外基金