新規なβ-ジケチミネート配位子を用いた金属酵素機能モデルの開発と応用
新規なβ-ジケチミネート配位子を用いた金属酵素機能モデルの開発と応用
批准号:
06J07326
负责人:
下川 千寿
金额:
$1.22万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2006
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2006 至 2007
中文摘要
本研究は、非ヘム遷移金属活性中心における分子状酸素の活性化機構の解明を目指したものである。昨年度は、各種置換基を導入した一連のβ-ジケチミネート配位子を用いて銅一価および銅二価錯体を合成し、導入した置換基が金属中心の構造や物性および過酸化水素との反応性に及ぼす効果について系統的に検討を行い、その結果、銅含有一原子酸素添加酵素であるpMMO(可溶性メタンモノオキシゲナーゼ)の反応機構の解明に対して重要な知見を与えてきた。そこで、本年度は過酸化水素の類縁体であるNa_2S_2との反応について系統的に検討を行った。その結果、二核銅二価ジスルフィド錯体の新たな調製法を見いだすとともに、炭素骨格上や窒素上導入した置換基によりその反応性が制御できることが明らかとなった。(M. Inosako, C. Shimokawa, et. al., Chem. Lett., 2007, 36, 1306-1307)また、β-ジケチミネート配位子の窒素上の芳香属置換基にフェノール基を導入した新規な四座配位子を合成し、それを用いてニッケル錯体を調製した。得られたニッケル錯体を用いてmCPBAを酸化剤としたアルカンの水酸化反応について検討した結果、水酸化反応が効率よく進行することを見いだした。得られた酸化活性種の構造や生成反応機構、および反応性などについても検討を行った。(宇佐・下川ら,日本化学会第88回春期年会)さらに、酵素系の反応へと発展させるため、軟体動物の酸素運搬蛋白質であるタコヘモシアニンの最小活性ユニットの単離生成に成功し、その反応性について詳細に検討を加えたところ、天然のヘモシアニンよりも高いモノオキシゲナーゼ活性を示す事が明らかとなった。(K. Suzuki, C. Shimokawa, et. al., Biochemistry, submitted)この結果は、Type-3銅タンパク質の反応機構の解明に対して重要な知見を与えた。
英文摘要
本研究は、非ヘム遷移金属活性中心における分子状酸素の活性化機構の解明を目指したものである。昨年度は、各種置換基を導入した一連のβ-ジケチミネート配位子を用いて銅一価および銅二価錯体を合成し、導入した置換基が金属中心の構造や物性および過酸化水素との反応性に及ぼす効果について系統的に検討を行い、その結果、銅含有一原子酸素添加酵素であるpMMO(可溶性メタンモノオキシゲナーゼ)の反応機構の解明に対して重要な知見を与えてきた。そこで、本年度は過酸化水素の類縁体であるNa_2S_2との反応について系統的に検討を行った。その結果、二核銅二価ジスルフィド錯体の新たな調製法を見いだすとともに、炭素骨格上や窒素上導入した置換基によりその反応性が制御できることが明らかとなった。(M. Inosako, C. Shimokawa, et. al., Chem. Lett., 2007, 36, 1306-1307)また、β-ジケチミネート配位子の窒素上の芳香属置換基にフェノール基を導入した新規な四座配位子を合成し、それを用いてニッケル錯体を調製した。得られたニッケル錯体を用いてmCPBAを酸化剤としたアルカンの水酸化反応について検討した結果、水酸化反応が効率よく進行することを見いだした。得られた酸化活性種の構造や生成反応機構、および反応性などについても検討を行った。(宇佐・下川ら,日本化学会第88回春期年会)さらに、酵素系の反応へと発展させるため、軟体動物の酸素運搬蛋白質であるタコヘモシアニンの最小活性ユニットの単離生成に成功し、その反応性について詳細に検討を加えたところ、天然のヘモシアニンよりも高いモノオキシゲナーゼ活性を示す事が明らかとなった。(K. Suzuki, C. Shimokawa, et. al., Biochemistry, submitted)この結果は、Type-3銅タンパク質の反応機構の解明に対して重要な知見を与えた。
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Substituent Structural characterization of copper(I) complexes supported by β-diketiminate ligands with different substitution patterns
不同取代模式的β-二酮亚胺配体支持的铜(I)配合物的取代基结构表征
DOI:
--
发表时间:
2006
期刊:
Bulletin of the Chemical Society of Japan 79
影响因子:
--
作者:
[Chizu Shimokawa, Yoshimitsu Tachi, Nagatoshi Nishiwaki, Masahiro Ariga, Shinobu Itoh]
通讯作者:
Shinobu Itoh
ニッケル(II)錯体を触媒とするアルカンの水酸化反応に及ぼす配位子の効果
配体对镍(II)配合物催化烷烃羟基化反应的影响
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
影响因子:
--
作者:
[宇佐大輔, 下川千寿, 長瀧敬行, 伊東忍]
通讯作者:
伊東忍
タコヘモシアニン活性ユニットgの酸素化反応機構
章鱼血蓝蛋白活性单元g的氧化反应机理
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
影响因子:
--
作者:
[鈴木 賢治, 下川千寿, 伊東忍]
通讯作者:
伊東忍
Monooxygenase Activity of Octopus Hemocyanin
章鱼血蓝蛋白的单加氧酶活性
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Chizu Shimokawa, Kenji Suzuki, Shigetoshi Aono, and Shinobu Itoh]
通讯作者:
and Shinobu Itoh
タコヘモシアニンの構造改変に基づくチロシナーゼアナログの開発
基于章鱼血蓝蛋白结构修饰的酪氨酸酶类似物的开发
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
影响因子:
--
作者:
[下川千寿, 青野重利, 伊東忍]
通讯作者:
伊東忍
共 13 条
ペプチドC末端アミド化酵素がIDH変異を伴う悪性腫瘍に及ぼす影響
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批准号:21K06849
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.0万
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财政年份:2021
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负责人:下川 千寿
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依托单位:
海外基金