エマニュエル・レヴィナスを中心とした戦後現象学における政治の問題

战后现象学中的政治问题以伊曼纽尔·列维纳斯为中心

• 批准号: 07J04703
• 负责人: 渡名喜 庸哲
• 金额: $ 1.15万
• 依托单位: The University of Tokyo
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for JSPS Fellows
• 财政年份: 2007
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2007 至 2008
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-07J04703/
• 关键词: エマニュエル・レヴィナス; フランス哲学; 戦後現象学; 政治思想

今年度は、前年度に引き続き、エマニュエル・レヴィナスを中心とした戦後現象学における政治の問題という研究課題のうち、主として1)その主著『全体性と無限』における「政治」の問題、2)レヴィナスの思想が形成される時代的背景との関連、3)同時期の思想家との比較研究というテーマで研究を実施した。1)については、『全体性と無限』に明らかに見られる政治批判を支えるロジックが、「作品」概念に対するレヴィナスの解釈から浮き彫りになると思われ、この点を示すとともに、その後のレヴィナスの思想において「作品」概念に全く異なった評価が与えられていく経緯について、その概念的変更がいかなるものであったのかを示した。この作業によって、レヴィナスの政治観の中期と後期との乖離について、明白な見通しを得ることができた。2)については、レヴィナスの時代的コンテキスト、中でも「アウシュヴィッツ」/「ショアー」をレヴィナスがどのように引き受けたのかを検討した。とくに本研究は、レヴィナス自身が「ショアー」から学ぶべき点の最も重要な点として「内面的生」の復権を掲げていることに注目した。この語に注目してレヴィナスのテキストを時代ごとに検討していくと、レヴィナス自身の態度には注目すべき変遷が見られる。本研究はこの変遷を丹念に追うことで、いかにしてレヴィナスにおいて「内面的生」の問題が重要であったのか、またそれはどのようなかたちで「ショアー」への応答となっていたのかを示した。3)については、中でもレヴィナスと同年に生まれた思想家ハンナ・アレントに注目した。一見した差異にもかかわらず、両者の思想において多くの点で興味深い符号が見られると思われた。本研究は中でも、両者の主著、『全体性と無限』ならびに『人間巨条件』がともに着目している「はじまり」の概念に注目し、この概念を起点に両者の差異と近さを検討した。

今年，与上一年一样，我们对战后现象学中的政治问题进行了研究，以伊曼纽尔·列维纳斯（Emmanuel Levinas）为中心，主要介绍1）主题1）“政治”的主要工作中的“政治”问题，“整体性和无限”，“ 2）与历史背景的关系，与历史背景的关系形成了相同的相同研究，以及与3）相同的研究。关于1），从列维纳斯对“工作”概念的解释中，支持“整体和无限”中明确表明的政治批评的逻辑似乎得到了强调，并且也证明了这一点，以及如何对列维纳斯后来的“工作”概念的概念变化。这项工作提供了关于列维纳斯对中期和后期政治观点之间的差异的清晰观点。关于2），我们研究了列维纳斯的定期背景，除其他外，列维纳斯如何接受奥斯威辛集中营/岸。特别是，这项研究的重点是列维纳斯本人是从海岸学习的最重要点，以及“内在生活”的恢复。当列维纳斯的文本按期间逐期检查时，我们可以看到列维纳斯自己的态度明显变化。通过仔细遵循这一变化，这项研究表明了“内心生活”问题在列维纳斯（Levinas）以及对“海岸”的反应是如何重要的。关于3），我们专注于思想家汉娜·阿伦特（Hannah Arendt），他与列维纳斯（Levinas）同年出生。尽管存在明显的差异，但在许多方面，这两个想法似乎都有有趣的迹象。这项研究的重点是“开始”的概念，即他们的主要作品，“整体性和无穷大”和“伟大的人类状况”，并从这个概念开始研究两者之间的差异和亲密关系。

项目成果

エマニュエル・レヴィナスにおける「作品」概念の多義性の基底

伊曼纽尔·列维纳斯“工作”概念模糊性的基础

• 发表时间: 2007
• 作者: Yotetsu TONAKI;渡名喜庸哲;渡名喜 庸哲;渡名喜 庸哲;板井啓明;渡名喜庸哲;板井啓明;渡名喜 庸哲
• 通讯作者: 渡名喜 庸哲

レヴィナスにおける「内面性」-「神の不在」における倫理の可能性

列维纳斯的“内在性”——“上帝缺席”中伦理学的可能性

• 发表时间: 2008
• 作者: Yotetsu TONAKI;渡名喜庸哲;渡名喜 庸哲;渡名喜 庸哲;板井啓明;渡名喜庸哲
• 通讯作者: 渡名喜庸哲

Question de l'oeuvre chez Emmanuel Levinas

伊曼纽尔·列维纳斯的作品问题

• 发表时间: 2008
• 期刊: 『フランス哲学・思想研究』(日仏哲学会) 第13号
• 作者: Yotetsu TONAKI;渡名喜庸哲
• 通讯作者: 渡名喜庸哲

Comment《restituer a la vie interieure un nouveau privilege》? L'enjeu de l'int eriorite dans l'ethique levinassienne face a la Shoah

评论《恢复新特权的内部生活》？

• 发表时间: 2009
• 期刊: Cause commune, 掲載確定 No. 5
• 作者: Yotetsu TONAKI

Question de lceuvre chez Emmanuel Levinas

伊曼纽尔·列维纳斯 (Emmanuel Levinas) 的作品问题

• 发表时间: 2008
• 期刊: フランス哲学・思想研究(日仏哲学会) 13(掲載確定)
• 作者: Yotetsu TONAKI;渡名喜庸哲;渡名喜 庸哲
• 通讯作者: 渡名喜 庸哲