小胞体ストレス応答を介した炎症刺激不応性(アナジー)獲得のメカニズムの解明
小胞体ストレス応答を介した炎症刺激不応性(アナジー)獲得のメカニズムの解明
批准号:
07J06469
负责人:
早川 国宏
金额:
$1.15万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2007
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2007 至 2008
中文摘要
昨年度、小胞体ストレスの誘導により種々の炎症刺激に対するアナジーが惹起されるかを検討し、その結果、小胞体ストレスを惹起したメサンギウム細胞では炎症性サイトカイン刺激によるNF-κBの活性化が著明に抑制されることを明らかにした。しかし、その詳細なメカニズムは不明なままだった。そこで、本年度は、細胞系を用いたin vitroにおけるアナジーの惹起の詳細なメカニズムの解明を第一の目標とした。昨年度のプレルミナリーな実験結果でA20、C/EBPが小胞体ストレスにより動態の変化することを見出し、これらに焦点を当て検討を行った。A20を強制発現させた細胞では、炎症性サイトカインによるNF-・Bの活性化が抑制されること、A20の発現を抑制した細胞ではアナジーが部分的に緩和されることを明らかにした。また、C/EBPファミリー、特にC/EBPβは、小胞体ストレスにより強い誘導があり、これを強制発現させた細胞では、サイトカインによるNF-κBの活性化が抑制されること、C/EBPβの発現を抑制した細胞ではアナジーが部分的に緩和されることを明らかにした。次に、小胞体ストレスによるアナジーの惹起は他の細胞種において、具体的には糸球体上皮細胞、腎尿細管細胞、肝細胞を用い、アナジーの惹起を検討した結果、これらすべての細胞種で小胞体ストレスによりアナジーが惹起され、後続するサイトカイン刺激による応答が抑制された。以上の結果から、糸球体細胞におけるアナジーの惹起には、小胞体ストレスによるA20、C/EBPβの誘導が重要な役割を果たしている可能性が示唆された。これまで、小胞体ストレスはNF-κBの活性化に寄与するものと考えられてきたが、本研究はその逆もありうること、即ち、あらかじめ惹起された小胞体ストレスは後続の炎症性刺激によるNF-κBの活性化を顕著に抑制し炎症の沈静化に寄与する可能性が示唆された。
英文摘要
昨年度、小胞体ストレスの誘導により種々の炎症刺激に対するアナジーが惹起されるかを検討し、その結果、小胞体ストレスを惹起したメサンギウム細胞では炎症性サイトカイン刺激によるNF-κBの活性化が著明に抑制されることを明らかにした。しかし、その詳細なメカニズムは不明なままだった。そこで、本年度は、細胞系を用いたin vitroにおけるアナジーの惹起の詳細なメカニズムの解明を第一の目標とした。昨年度のプレルミナリーな実験結果でA20、C/EBPが小胞体ストレスにより動態の変化することを見出し、これらに焦点を当て検討を行った。A20を強制発現させた細胞では、炎症性サイトカインによるNF-・Bの活性化が抑制されること、A20の発現を抑制した細胞ではアナジーが部分的に緩和されることを明らかにした。また、C/EBPファミリー、特にC/EBPβは、小胞体ストレスにより強い誘導があり、これを強制発現させた細胞では、サイトカインによるNF-κBの活性化が抑制されること、C/EBPβの発現を抑制した細胞ではアナジーが部分的に緩和されることを明らかにした。次に、小胞体ストレスによるアナジーの惹起は他の細胞種において、具体的には糸球体上皮細胞、腎尿細管細胞、肝細胞を用い、アナジーの惹起を検討した結果、これらすべての細胞種で小胞体ストレスによりアナジーが惹起され、後続するサイトカイン刺激による応答が抑制された。以上の結果から、糸球体細胞におけるアナジーの惹起には、小胞体ストレスによるA20、C/EBPβの誘導が重要な役割を果たしている可能性が示唆された。これまで、小胞体ストレスはNF-κBの活性化に寄与するものと考えられてきたが、本研究はその逆もありうること、即ち、あらかじめ惹起された小胞体ストレスは後続の炎症性刺激によるNF-κBの活性化を顕著に抑制し炎症の沈静化に寄与する可能性が示唆された。
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DOI:
10.4049/jimmunol.182.2.1182
发表时间:
2009-01-15
期刊:
JOURNAL OF IMMUNOLOGY
影响因子:
4.4
作者:
[Hayakawa, Kunihiro, Hiramatsu, Nobuhiko, Kitamura, Masanori]
通讯作者:
Kitamura, Masanori
山梨大学 大学院医学工学総合研究部 分子情報伝達学講座HP
山梨大学医学研究科 分子信息传导研究科 HP
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Suppression of NF-κB by cyclosporine A and tacrolimus (FK506) via induction of the C/EBP family : Implication for unfolded protein response
环孢素 A 和他克莫司 (FK506) 通过诱导 C/EBP 家族抑制 NF-κB:对未折叠蛋白反应的影响
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Hayakawa K, Du S, Hiramatsu N, Kasai A, Okamura M, Huang T, Yao J, Sawada N, Takeda M, Kitamura M]
通讯作者:
Kitamura M
DOI:
10.1016/j.bbrc.2007.10.115
发表时间:
2008-01-04
期刊:
BIOCHEMICAL AND BIOPHYSICAL RESEARCH COMMUNICATIONS
影响因子:
3.1
作者:
[Hayakawa, Kunihiro, Hiramatsu, Nobuhiko, Kitamura, Masanori]
通讯作者:
Kitamura, Masanori
環境要因による腸内細菌叢変化がもたらす自己免疫制御異常の解析
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批准号:20K07428
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.75万
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财政年份:2020
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负责人:早川 国宏
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依托单位:
新規胸腺特異的遺伝子ISC22のT細胞分化・活性化における機能の解析
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批准号:23790554
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$2.75万
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财政年份:2011
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负责人:早川 国宏
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依托单位:
海外基金