プラジュニャーカラグプタ自己認識理論の研究-クマーリラとの論争と思想史的意義-
プラジュニャーカラグプタ自己認識理論の研究-クマーリラとの論争と思想史的意義-
批准号:
07J08990
负责人:
小林 久泰
金额:
$1.34万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2007
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2007 至 2009
中文摘要
本年度は、以下のとおり研究を実施した。1.プラジュニャーカラグプタ著『プラマーナ・ヴァールッティカ・アランカーラ』知覚章後半部に展開される外界実在論者クマーリラ批判の箇所を読了し、それに後続する箇所、及び関連する先行議論を読み進め、その校訂テキストおよび翻訳を作成した。本年度中にこれまで作成した校訂テキストと翻訳研究を出版するには至らなかったが、これらの成果は、一冊の本にまとめ、近く公刊する予定である。2.2009年9月1日から5日にかけて京都で開催されたThe 14^<th> World Sanskrit Confbrenceにおいて、仏教徒が主張する二諦説と論証活動のかかわりについて口頭発表を行った。クマーリラは、暫定的な真理と究極的な真理という二重の真理観を持つ仏教徒を激しく批判する。これに対してプラジュニャーカラグプタは、暫定的な真理を完全に否定した場合、あらゆる論証活動が崩壊してしまうということを詳細に検討し、仏教徒の立場から回答を与えようとする。発表では、このクマーリラに対するプラジュニャーカラグプタの再批判の内容をまとめ、両者の間に見られる真理観の相違を明らかにした。なお、この研究成果は次年度に刊行されるJournal of Indian Philosophyに掲予定である。3.2009年9月8,9両日、大谷大学で開催された日本印度学仏教学会第60回学術大会において、外界を認めることなく、いかにして推理が成立するかということをプラジュニャーカラグプタの議論をもとにまとめ、その研究成果を口頭発表した。特にプラジュニャーカラグプタの議論が、ダルマキールティが果物の味からその色を推理する場合を説明する際に持ち出した「同一基体に依存すること」という概念と密接に関連していることを指摘した。
英文摘要
本年度は、以下のとおり研究を実施した。1.プラジュニャーカラグプタ著『プラマーナ・ヴァールッティカ・アランカーラ』知覚章後半部に展開される外界実在論者クマーリラ批判の箇所を読了し、それに後続する箇所、及び関連する先行議論を読み進め、その校訂テキストおよび翻訳を作成した。本年度中にこれまで作成した校訂テキストと翻訳研究を出版するには至らなかったが、これらの成果は、一冊の本にまとめ、近く公刊する予定である。2.2009年9月1日から5日にかけて京都で開催されたThe 14^<th> World Sanskrit Confbrenceにおいて、仏教徒が主張する二諦説と論証活動のかかわりについて口頭発表を行った。クマーリラは、暫定的な真理と究極的な真理という二重の真理観を持つ仏教徒を激しく批判する。これに対してプラジュニャーカラグプタは、暫定的な真理を完全に否定した場合、あらゆる論証活動が崩壊してしまうということを詳細に検討し、仏教徒の立場から回答を与えようとする。発表では、このクマーリラに対するプラジュニャーカラグプタの再批判の内容をまとめ、両者の間に見られる真理観の相違を明らかにした。なお、この研究成果は次年度に刊行されるJournal of Indian Philosophyに掲予定である。3.2009年9月8,9両日、大谷大学で開催された日本印度学仏教学会第60回学術大会において、外界を認めることなく、いかにして推理が成立するかということをプラジュニャーカラグプタの議論をもとにまとめ、その研究成果を口頭発表した。特にプラジュニャーカラグプタの議論が、ダルマキールティが果物の味からその色を推理する場合を説明する際に持ち出した「同一基体に依存すること」という概念と密接に関連していることを指摘した。
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Self-awareness and Mental Perception
自我意识和心理感知
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
Journal on Indian Philosophy (In Press)
影响因子:
--
作者:
[Kobayashi, Hisayasu]
通讯作者:
Hisayasu
仏教論理学派における知覚の分類再考
重新思考佛教逻辑学派中知觉的分类
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
印度学仏教学研究 56-2
影响因子:
--
作者:
[Kobayashi, Hisayasu, 小林 久泰]
通讯作者:
小林 久泰
Prajnakaragupta on Inference : How Does Inference Work without External Realities?
般若笈多论推理:没有外部现实,推理如何运作?
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
Journal of Indian and Buddhist Studies 58-3
影响因子:
--
作者:
[Kobayashi, Hisayasu]
通讯作者:
Hisayasu
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
Journal on Indian Philosophy (In Press)
影响因子:
--
作者:
[Kobayashi, Hisayasu]
通讯作者:
Hisayasu
論争の場における〈審判者〉の役割-外界をめぐるクマーリラとプラジュニャーカラグプタの議論-
争议领域中“法官”的角色 - 库玛利拉与般若笈多关于外部世界的讨论 -
DOI:
--
发表时间:
2009
期刊:
印度学仏教学研究 57-2
影响因子:
--
作者:
[Kobayashi, Hisayasu, 小林久泰, 小林久泰]
通讯作者:
小林久泰
共 12 条
プラジュニャーカラグプタの自己認識理論の研究
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批准号:05J05240
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$0.7万
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财政年份:2005
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负责人:小林 久泰
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依托单位:
海外基金