特許政策の経済成長、景気循環への影響の分析

专利政策对经济增长和商业周期的影响分析

基本信息

批准号：
18730136
负责人：
祝迫達郎
金额：
$ 0.96万
依托单位：
Ritsumeikan University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份：
2006
资助国家：
日本
起止时间：
2006 至 2007
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-18730136/
关键词：
特許政策経済成長景気循環技術移転

项目摘要

本研究は特許保護強化が経済成長や経済厚生にどのような影響を与えるか、動学的一般均衡で分析するもので、具体的には以下の2つの研究を行った。1. TRIPs協定によってWTO加盟国は知的財産権保護を強化することを義務付けられており、発展途上国も国内での特許権保護強化が求められている。発展途上国での特許保護強化は国内の生産を減らしてしまう効果があり、途上国の厚生下げるのではと危惧されているが、この研究では実際に厚生を下げるのか理論的に検証を行った。具体的には新技術を開発する先進国と海外直接投資によって新技術を利用できる発展途上国の2国で構成される動学的一般均衡モデルを構築し、発展途上国での特許保護強化が先進国の技術開発・発展途上国への海外直接投資にどのような影響があるか、さらには各国の厚生にどのような影響があるか分析を行った。その結果、ある緩い条件の下で発展途上国での特許保護強化は先進国の技術開発と発展途上国への海外直接投資を促進し両国の厚生を高める、という結果を得た。既存の動学的一般均衡分析では肝心の厚生分析が行いないのでその点で新しい知見を得たといいえる。2. USなど先進国において、未熟練労働に比べて熟練労働の供給が増加しているにもかかわらず、熟練労働の相対賃金が上昇している傾向がある。論文"Product cycles, endogenous skill acquisition, and wage inequality."(田中仁史氏との共著)では教育選択を内生化した2国世代重複モデルを使って、財生産が先進国から発展途上国に内生的に移転していく過程で上記の現象が発生することを示した。さらにこのモデルを用いて発展途上国での知的財産権保護の強化の効果を分析し、保護強化、すなわち模倣コストの増大は発展途上国への生産拠点移動を抑制し、先進国の国内賃金格差の拡大を弱める影響があること示した。

这项研究分析了在动态的一般均衡中加强专利保护对经济增长和经济福利的影响，特别是进行了以下两项研究。 1。旅行协议要求WTO成员国加强其知识产权保护，并且还需要发展中国家加强该国境内的专利保护。人们担心，加强发展中国家的专利保护会产生减少国内生产的影响，并降低发展中国家的福利，但是这项研究理论上测试了它是否实际降低了福利。具体而言，我们已经建立了一个动态的一般平衡模型，该模型由两个发达国家组成，这些国家开发新技术和两个可以通过外国直接投资利用新技术的发展中国家，并分析了发展中国家的加强专利保护将如何影响发达国家的技术发展和在发展中国家的国外直接投资，以及每个国家的福祉。结果，结果表明，在某些松散条件下，加强发展中国家的专利保护将促进发达国家的技术发展和在发展中国家的外国直接投资，从而增加了两国的福利。据说，现有的动态一般平衡分析不涉及基本福利分析，因此在这方面获得了新的发现。 2。在美国等发达国家，尽管与非熟练劳动相比，熟练劳动的供应增加了，熟练劳动的相对工资倾向于增加。该论文“产品周期，内源性技能获取和工资不平等”（与田中Hitoshi合着）使用了两代人的双重模型，将教育选择内在地转化为内生，并表明，上述现象发生在从发达国家转移到发展中国家的商品生产过程中。此外，使用这种模型，我们分析了加强发展中国家知识产权保护的影响，并表明加强保护，即增加模仿成本，具有抑制生产基地向发展中国家的生产基础运动的影响，并削弱了发达国家的国内工资差距的扩大。