レニン・アンギオテンシン系に着目した卵巣過剰刺激症候群の発症機序解明と治療法開発
レニン・アンギオテンシン系に着目した卵巣過剰刺激症候群の発症機序解明と治療法開発
批准号:
19791146
负责人:
原田 統子
金额:
$1.77万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2007
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2007 至 2008
中文摘要
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英文摘要
卵巣には組織レニン・アンギオテンシン系(RAS)が存在し我々はヒト黄体での著明なRAS関連酵素の亢進、それによるangiogenic factorとしての血管内皮増殖因子(VEGF)が報告されている。今回我々はAngiotensin ii (Ang II)によるVEGF誘導機序を検討し、HCGによるVEGF誘導機序との比較を行った。IVF患者から採卵時に得られた黄体化顆粒膜細胞を初代培養し、HCG刺激によるVEGF発現、AngII濃度別刺激によるVEGF発現、アンギオテンシンII1型受容体拮抗薬(AT1R)であるcandesartan cilexetil,アンギオテンシンII2型拮抗薬(AT2R)であるPD123319を添加しVEGF発現についてRT-PCR法、ELISA法により解析した。初代培養黄体化顆粒膜細胞にHCGを添加したところ約200%の増加率でVEGFの発現は増強した。AngIIを添加したところでは濃度依存性に約50%の増加率でVEGFの発現が増強した。またcandesartan cilexetilによりVEGFの発現は抑制されたが、PD123319では抑制されなかった。この結果からヒト卵巣黄体細胞でのVEGF発現はAT1Rを介していることが判明した。すなわち黄体形成における血管新生、血管透過性の亢進はAng IIを含めHCG、LH等あらゆる因子の相互作用によって成り立っている可能性が示唆された。
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