肝細胞CTGFによる肝線維化・肝発癌制御機構の解明
肝細胞CTGFによる肝線維化・肝発癌制御機構の解明
批准号:
24590971
负责人:
小玉 尚宏
金额:
$3.41万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2012
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2012 至 --
中文摘要
肝線維化は慢性肝炎/肝硬変の中心的病態であるが、その制御機構は複雑で未だ不明な点が多い。これまでに我々は肝細胞p53が肝線維化に促進的に働く事を同定し、p53依存的に肝細胞から産生される液性因子の一つにconnective tissue growth factor(CTGF)があることを報告した。このCTGFは腎臓・肺等の臓器の線維化を制御しており肝線維化への関与も想定されているが、CTGFを全身で欠損したマウスは胎生致死であることからこれまで詳細な解析は行われていない。そこで本研究課題においては肝臓における肝細胞由来CTGFの意義を解明するため、肝細胞特異的CTGF欠損マウスの作成を試みた。Ab-CreトランスジェニックマウスとFloxed CTGFマウスの交配により肝細胞特異的CTGF欠損マウス(Ab-Cre Tg/+ ; CTGFfl/fl)を作成した。このマウスは正常に発育し、6週令でのマクロの解析において肝に異常を認めず、また生化学所見においても異常を認めなかった。次に、MX1-CreトランスジェニックマウスとFloxed CTGFマウスの交配により、poly I:C誘導性肝細胞特異的CTGF欠損マウス(MX1-Cre Tg/+ ; CTGFfl/fl)を作成した。このマウスも正常に発育し、poly I:C刺激により肝細胞でのCTGF遺伝子欠損を誘導したが肝に明らかな表原型を呈さなかった。これらのことから肝細胞からのCTGF産生は肝臓の発生や恒常性の維持においては必須ではないことが明らかとなった。今後はこれらKOマウスに対して種々の肝線維化モデルを用いて検討を行っていく必要があると考えられる。
英文摘要
肝線維化は慢性肝炎/肝硬変の中心的病態であるが、その制御機構は複雑で未だ不明な点が多い。これまでに我々は肝細胞p53が肝線維化に促進的に働く事を同定し、p53依存的に肝細胞から産生される液性因子の一つにconnective tissue growth factor(CTGF)があることを報告した。このCTGFは腎臓・肺等の臓器の線維化を制御しており肝線維化への関与も想定されているが、CTGFを全身で欠損したマウスは胎生致死であることからこれまで詳細な解析は行われていない。そこで本研究課題においては肝臓における肝細胞由来CTGFの意義を解明するため、肝細胞特異的CTGF欠損マウスの作成を試みた。Ab-CreトランスジェニックマウスとFloxed CTGFマウスの交配により肝細胞特異的CTGF欠損マウス(Ab-Cre Tg/+ ; CTGFfl/fl)を作成した。このマウスは正常に発育し、6週令でのマクロの解析において肝に異常を認めず、また生化学所見においても異常を認めなかった。次に、MX1-CreトランスジェニックマウスとFloxed CTGFマウスの交配により、poly I:C誘導性肝細胞特異的CTGF欠損マウス(MX1-Cre Tg/+ ; CTGFfl/fl)を作成した。このマウスも正常に発育し、poly I:C刺激により肝細胞でのCTGF遺伝子欠損を誘導したが肝に明らかな表原型を呈さなかった。これらのことから肝細胞からのCTGF産生は肝臓の発生や恒常性の維持においては必須ではないことが明らかとなった。今後はこれらKOマウスに対して種々の肝線維化モデルを用いて検討を行っていく必要があると考えられる。
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肝細胞アポトーシス持続による肝発癌誘導は抗酸化剤で抑制される
抗氧化剂可抑制持续肝细胞凋亡导致的肝癌发生
DOI:
--
发表时间:
2012
期刊:
影响因子:
--
作者:
[疋田隼人, 小玉尚宏, 他]
通讯作者:
他
ミトコンドリア介在性アポトーシスによる成熟肝細胞の恒常性制御機構の解明
线粒体介导的细胞凋亡阐明成熟肝细胞的稳态控制机制
DOI:
--
发表时间:
2012
期刊:
影响因子:
--
作者:
[小玉尚宏, 他]
通讯作者:
他
DOI:
10.1016/j.virol.2012.07.002
发表时间:
2012-10-25
期刊:
VIROLOGY
影响因子:
3.7
作者:
[Nawa, Takatoshi, Ishida, Hisashi, Takehara, Tetsuo]
通讯作者:
Takehara, Tetsuo
DOI:
10.1016/j.jhep.2012.01.027
发表时间:
2012-07-01
期刊:
JOURNAL OF HEPATOLOGY
影响因子:
25.7
作者:
[Hikita, Hayato, Kodama, Takahiro, Takehara, Tetsuo]
通讯作者:
Takehara, Tetsuo
抗てんかん薬カルバマゼピンによる肝切除後肝再生促進機構の解析
抗癫痫药物卡马西平促进肝切除术后肝再生的机制分析
DOI:
--
发表时间:
2012
期刊:
影响因子:
--
作者:
[川口司, 小玉尚宏, 他]
通讯作者:
他
共 12 条
炎症調節の破綻による細胞間ネットワークを介した胆膵癌エコシステム形成機構の解明
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批准号:23K27584
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$7.07万
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财政年份:2024
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负责人:小玉 尚宏
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依托单位:
Mechanisms of cholangiopancreatic cancer ecosystem formation via intercellular networks through disruption of inflammatory regulation
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批准号:23H02893
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$12.06万
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财政年份:2023
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负责人:小玉 尚宏
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依托单位:
Elucidation of HBV Survival Strategy by Inducing Host Immune Exhaustion Using Innovative Animal Models
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批准号:22K19528
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项目类别:Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
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资助金额:$4.08万
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财政年份:2022
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负责人:小玉 尚宏
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依托单位:
海外基金