含硫黄Discorhabdin類の全合成研究と創薬への展開
含硫黄Discorhabdin類の全合成研究と創薬への展開
批准号:
08J01877
负责人:
和田 康史
金额:
$0.77万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2008
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2008 至 2009
中文摘要
Discorhabdinアルカロイド類は、1980年代後半に海綿より単離・構造決定された新しいタイプの多環式海洋天然物であり、ピロロイミノキノン骨格とスピロ環骨格を併せ持つ特異な構造を有している。当研究室ではこれまでに、PhI(OCOCF_3)_2(PIFA)を用いたジアステレオ選択的スピロ閉環反応を鍵反応としてdiscorhabdin類の中でin vitroで最も強い活性を持つdiscorhabdin Aの世界初の不斉全合成に成功している。そのような背景下、私はdiscorhabdin類の創薬研究に着手した。これまでに、discorhabdin Aのa)ピロロイミノキノン部とb)縮環N,S-アセタール部に着目して類縁体合成を行った。a)16,17-dehydropyrroloiminoquinone構造を持つprianosin Bの全合成を行った。b)縮環N,S-アセタール部の歪みのある五員環架橋を六員環架橋構造に変え、硫黄原子を酸化条件に対して安定な酸素原子に変換したdiscorhabdin A oxaアナログ設計し、合成した。さらに最近、in vivoでの活性発現が報告されているdiscorhabdin Bと同様の架橋型ジエノン構造を有するアナログの合成も達成した。生物活性試験の結果、prianosin Bの持つ16,17-dehydropyrroloiminoquinone構造は、活性を大幅に減弱させてしまうことがわかった。一方、oxaアナログはdiscorhabdin Aの4倍以上の活性を示すことが確認された。さらに種々のdiscorhabdin類を合成し、構造活性相関研究を行い、次のように活性発現に必須な構造情報が得られた。1)スピロ構造およびピロロイミノキノン構造2)C2およびC4位に1つ以上のハロゲン原子3)Nの保護基は電子求引基4)硫黄or酸素架橋構造5)ただし、8位置換基の種類および立体は影響しない。さらにヒト培養がん細胞(HCC)パネルアッセイを行った結果、discorhabdin類が既存の抗癌剤にはない新規作用機序を持つ可能性があることが見出された
英文摘要
Discorhabdinアルカロイド類は、1980年代後半に海綿より単離・構造決定された新しいタイプの多環式海洋天然物であり、ピロロイミノキノン骨格とスピロ環骨格を併せ持つ特異な構造を有している。当研究室ではこれまでに、PhI(OCOCF_3)_2(PIFA)を用いたジアステレオ選択的スピロ閉環反応を鍵反応としてdiscorhabdin類の中でin vitroで最も強い活性を持つdiscorhabdin Aの世界初の不斉全合成に成功している。そのような背景下、私はdiscorhabdin類の創薬研究に着手した。これまでに、discorhabdin Aのa)ピロロイミノキノン部とb)縮環N,S-アセタール部に着目して類縁体合成を行った。a)16,17-dehydropyrroloiminoquinone構造を持つprianosin Bの全合成を行った。b)縮環N,S-アセタール部の歪みのある五員環架橋を六員環架橋構造に変え、硫黄原子を酸化条件に対して安定な酸素原子に変換したdiscorhabdin A oxaアナログ設計し、合成した。さらに最近、in vivoでの活性発現が報告されているdiscorhabdin Bと同様の架橋型ジエノン構造を有するアナログの合成も達成した。生物活性試験の結果、prianosin Bの持つ16,17-dehydropyrroloiminoquinone構造は、活性を大幅に減弱させてしまうことがわかった。一方、oxaアナログはdiscorhabdin Aの4倍以上の活性を示すことが確認された。さらに種々のdiscorhabdin類を合成し、構造活性相関研究を行い、次のように活性発現に必須な構造情報が得られた。1)スピロ構造およびピロロイミノキノン構造2)C2およびC4位に1つ以上のハロゲン原子3)Nの保護基は電子求引基4)硫黄or酸素架橋構造5)ただし、8位置換基の種類および立体は影響しない。さらにヒト培養がん細胞(HCC)パネルアッセイを行った結果、discorhabdin類が既存の抗癌剤にはない新規作用機序を持つ可能性があることが見出された
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
DOI:
10.1039/b915294f
发表时间:
2010-01
期刊:
Chemical communications
影响因子:
4.9
作者:
[Y. Wada;Kouji Otani;N. Endo;Y. Kita;H. Fujioka]
通讯作者:
Y. Wada;Kouji Otani;N. Endo;Y. Kita;H. Fujioka
DOI:
10.1002/anie.200803011
发表时间:
2008-01-01
期刊:
ANGEWANDTE CHEMIE-INTERNATIONAL EDITION
影响因子:
16.6
作者:
[Akai, Shuji, Ikawa, Takashi, Kita, Yasuyuki]
通讯作者:
Kita, Yasuyuki
抗腫瘍活性化合物discorhabdin類の生物活性と構造活性相関
抗肿瘤活性化合物discorhabdins的生物活性及构效关系
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
影响因子:
--
作者:
[北泰行, 藤岡弘道, 他]
通讯作者:
他
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