ヒドロキシル基直接導入反応による官能基密集型多環式天然物の全合成
ヒドロキシル基直接導入反応による官能基密集型多環式天然物の全合成
批准号:
08J02087
负责人:
粕谷 智史
金额:
$1.15万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2008
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2008 至 2010
中文摘要
ウアバインは細胞膜上に存在するNa+/K^<+->ATPaseを阻害する強心性ステロイド配糖体である。AB環及びCD環がシス縮環した炭素骨格上に多数の酸素官能基を有しており、有機合成は極めて困難である。我々はウアバインの効率的全合成を目指し、AB環とD環をそれぞれ合成し、これらを連結する収束的全合成戦略を立案した。現在までに、ウアバインのステロイド骨格の構築を達成しており、以下詳細を説明する。AB環の合成法はすでに確立されているため、D環の合成を行った。文献既知のシクロペンタジオンをDIBALを用いて還元した後、生じた水酸基をTBS基で保護した。続いて、末端オレフィンを酸化的に切断してアルデヒドへと変換した後、Horner-Wadsworth-Emmons反応によってエノールエーテルとした。この化合物のTBS基をAc基へと変換し、D環を合成した。それぞれ合成して調達したAB環とD環を用いてウアバインのステロイド骨格の構築を検討した。D環を臭素で処理することにより生じたジブロモ体にAB環を作用させ、α-プロモアセタールを得た。種々のラジカル反応を検討した結果、酸素雰囲気下でBu_3SnHとEt_3Bを用いた条件に付すことでラジカル環化が進行し、C9-C11の炭素-炭素結合を有する生成物が得られた。この化合物のAc基を除去した後、生じた水酸基を酸化して、ケトンへと変換した。このケトンにKN(TMS)_2を作用させると、位置・立体選択的アルドール反応によりC8-C14の炭素一炭素結合が形成され、ウアバインのステロイド骨格を有する生成物が得られた。今後は、さらなる官能基変換を行い、ウアバインの収束的合成経路を確立する。
英文摘要
ウアバインは細胞膜上に存在するNa+/K^<+->ATPaseを阻害する強心性ステロイド配糖体である。AB環及びCD環がシス縮環した炭素骨格上に多数の酸素官能基を有しており、有機合成は極めて困難である。我々はウアバインの効率的全合成を目指し、AB環とD環をそれぞれ合成し、これらを連結する収束的全合成戦略を立案した。現在までに、ウアバインのステロイド骨格の構築を達成しており、以下詳細を説明する。AB環の合成法はすでに確立されているため、D環の合成を行った。文献既知のシクロペンタジオンをDIBALを用いて還元した後、生じた水酸基をTBS基で保護した。続いて、末端オレフィンを酸化的に切断してアルデヒドへと変換した後、Horner-Wadsworth-Emmons反応によってエノールエーテルとした。この化合物のTBS基をAc基へと変換し、D環を合成した。それぞれ合成して調達したAB環とD環を用いてウアバインのステロイド骨格の構築を検討した。D環を臭素で処理することにより生じたジブロモ体にAB環を作用させ、α-プロモアセタールを得た。種々のラジカル反応を検討した結果、酸素雰囲気下でBu_3SnHとEt_3Bを用いた条件に付すことでラジカル環化が進行し、C9-C11の炭素-炭素結合を有する生成物が得られた。この化合物のAc基を除去した後、生じた水酸基を酸化して、ケトンへと変換した。このケトンにKN(TMS)_2を作用させると、位置・立体選択的アルドール反応によりC8-C14の炭素一炭素結合が形成され、ウアバインのステロイド骨格を有する生成物が得られた。今後は、さらなる官能基変換を行い、ウアバインの収束的合成経路を確立する。
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会议论文
ウアバインの合成研究
哇巴因的合成研究
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
影响因子:
--
作者:
[粕谷智史, 占部大介, 井上将行]
通讯作者:
井上将行
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