網膜構造をふまえた視覚的3次元構造の復元過程と情報選択性
網膜構造をふまえた視覚的3次元構造の復元過程と情報選択性
批准号:
08J03102
负责人:
白間 綾
金额:
$0.64万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2008
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2008 至 2009
中文摘要
われわれの視覚系は眼球運動間の瞬間的な観察により外界の情報を取り込む。この瞬間観察は0.2秒程度とされるが、これまでの研究から瞬間視の限界が示されている。例えば被験者にある目標刺激を妨害刺激の中から探させる視覚探索課題では、目標刺激が目立ちにくいと刺激数が増えるにつれ見落としが頻発する。この問題に対応するため視覚系は、現在生体にとって有用な情報を効果的に選択する機能として視覚的注意を用いていると考えられる。これまでの研究から瞬間視状況では、目標刺激の目立ちやすさに応じる形で視野中心部に優先的な視覚的注意の効果(注意のセントラル・バイアス)がみられることが明らかになっている(白間・石口,2009b)。それ以外にも観察時間を制限しなければ刺激の色などの視覚特徴に基づいた選択性により、視覚探索を効率化できることも知られている。しかしこれら複数の視覚的注意の働きが、瞬間的な観察状況においてもみられるのかは明らかになっていなかった。また複数の注意が単一の課題に作用すると、一方の機能が一方の機能を無効化することがたびたび報告されており、複数の注意が協調的に働きうるのかも不明であった。そこで本研究は、色と形態の組み合わせにより目標刺激を探索する結合探索課題という視覚探索課題を用いて、瞬間視における視覚的注意の働きを検討した。この課題では特徴基盤の注意により,ターゲットの属性(例えば色)を共有する刺激が優先されることが知られる。研究では妨害刺激の半数が目標と同じ色の結合探索とすべての妨害刺激が目標と同色の条件が比較された。その結果、特徴基盤の注意のよる探索成績の向上と、セントラル・バイアスの出現がみられた。このことから瞬間視状況では、特徴基盤の注意が目標刺激の検出確率を向上するとともに、セントラル・バイアスによって視野中心部に刺激数の効果によらず目標刺激が高確率で検出できる領域が形成されることが示唆される。われわれは何か興味がひかれたときや,重要なことがらを確認するとき,じっと対象を「みつめる」。従来この行動は,単純に視力のよい視野中心部を対象に向けることと解釈されてきた.しかし本研究から,状況に応じた柔軟な視覚的注意の制御過程が,この行動に重要な役割をもつことが示唆される。
英文摘要
われわれの視覚系は眼球運動間の瞬間的な観察により外界の情報を取り込む。この瞬間観察は0.2秒程度とされるが、これまでの研究から瞬間視の限界が示されている。例えば被験者にある目標刺激を妨害刺激の中から探させる視覚探索課題では、目標刺激が目立ちにくいと刺激数が増えるにつれ見落としが頻発する。この問題に対応するため視覚系は、現在生体にとって有用な情報を効果的に選択する機能として視覚的注意を用いていると考えられる。これまでの研究から瞬間視状況では、目標刺激の目立ちやすさに応じる形で視野中心部に優先的な視覚的注意の効果(注意のセントラル・バイアス)がみられることが明らかになっている(白間・石口,2009b)。それ以外にも観察時間を制限しなければ刺激の色などの視覚特徴に基づいた選択性により、視覚探索を効率化できることも知られている。しかしこれら複数の視覚的注意の働きが、瞬間的な観察状況においてもみられるのかは明らかになっていなかった。また複数の注意が単一の課題に作用すると、一方の機能が一方の機能を無効化することがたびたび報告されており、複数の注意が協調的に働きうるのかも不明であった。そこで本研究は、色と形態の組み合わせにより目標刺激を探索する結合探索課題という視覚探索課題を用いて、瞬間視における視覚的注意の働きを検討した。この課題では特徴基盤の注意により,ターゲットの属性(例えば色)を共有する刺激が優先されることが知られる。研究では妨害刺激の半数が目標と同じ色の結合探索とすべての妨害刺激が目標と同色の条件が比較された。その結果、特徴基盤の注意のよる探索成績の向上と、セントラル・バイアスの出現がみられた。このことから瞬間視状況では、特徴基盤の注意が目標刺激の検出確率を向上するとともに、セントラル・バイアスによって視野中心部に刺激数の効果によらず目標刺激が高確率で検出できる領域が形成されることが示唆される。われわれは何か興味がひかれたときや,重要なことがらを確認するとき,じっと対象を「みつめる」。従来この行動は,単純に視力のよい視野中心部を対象に向けることと解釈されてきた.しかし本研究から,状況に応じた柔軟な視覚的注意の制御過程が,この行動に重要な役割をもつことが示唆される。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
登录
查看更多内容
Task irrelevant size nonsingletons affect attentional prioritization
任务大小无关的非单例会影响注意力优先顺序
DOI:
--
发表时间:
2009
期刊:
影响因子:
--
作者:
[白間綾, 石口彰]
通讯作者:
石口彰
視覚探索の偏心度効果に及ぼす空間的注意とクラウディング効果の影響
空间注意和拥挤效应对视觉搜索偏心效应的影响
DOI:
--
发表时间:
2009
期刊:
影响因子:
--
作者:
[半田浩, 笹川千尋, 半田浩, 白間綾・石口彰, 白間綾・石口彰, 白間綾・石口彰, 白間綾・石口彰, 白間綾・石口彰]
通讯作者:
白間綾・石口彰
Cortical magnification factor and flexibility of visual sampling
皮层放大系数和视觉采样的灵活性
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Shirama, A, Ischiguchi, A]
通讯作者:
A
視野の空間解像度勾配と視覚サンプリングの柔軟性
视野空间分辨率梯度和视觉采样灵活性
DOI:
--
发表时间:
2009
期刊:
心理学研究 80巻
影响因子:
--
作者:
[半田浩, 笹川千尋, 半田浩, 白間綾・石口彰, 白間綾・石口彰]
通讯作者:
白間綾・石口彰
視覚探索における偏心度効果とその特性
视觉搜索中的偏心效应及其特点
DOI:
--
发表时间:
2009
期刊:
影响因子:
--
作者:
[白間綾, 石口彰]
通讯作者:
石口彰
共 7 条
生体モニタリング情報に基づく疾患横断的精神機能評価
-
批准号:23K03024
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
-
资助金额:$3.0万
-
财政年份:2023
-
负责人:白間 綾
-
依托单位:
視線情報の解読とその心理社会的機能の解明
-
批准号:13J09109
-
项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
-
资助金额:$1.84万
-
财政年份:2013
-
负责人:白間 綾
-
依托单位:
海外基金