90年代の日本と韓国における労働市場政策の変化-労働者派遣法の改正過程を中心に-
90年代の日本と韓国における労働市場政策の変化-労働者派遣法の改正過程を中心に-
批准号:
08J07059
负责人:
安 周永
金额:
$0.77万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2008
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2008 至 2010
中文摘要
労働市場政策の変化は、両国の福祉制度に大きな影響を与えるため、福祉と雇用の相互関係性を考慮し、労働市場政策の変化を分析する必要がある。今年度の研究は、これを踏まえた上で、日韓両国の雇用保険についての比較研究を行った。つまり、雇用関係法の改正による雇用の流動性が進むことに対応し、雇用保障が充実すれば、労働市場の柔軟化を単なる自由化ではなく、フレクシキュリテキの実現ということができる。日韓の事例が、単なる自由化なのか、あるいはフクキシキュリティなのか明らかにするために、雇用保険改正を事例とし、検討を加えた。雇用保険は、雇用保障の中で、最もよく自由化に対応する政策と考えられるからである。ここで明らかになったのは、日本においては雇用保険改正が財政的負担軽減の観点からなされ、雇用保障としては手薄なものになってしまったのに対して、韓国では雇用保障の拡大・強化がなされたということである。こうした点から、日本において徹底的に自由主義化が進んだのに対して、韓国において限定的自由主義化が進んだといえよう。韓国の事例をフレクシキュリティというためには、ワークシェアリングやジェンダー平等など、異なる観点からの検討を行う必要があり、ここでは結論を留保したい。しかしながら、自由化と雇用保障という点に限ってみれば、日本よりも韓国の方がフレクシキュリティ戦略に近い変化を遂げていることは事実である。
英文摘要
労働市場政策の変化は、両国の福祉制度に大きな影響を与えるため、福祉と雇用の相互関係性を考慮し、労働市場政策の変化を分析する必要がある。今年度の研究は、これを踏まえた上で、日韓両国の雇用保険についての比較研究を行った。つまり、雇用関係法の改正による雇用の流動性が進むことに対応し、雇用保障が充実すれば、労働市場の柔軟化を単なる自由化ではなく、フレクシキュリテキの実現ということができる。日韓の事例が、単なる自由化なのか、あるいはフクキシキュリティなのか明らかにするために、雇用保険改正を事例とし、検討を加えた。雇用保険は、雇用保障の中で、最もよく自由化に対応する政策と考えられるからである。ここで明らかになったのは、日本においては雇用保険改正が財政的負担軽減の観点からなされ、雇用保障としては手薄なものになってしまったのに対して、韓国では雇用保障の拡大・強化がなされたということである。こうした点から、日本において徹底的に自由主義化が進んだのに対して、韓国において限定的自由主義化が進んだといえよう。韓国の事例をフレクシキュリティというためには、ワークシェアリングやジェンダー平等など、異なる観点からの検討を行う必要があり、ここでは結論を留保したい。しかしながら、自由化と雇用保障という点に限ってみれば、日本よりも韓国の方がフレクシキュリティ戦略に近い変化を遂げていることは事実である。
期刊论文(0)
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会议论文
日本と韓国における労働市場政策の変容(3)―労働者派遣法の改正過程を中心に
日韩劳动力市场政策转型(三)——聚焦劳务派遣法修订进程
DOI:
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发表时间:
2010
期刊:
法学論叢 166巻5号
影响因子:
--
作者:
[E. Tsunemi, N. Satoh, K. Kobayashi, K. Matsushige, H. Yamada, 安周永]
通讯作者:
安周永
Comparative study on new labor politics of platform labor
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批准号:20K01490
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.75万
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财政年份:2020
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负责人:安 周永
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依托单位:
海外基金