初期中皮腫に対する革新的な診断法および治療法の開発
初期中皮腫に対する革新的な診断法および治療法の開発
批准号:
20659096
负责人:
網中 雅仁
金额:
$2.05万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
财政年份:
2008
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2008 至 2009
中文摘要
我が国では、今後中皮腫患者の増加が懸念されているにもかかわらず、早期診断法や標準治療法は確立されておらず、有効な診断法および治療法の確立が急務とされている。その手段として5-aminole vulinic acid(ALA)の腫瘍集積性を用いた光線力学診断法(photodynamic diagnosis ; PDD)およびポルフィリンのスクリーニングやクリアランスが新たな診断法となる可能性について検討を試みた。本年度はFisher344雄性ラットによる動物実験を昨年度と継続して実施した。ラットに炭化ケイ素繊維(SiC)5mg/匹を腹腔内投与し、約30週後に投与ラットを解剖して中皮腫の発症を確認した。血液・肝臓・腎臓・脾臓および腹膜を採取した。別群にALA塩酸塩-生理食塩水経口投与群を設定し、4時間後および8時間後、24時間後に中皮腫の発症を調べ、前述群と同様に臓器を採取した。採取した臓器はシュークロースを加えてホモジナイズし、前処理後にHPLC-蛍光検出器を用いて各ポルフィリンの分離定量を行った。その結果、対照群に腹膜中皮腫の発症は無かった(非腫瘍群)が、すべてのSiC投与ラットに腹膜中皮腫が認められた(腫瘍群)。腫瘍群の各臓器中プロトポルフィリン濃度は非腫瘍群よりも高値で、腫瘍発生の腹膜では特に有意な高値であった(p<0.01)。腫瘍群では投与されたALAが代謝され、腹膜においてプロトポルフィリンの有意な高値を認めた(P<0.001)。一方、非腫瘍群ではALAを投与しているにもかかわらず腫瘍群のような臓器中プロトポルフィリン濃度の蓄積を認めず、ALAを投与していない非腫瘍群と比較して有意差はなかった。以上のことから、中皮腫発症ラットでは投与されたALAが腫瘍部に取り込まれ、代謝されてプロトポルフィリンの蓄積が確認された。一方、腫瘍発生の無いラットでは中皮腫発症ラットに比較してALAがポルフィリンに代謝されずに体外へ排出されていくことが明らかになった。以上のことからALAの代謝によるポルフィリン濃度の変化が中皮腫発症の有効な診断の1つになり得ることが推察できた。
英文摘要
我が国では、今後中皮腫患者の増加が懸念されているにもかかわらず、早期診断法や標準治療法は確立されておらず、有効な診断法および治療法の確立が急務とされている。その手段として5-aminole vulinic acid(ALA)の腫瘍集積性を用いた光線力学診断法(photodynamic diagnosis ; PDD)およびポルフィリンのスクリーニングやクリアランスが新たな診断法となる可能性について検討を試みた。本年度はFisher344雄性ラットによる動物実験を昨年度と継続して実施した。ラットに炭化ケイ素繊維(SiC)5mg/匹を腹腔内投与し、約30週後に投与ラットを解剖して中皮腫の発症を確認した。血液・肝臓・腎臓・脾臓および腹膜を採取した。別群にALA塩酸塩-生理食塩水経口投与群を設定し、4時間後および8時間後、24時間後に中皮腫の発症を調べ、前述群と同様に臓器を採取した。採取した臓器はシュークロースを加えてホモジナイズし、前処理後にHPLC-蛍光検出器を用いて各ポルフィリンの分離定量を行った。その結果、対照群に腹膜中皮腫の発症は無かった(非腫瘍群)が、すべてのSiC投与ラットに腹膜中皮腫が認められた(腫瘍群)。腫瘍群の各臓器中プロトポルフィリン濃度は非腫瘍群よりも高値で、腫瘍発生の腹膜では特に有意な高値であった(p<0.01)。腫瘍群では投与されたALAが代謝され、腹膜においてプロトポルフィリンの有意な高値を認めた(P<0.001)。一方、非腫瘍群ではALAを投与しているにもかかわらず腫瘍群のような臓器中プロトポルフィリン濃度の蓄積を認めず、ALAを投与していない非腫瘍群と比較して有意差はなかった。以上のことから、中皮腫発症ラットでは投与されたALAが腫瘍部に取り込まれ、代謝されてプロトポルフィリンの蓄積が確認された。一方、腫瘍発生の無いラットでは中皮腫発症ラットに比較してALAがポルフィリンに代謝されずに体外へ排出されていくことが明らかになった。以上のことからALAの代謝によるポルフィリン濃度の変化が中皮腫発症の有効な診断の1つになり得ることが推察できた。
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会议论文
中皮腫診断を目的とした5-aminolevulinic acidによるPhoto Dynamic Diagnosisの検討
5-氨基乙酰丙酸光动态诊断间皮瘤的研究
DOI:
--
发表时间:
2009
期刊:
影响因子:
--
作者:
[網中雅仁, 他]
通讯作者:
他
Changes of 8-OHdG Levels on Maiignant Peritoneal Mesothelioma and 5-Aminolevulinic acid-Mediated Photodynamic Diagunosis : A Pilot study Used F344 Rats
恶性腹膜间皮瘤中 8-OHdG 水平的变化和 5-氨基乙酰丙酸介导的光动力诊断:F344 大鼠的初步研究
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
影响因子:
--
作者:
[M. Aminaka, et al.]
通讯作者:
et al.
5-Aminolevulinic acid-Mediated Photodynamic Diagunosis of Malignant Peri toneal Mesothelioma : A Pilot study in F344 Rats
5-氨基乙酰丙酸介导的恶性周围音间皮瘤的光动力诊断:F344 大鼠的初步研究
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
影响因子:
--
作者:
[M. Aminaka, et al.]
通讯作者:
et al.
急性・慢性砒素中毒におけるDNA損傷に関する研究
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批准号:13770175
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$1.28万
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财政年份:2001
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负责人:網中 雅仁
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依托单位:
砒素と複数有害元素の同時曝露による生体影響に関する研究
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批准号:10770157
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$1.15万
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财政年份:1998
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负责人:網中 雅仁
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依托单位:
海外基金