社会地区類型を用いた新たな社会調査法に関する実証研究
社会地区類型を用いた新たな社会調査法に関する実証研究
批准号:
21650064
负责人:
濱野 強
金额:
$1.98万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
财政年份:
2009
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2009 至 2010
关键词:
中文摘要
近年、国民の個人情報に対する関心の高まりなどを背景として、社会調査を取り巻く環境が厳しくなる中で、研究者が取り扱えるデータについても制限が生じつつある。そこで本研究では、標準的な手法として用いられてきた住民基本台帳や、選挙人名簿などのサンプリング台帳を用いた個人標本抽出に代わり、社会地区類型(ジオデモグラフィクス)による調査手法の提案を行ったものである。本研究では、我が国の町丁目を基本単位としてそれらのライフスタイル特性に基づき、複数のレベルで類型化、抽出することが可能なシステムを用いた。この社会地区類型を用いた手法は、先行する知見として欧米における学術的な議論においても、近隣などの小地域単位データの重要性と既存の行政区画を小地域として用いることの利点に関する知見が示されていることから、有用な手法の一つとして位置づけることが可能であると考えられた。また、社会地区類型に基づき構築されたデータの分析より、我が国において居住地域での健康状態に違いが生じており、その違いは居住地域における特性(文脈効果)により形成されている可能性が推察された。以上の結果は、ともすれば我が国において、その社会的、文化的な同一性傾向から、欧米諸国などとは異なり町丁目においてはそれほど健康状態に違いがないのではと考えられていることが多いなかで、我々が住み暮らす、いわゆる生活空間などの密接な地域単位で検討を行った場合に必ずしもその同質性が保持されているわけではないことが推察された。このように、社会地区類型に基づく新たな社会調査法の提案は、社会調査が直面している限界の克服に貢献するにとどまらず、健康領域における新たな議論の創造にもつながることが考えられた。
英文摘要
近年、国民の個人情報に対する関心の高まりなどを背景として、社会調査を取り巻く環境が厳しくなる中で、研究者が取り扱えるデータについても制限が生じつつある。そこで本研究では、標準的な手法として用いられてきた住民基本台帳や、選挙人名簿などのサンプリング台帳を用いた個人標本抽出に代わり、社会地区類型(ジオデモグラフィクス)による調査手法の提案を行ったものである。本研究では、我が国の町丁目を基本単位としてそれらのライフスタイル特性に基づき、複数のレベルで類型化、抽出することが可能なシステムを用いた。この社会地区類型を用いた手法は、先行する知見として欧米における学術的な議論においても、近隣などの小地域単位データの重要性と既存の行政区画を小地域として用いることの利点に関する知見が示されていることから、有用な手法の一つとして位置づけることが可能であると考えられた。また、社会地区類型に基づき構築されたデータの分析より、我が国において居住地域での健康状態に違いが生じており、その違いは居住地域における特性(文脈効果)により形成されている可能性が推察された。以上の結果は、ともすれば我が国において、その社会的、文化的な同一性傾向から、欧米諸国などとは異なり町丁目においてはそれほど健康状態に違いがないのではと考えられていることが多いなかで、我々が住み暮らす、いわゆる生活空間などの密接な地域単位で検討を行った場合に必ずしもその同質性が保持されているわけではないことが推察された。このように、社会地区類型に基づく新たな社会調査法の提案は、社会調査が直面している限界の克服に貢献するにとどまらず、健康領域における新たな議論の創造にもつながることが考えられた。
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居住地域と健康(1)
生活区及卫生 (1)
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
ESTRELA
影响因子:
--
作者:
[武石恵美子, 藤田健, 藤澤由和・大久保誠也・三津山雅規・武藤伸明, 藤田健, 横溝岳・梅崎修, 上西充子, 藤澤由和・濱野強, 水越康介, 濱野強・藤澤由和]
通讯作者:
濱野強・藤澤由和
健康分野におけるマルチレベル分析の意義と可能性:ソーシャル・キャピタルと健康に関するエビデンスより
健康领域多层次分析的意义和潜力:来自社会资本和健康的证据
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
影响因子:
--
作者:
[濱野強, 藤澤由和]
通讯作者:
藤澤由和
DOI:
10.1371/journal.pone.0013214
发表时间:
2010-10-06
期刊:
PloS one
影响因子:
3.7
作者:
[Hamano T, Fujisawa Y, Ishida Y, Subramanian SV, Kawachi I, Shiwaku K]
通讯作者:
Shiwaku K
Political ideology and health in Japan: a disaggregated analysis.
日本的政治意识形态和健康:分类分析。
DOI:
10.1136/jech.2009.097915
发表时间:
2010
期刊:
Journal of epidemiology and community health
影响因子:
6.3
作者:
[Subramanian,SV, Hamano,Tsuyoshi, Perkins,JessicaM, Koyabu,Akio, Fujisawa,Yoshikazu]
通讯作者:
Fujisawa,Yoshikazu
なぜソーシャル・キャピタルは「こころの健康」に影響を及ぼすのか:都市部におけるエビデンス
社会资本为何影响“心理健康”:来自城市地区的证据
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
経営と情報
影响因子:
--
作者:
[濱野強, 藤澤由和]
通讯作者:
藤澤由和
共 6 条
2030年の生活実態に基づく救急医療の地域格差の解明と生活圏を踏まえた適正配置の提案
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批准号:24K05508
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.66万
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财政年份:2024
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负责人:濱野 強
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依托单位:
海外基金