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バイオマーカーを用いた病弱児におけるストレス評価に関する研究

バイオマーカーを用いた病弱児におけるストレス評価に関する研究
利用生物标志物对病儿进行压力评估的研究
批准号:
09J00371
负责人:
下村 有紀子
金额:
$0.45万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2009
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2009 至 --

项目摘要

项目成果

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中文摘要
翻译
今年度は,小児がん患児における骨髄穿刺等の侵襲的な医療処置の前後の唾液アミラーゼ活性値と行動観察スケールを用いて評価した患児のdistress,患児および保護者が評価した医療処置に対する患児の不安,医師が評価した医療処置中の患児の身体的苦痛の程度の関連性について検討を行った。その結果,担当医師が評価した医療処置中の患児の身体的苦痛の程度と医療処置直後の患児の唾液アミラーゼ活性値の間に,有意な正の相関関係が認められた。医療者は患児のdistressの程度を患児の様子や行動に基づいて客観的に評価する傾向があることが報告されており,唾液アミラーゼ活性値が侵襲的な医療処置に際する患児のdistressを反映する客観的指標として有用である可能性が示唆された。近年,わが国においても患児のストレス(distress)を予防・軽減するための心理学的介入の重要性についての認識が高まるとともに,医師や看護師,チャイルド・ライフ・スペシャリスト等による取り組みが増えており,介入効果を客観的エビデンスに基づき評価できる方法や指標が求められている。本研究で得られた成果は,携帯型測定機器を用いて簡便に測定できる唾液アミラーゼ活性値が,そうした指標の一つとなりうる可能性を示すものである。今後は,実際の介入場面における測定等を通して,その効果を判断する指標としての唾液アミラーゼ活性値の有用性を検討する必要があると思われた。
英文摘要
今年度は,小児がん患児における骨髄穿刺等の侵襲的な医療処置の前後の唾液アミラーゼ活性値と行動観察スケールを用いて評価した患児のdistress,患児および保護者が評価した医療処置に対する患児の不安,医師が評価した医療処置中の患児の身体的苦痛の程度の関連性について検討を行った。その結果,担当医師が評価した医療処置中の患児の身体的苦痛の程度と医療処置直後の患児の唾液アミラーゼ活性値の間に,有意な正の相関関係が認められた。医療者は患児のdistressの程度を患児の様子や行動に基づいて客観的に評価する傾向があることが報告されており,唾液アミラーゼ活性値が侵襲的な医療処置に際する患児のdistressを反映する客観的指標として有用である可能性が示唆された。近年,わが国においても患児のストレス(distress)を予防・軽減するための心理学的介入の重要性についての認識が高まるとともに,医師や看護師,チャイルド・ライフ・スペシャリスト等による取り組みが増えており,介入効果を客観的エビデンスに基づき評価できる方法や指標が求められている。本研究で得られた成果は,携帯型測定機器を用いて簡便に測定できる唾液アミラーゼ活性値が,そうした指標の一つとなりうる可能性を示すものである。今後は,実際の介入場面における測定等を通して,その効果を判断する指標としての唾液アミラーゼ活性値の有用性を検討する必要があると思われた。
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