野生オランウータンを対象とした社会的知性仮説の検証

野生猩猩社会智力假说的验证

基本信息

批准号：
09J00634
负责人：
久世濃子
金额：
$ 2.43万
依托单位：
Kyoto University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2009
资助国家：
日本
起止时间：
2009 至 2012
项目状态：
已结题

项目摘要

本研究では「群れで生活する他の霊長類と比べて、より遠くにいる他個体のおかれた状況や他個体の意図を理解する為に、オランウータンは高い認知能力を用いている」という申請者が着想した新たな仮説を検証することが目的である。本年度は現地での調査許可の更新の為、平成23年4～5月に10日間、マレーシアに渡航するとともに、果実季(平成23年8月)および非果実季(平成24年10月、平成25年2月および平成25年3月)に計4回、38日間マレーシアに渡航し、マレーシア国サバ州のダナムバレー森林保護区において、フィールドワークに従事した。フィールドワークは、2名の調査補助者と研究者で1組の追跡チームを編成し、熱帯雨林の中で野生のオランウータン追跡し、行動観察の記録とGPSデータを収集した。またオランウータンの行動に影響を与える生態学的な要因として、地域の果実生産量を調べるために、落下果実を拾って結実した木の本数と種類を定量的に測定する「落下果実センサス」を調査補助者が毎月行い、資料を収集した。マレーシアでフィールドワークをしている期間以外は、日本において、今まで収集した行動観察記録、写真や映像、およびGPSデータの整理、入力、分析を作業をすすめた。今まで主に現地で使用していたノートパソコンが壊れた為、今年度新たに1台ノートパソコンを購入した。また収集した資料の整理とパソコンへの入力作業のために、謝金を支払って調査補助者を日本国内において雇用した。

这项研究的目的是检验一个受申请人启发的新假设，即申请人“猩猩使用高认知能力来理解与其他人相比居住在群体中的其他灵长类动物相比，其他人的情况和意图更远”。为了续签当地的调查许可，我从2011年4月到2011年前往马来西亚10天，在水果季节（2011年8月）和非保证季节（2012年10月，2012年10月，2013年2月和2013年3月）前往马来西亚，并在马来西亚Sabah的Dunham Valley Forest Reserve进行了现场工作。现场工作由两个研究辅助工具和研究人员组成，在雨林中追求野生猩猩，并收集行为观察记录和GPS数据。此外，作为影响猩猩行为的生态因素，研究助理进行了每月的“果实人口普查”，该研究助理定量测量已经通过收集材料来拾取和果实的树木的数量和类型，以研究该地区的水果产量。除了马来西亚的实地考察期间，我一直在努力组织，输入和分析我迄今为止在日本收集的行为观察记录，照片，视频和GPS数据。我今年购买了一台新笔记本电脑，因为我一直在使用本地破产的笔记本电脑。此外，我们还支付了一笔费用，以雇用日本的调查助理来组织收集的材料并将其输入计算机。