多レベル内容理論に基づく知覚経験の内容の哲学的研究
多レベル内容理論に基づく知覚経験の内容の哲学的研究
批准号:
09J03904
负责人:
藤川 直也
金额:
$1.22万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2009
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2009 至 2011
中文摘要
今年度は以下の三点に関して研究を行った。1.知覚経験の直接性に関する非存在対象を用いた分析:本研究では、知覚経験の内容を適切に記述するための形而上学的基礎としてマイノング的な非存在対象の理論を採用することで、いわゆる「幻覚論法」に応答を試みた。とりわけ、幻覚においては、主体はある非存在対象に気づいており、その幻覚の現象的性格はその非存在対象がもつ性質によって決定されると考えることで、幻覚論法の基本的な前提を維持しつつ、幻覚論法の帰結を回避できると論じた。2.内包的他動詞に対する不完全対象を用いた意味論の検討:本研究では、知覚経験の内容がもつ不確定性という特徴を、不完全対象という一種の非存在対象によって捉えることで、知覚動詞、さらには"seek"のような内包的他動詞一般に対する意味論的分析を与えることを試みた。とりわけこうした分析が、内包的他動詞の特定的読みと不特定的読みに共通する「弱化」推論の妥当性の説明に関して、MontagueのPTQにおける扱いを含む既存の理論に対して利点をもつと論じた。3.心的イメージの志向性に対する目的意味論的な分析:Prinzらが提唱する経験主義的な概念理論によれば、概念システムが用いる表象はどれも、基本的に、知覚システムが用いる表象の流用であり、サブパーソナルな知覚システム、意識的知覚、概念的思考のすべてを通じて、同じ知覚的表象が使用されている。本研究では、こうした表象がそもそもいかなるメカニズムで内容をもつのかを検討することで、サブパーソナルな認知処理システム、意識的知覚、概念的思考の連続性を捉える内容理論の構築を試みた。とりわけ、概念の主要な機能は、対象の探知と、対象に関するシミュレーションを行うことにある、というPrinzの提案に注目し、知覚的表象の志向性について、目的論的な提案をした。
英文摘要
今年度は以下の三点に関して研究を行った。1.知覚経験の直接性に関する非存在対象を用いた分析:本研究では、知覚経験の内容を適切に記述するための形而上学的基礎としてマイノング的な非存在対象の理論を採用することで、いわゆる「幻覚論法」に応答を試みた。とりわけ、幻覚においては、主体はある非存在対象に気づいており、その幻覚の現象的性格はその非存在対象がもつ性質によって決定されると考えることで、幻覚論法の基本的な前提を維持しつつ、幻覚論法の帰結を回避できると論じた。2.内包的他動詞に対する不完全対象を用いた意味論の検討:本研究では、知覚経験の内容がもつ不確定性という特徴を、不完全対象という一種の非存在対象によって捉えることで、知覚動詞、さらには"seek"のような内包的他動詞一般に対する意味論的分析を与えることを試みた。とりわけこうした分析が、内包的他動詞の特定的読みと不特定的読みに共通する「弱化」推論の妥当性の説明に関して、MontagueのPTQにおける扱いを含む既存の理論に対して利点をもつと論じた。3.心的イメージの志向性に対する目的意味論的な分析:Prinzらが提唱する経験主義的な概念理論によれば、概念システムが用いる表象はどれも、基本的に、知覚システムが用いる表象の流用であり、サブパーソナルな知覚システム、意識的知覚、概念的思考のすべてを通じて、同じ知覚的表象が使用されている。本研究では、こうした表象がそもそもいかなるメカニズムで内容をもつのかを検討することで、サブパーソナルな認知処理システム、意識的知覚、概念的思考の連続性を捉える内容理論の構築を試みた。とりわけ、概念の主要な機能は、対象の探知と、対象に関するシミュレーションを行うことにある、というPrinzの提案に注目し、知覚的表象の志向性について、目的論的な提案をした。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
数形容詞の意味論的内容について
论数字形容词的语义内容
DOI:
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发表时间:
2011
期刊:
影响因子:
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作者:
[Matsuo, K., et al., Kazumasa Matsuo, 松尾和真, 松尾和真, 松尾和真, 松尾和真, 藤川直也, 松阪陽一・藤川直也・四津雅英]
通讯作者:
松阪陽一・藤川直也・四津雅英
Direct Realism and Non-Existent Objects
直接现实主义和不存在的物体
DOI:
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发表时间:
2012
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Matsuo, K., et al., Kazumasa Matsuo, 松尾和真, 松尾和真, 松尾和真, 松尾和真, 藤川直也]
通讯作者:
藤川直也
存在しないものに向かって-志向性の論理と形而上学
走向不存在——意向性的逻辑与形而上学
DOI:
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发表时间:
2011
期刊:
影响因子:
--
作者:
[グレアム・プリースト著, 久木田水生・藤川直也訳]
通讯作者:
久木田水生・藤川直也訳
speech act engineering: basis and application
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批准号:22K18449
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项目类别:Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
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资助金额:$2.75万
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财政年份:2022
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负责人:藤川 直也
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依托单位:
言語と思考の社会性-固有名と単称思考に即して
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批准号:07J07724
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$0.64万
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财政年份:2007
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负责人:藤川 直也
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依托单位: