パーキンソン病モデルラットを用いた睡眠障害メカニズムの解明
パーキンソン病モデルラットを用いた睡眠障害メカニズムの解明
批准号:
09J04091
负责人:
酒井 紀彰
金额:
$1.22万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2009
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2009 至 2011
中文摘要
パーキンソン病は、特徴的な運動障害を示すが、殆ど全ての患者で睡眠障害を伴う事が報告されている。特に日中の過度の眠気や睡眠発作は、パーキンソン病の治療薬を服用する事で増悪する。このような睡眠障害は、生命に関わる重大な事故に繋がる可能性が極めて高く、非常に重要な臨床症状である。それにも関わらず、運動障害に比べ睡眠障害の原因については、依然として不明な点が多い。そこで本年度は、昨年度検討した薬剤投与量及び投与方法を用いて、パーキンソン病発症モデルラットの作製を試み、モデルの有用性を検討した。まず、ロテノンを埋め込み式ポンプにより持続投与を行い、体重及び行動量の変化を測定した。ロテノン投与群は、投与開始10日前後から体重及び行動量の減少が認められたが、大きな個体差が見られた。一部の個体では、急激な体重減少の開始後数日で死亡した。また、体重及び行動量の急激な減少が認められた個体では、埋め込み式ポンプの除去後、体重及び行動量が回復したことから、ロテノンの急性毒性によるものである可能性が高い。一方、4週間の持続投与で生き残った個体では、体重、行動量の緩やかな減少の後に動作緩慢と寡動の症状を示した。コントロール群では、体重及び行動量の減少と異常行動は認められなかった。さらに脳の凍結切片を作製し、抗チロシン水酸化酵素(TH)抗体を用いて中脳黒質のドーパミン産生細胞の障害を検討したところ、4週間の持続投与で生き残った個体では、TH陽性細胞数の著しい減少が認められた。一方、急激な体重減少を引き起こした個体では、TH陽性細胞数はコントロール群と比較して、有意な差は認められなかった。以上のことから、睡眠測定を行うには4週間の持続投与で生き残った個体のみを用いる必要があり、今後これらパーキンソン病発症モデルラットを用いて睡眠解析を行う予定である。
英文摘要
パーキンソン病は、特徴的な運動障害を示すが、殆ど全ての患者で睡眠障害を伴う事が報告されている。特に日中の過度の眠気や睡眠発作は、パーキンソン病の治療薬を服用する事で増悪する。このような睡眠障害は、生命に関わる重大な事故に繋がる可能性が極めて高く、非常に重要な臨床症状である。それにも関わらず、運動障害に比べ睡眠障害の原因については、依然として不明な点が多い。そこで本年度は、昨年度検討した薬剤投与量及び投与方法を用いて、パーキンソン病発症モデルラットの作製を試み、モデルの有用性を検討した。まず、ロテノンを埋め込み式ポンプにより持続投与を行い、体重及び行動量の変化を測定した。ロテノン投与群は、投与開始10日前後から体重及び行動量の減少が認められたが、大きな個体差が見られた。一部の個体では、急激な体重減少の開始後数日で死亡した。また、体重及び行動量の急激な減少が認められた個体では、埋め込み式ポンプの除去後、体重及び行動量が回復したことから、ロテノンの急性毒性によるものである可能性が高い。一方、4週間の持続投与で生き残った個体では、体重、行動量の緩やかな減少の後に動作緩慢と寡動の症状を示した。コントロール群では、体重及び行動量の減少と異常行動は認められなかった。さらに脳の凍結切片を作製し、抗チロシン水酸化酵素(TH)抗体を用いて中脳黒質のドーパミン産生細胞の障害を検討したところ、4週間の持続投与で生き残った個体では、TH陽性細胞数の著しい減少が認められた。一方、急激な体重減少を引き起こした個体では、TH陽性細胞数はコントロール群と比較して、有意な差は認められなかった。以上のことから、睡眠測定を行うには4週間の持続投与で生き残った個体のみを用いる必要があり、今後これらパーキンソン病発症モデルラットを用いて睡眠解析を行う予定である。
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会议论文
異物代謝酵素CYP2D3発現の個体差を引き起こす新規調節機構の解明
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批准号:06J04513
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.79万
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财政年份:2006
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负责人:酒井 紀彰
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依托单位:
海外基金