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日本語の変遷過程における古文書の研究―語彙・文法・文体の成立と展開―

日本語の変遷過程における古文書の研究―語彙・文法・文体の成立と展開―
日语变迁过程中的古代文献研究 - 词汇、语法、写作风格的形成和发展 -
批准号:
09J09400
负责人:
永澤 済
金额:
$1.79万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2009
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2009 至 2011

项目摘要

项目成果

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中文摘要
翻译
実用文書の中から、中世の裁判文書「裁許状」に焦点を定め、研究を行った。当時の裁許状は、多くが漢字のみで書かれ、表面的には漢文の体をなしている。しかし実際には日本語の影響を受け、正格の漢文とは全く異なる文体・語法・語彙により成り立っている。そうした「変体」漢文の研究は、あまり進んでいない。日本史研究者の指導のもと、『鎌倉幕府裁許状集』に載せられた文書を、一通一通、丹念に読み進めた。その結果、各文書に述べられた詳細な意味(ときに、字面には表れない意味)を理解することができ、統語構造や語彙分析の基礎的作業が進んだ。それをもとに、現在、連体修飾構造、補助動詞等における日本語の影響や語彙などについて分析を進めた。中世の裁許状は、近世以降の裁判資料とは異なる文体を示す。今後、異なる時代の裁判関係文書との比較を進めることで、日本における、漢文由来の公文書の文体の起源と変遷を明らかにできると考える。今年度は、さらに、日本語史の解明に資する、次のような資料収集を行った。(1)言語学のみならず、歴史学や民俗学等の諸分野の研究においても、日本語にかかわる論考が多くある。そうした類の資料を収集した。(2)東京大学史料編纂所書庫、各地の博物館・郷土資料館等で、民俗語彙等の資料を収集した。(3)歴史学研究者による、米国、Yale大学における文書調査に同行し、種々の日本語資料を閲覧する機会を得た。その結果、たとえば『軍類故実集』や『松平崇宗啓運記』で、(現在の日本語共通語とは異なる)当時の発音を反映した可能性のある表記の存在がわかった。それら資料は、他にも語彙や文法面で口語的な性格を示しており、当時の口頭語(武士言葉)の資料として、研究の余地が多くあるという見通しをもった。
英文摘要
実用文書の中から、中世の裁判文書「裁許状」に焦点を定め、研究を行った。当時の裁許状は、多くが漢字のみで書かれ、表面的には漢文の体をなしている。しかし実際には日本語の影響を受け、正格の漢文とは全く異なる文体・語法・語彙により成り立っている。そうした「変体」漢文の研究は、あまり進んでいない。日本史研究者の指導のもと、『鎌倉幕府裁許状集』に載せられた文書を、一通一通、丹念に読み進めた。その結果、各文書に述べられた詳細な意味(ときに、字面には表れない意味)を理解することができ、統語構造や語彙分析の基礎的作業が進んだ。それをもとに、現在、連体修飾構造、補助動詞等における日本語の影響や語彙などについて分析を進めた。中世の裁許状は、近世以降の裁判資料とは異なる文体を示す。今後、異なる時代の裁判関係文書との比較を進めることで、日本における、漢文由来の公文書の文体の起源と変遷を明らかにできると考える。今年度は、さらに、日本語史の解明に資する、次のような資料収集を行った。(1)言語学のみならず、歴史学や民俗学等の諸分野の研究においても、日本語にかかわる論考が多くある。そうした類の資料を収集した。(2)東京大学史料編纂所書庫、各地の博物館・郷土資料館等で、民俗語彙等の資料を収集した。(3)歴史学研究者による、米国、Yale大学における文書調査に同行し、種々の日本語資料を閲覧する機会を得た。その結果、たとえば『軍類故実集』や『松平崇宗啓運記』で、(現在の日本語共通語とは異なる)当時の発音を反映した可能性のある表記の存在がわかった。それら資料は、他にも語彙や文法面で口語的な性格を示しており、当時の口頭語(武士言葉)の資料として、研究の余地が多くあるという見通しをもった。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
文法的機能からみた漢語
从语法功能的角度看汉语
DOI: --
发表时间: 2011
期刊: 国文学解釈と鑑賞
影响因子: --
作者: [川田和正, 他, K.Kawata for the Tibet AS_γ collaboration, Yasuyuki Fukushima, Yasuyuki Fukushima, Yasuyuki Fukushima, Yasuyuki Fukushima, Yasuyuki Fukushima, Yasuyuki Fukushima, 福島靖之, Yasuyuki Fukushima, Yasuyuki Fukushima, 福島靖之, 福島靖之, K.Minami, K.Minami, 南圭一, 南圭一, 永澤済]
通讯作者: 永澤済
複合語からみる「自分」の意味変化-なぜ「自分用事」「自分家」「自分髪」という言い方がて
从复合词看“自我”含义的变化——为什么人们会说“我自己的事”、“我自己的房子”和“我自己的头发”?
DOI: --
发表时间: 2010
期刊: 東京大学言語学論集 29
影响因子: --
作者: [Yu Toyoda, Miho Tamai, Kasumi Kashikura, Shunsuke Kobayashi, Yoichi Fujiyama, Tomoyoshi Soga, Yoh-ichi Tagawa, 永澤済]
通讯作者: 永澤済
変化パターンからみる近現代漢語の品詞用法
从屈折模式看现代汉语的词性用法
DOI: --
发表时间: 2010
期刊: 東京大学言語学論集
影响因子: --
作者: [川田和正, 他, K.Kawata for the Tibet AS_γ collaboration, Yasuyuki Fukushima, Yasuyuki Fukushima, Yasuyuki Fukushima, Yasuyuki Fukushima, Yasuyuki Fukushima, Yasuyuki Fukushima, 福島靖之, Yasuyuki Fukushima, Yasuyuki Fukushima, 福島靖之, 福島靖之, K.Minami, K.Minami, 南圭一, 南圭一, 永澤済, 松田暁子, 松田暁子, 高橋走, 永澤済]
通讯作者: 永澤済
日本語との接触における漢語の異質性と受容
中国人与日本人交往中的异质性和接受程度
DOI: --
发表时间: 2010
期刊:
影响因子: --
作者: [Yu Toyoda, Miho Tamai, Kasumi Kashikura, Shunsuke Kobayashi, Yoichi Fujiyama, Tomoyoshi Soga, Yoh-ichi Tagawa, 永澤済, 高橋走, 松田暁子, 永澤済]
通讯作者: 永澤済
中世裁許状を中心とする変体漢文の言語学的研究
  • 批准号:
    22K00570
  • 项目类别:
    Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
  • 资助金额:
    $2.66万
  • 财政年份:
    2022
  • 负责人:
    永澤 済
  • 依托单位:
日本語における意図性
  • 批准号:
    05J11660
  • 项目类别:
    Grant-in-Aid for JSPS Fellows
  • 资助金额:
    $1.73万
  • 财政年份:
    2005
  • 负责人:
    永澤 済
  • 依托单位:
海外基金