日本産渦鞭毛藻プロトセラチュウム・レティキュラトゥムの天然と培養での形態変異
日本産渦鞭毛藻プロトセラチュウム・レティキュラトゥムの天然と培養での形態変異
批准号:
10F00805
负责人:
松岡 數充
金额:
$0.77万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2010
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2010 至 2011
中文摘要
温度と塩分の異なる条件でProtoceratium reticulatumシストの発芽を試みたが成功せず,この種は温度と塩分の異なる条件に順応不可能であったと考えられた.このために,発芽実験用標本は形態的に類似した隠蔽種(cryptospecies)ではないかとの仮説の基に,天然シストを詳細に観察し,かつP.reticulatumのプランクトン細胞とシストのrDNA塩基配列を調査した.その結果,プランクトン細胞とシストの対応関係を得た.この実験結果は従前のP.reticulatumプランクトン細胞とシスト対応関係を支持していた.すなわちOperculodiniun centrocarpum sesu WallとされてきたシストはP.reticulatumであった.カナダ(東部: バフィン湾,西部: バンクーバー島)(日本;北海道,九州),デンマーク;カテガット)など異なる地点から採取したプランクトン単細胞と単一のシストのSSU,ITSおよびLSU塩基配列を明らかにした.その結果,ITS領域では配列に顕著な違いがある事が判明した.これが隠蔽種であるのか否かが今後の検討課題となった.北太平洋表層堆積物中のP.reticulatumシストの刺の長さの変化を詳細に計測した.平均刺の長さは毎年の海水密度と逆相関を示した:σt annual=1000+(-0.8476 x average process length+29.094)(R^2=0.84). Effingham Inlet in British Columbiaでのセディメント・トラップ試料では海水密度変化と平均プロセス長さの変化は北太平洋と同じ関係を示した.バルト海-スカゲラク海峡地域では平均の刺の長さ変化は海水密度と以下の関係式で示された.σt annual=1000+(3.5184 x average process length-6.686)(R^2=0.87). それぞれの関係式は一致しなかった.それは海水密度や栄養塩環境に地域特性があり,それに適応した隠蔽種が存在するか,あるいは他の未知の環境要因が寄与している可能性があるのかが今後の検討課題として残された.
英文摘要
温度と塩分の異なる条件でProtoceratium reticulatumシストの発芽を試みたが成功せず,この種は温度と塩分の異なる条件に順応不可能であったと考えられた.このために,発芽実験用標本は形態的に類似した隠蔽種(cryptospecies)ではないかとの仮説の基に,天然シストを詳細に観察し,かつP.reticulatumのプランクトン細胞とシストのrDNA塩基配列を調査した.その結果,プランクトン細胞とシストの対応関係を得た.この実験結果は従前のP.reticulatumプランクトン細胞とシスト対応関係を支持していた.すなわちOperculodiniun centrocarpum sesu WallとされてきたシストはP.reticulatumであった.カナダ(東部: バフィン湾,西部: バンクーバー島)(日本;北海道,九州),デンマーク;カテガット)など異なる地点から採取したプランクトン単細胞と単一のシストのSSU,ITSおよびLSU塩基配列を明らかにした.その結果,ITS領域では配列に顕著な違いがある事が判明した.これが隠蔽種であるのか否かが今後の検討課題となった.北太平洋表層堆積物中のP.reticulatumシストの刺の長さの変化を詳細に計測した.平均刺の長さは毎年の海水密度と逆相関を示した:σt annual=1000+(-0.8476 x average process length+29.094)(R^2=0.84). Effingham Inlet in British Columbiaでのセディメント・トラップ試料では海水密度変化と平均プロセス長さの変化は北太平洋と同じ関係を示した.バルト海-スカゲラク海峡地域では平均の刺の長さ変化は海水密度と以下の関係式で示された.σt annual=1000+(3.5184 x average process length-6.686)(R^2=0.87). それぞれの関係式は一致しなかった.それは海水密度や栄養塩環境に地域特性があり,それに適応した隠蔽種が存在するか,あるいは他の未知の環境要因が寄与している可能性があるのかが今後の検討課題として残された.
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会议论文
Process length variation of Operculodiniutn centrocarpum in the North Pacific and its relation to salinity and temperature
北太平洋Operculodiniutn centrocarpum过程长度变化及其与盐度和温度的关系
DOI:
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发表时间:
2011
期刊:
影响因子:
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作者:
[Mertens, K.N., Bringue, M., Pospelova, V., Van Nieuwenhove, N., Rochon, A., de Vernal, A., Louwye, S., Matsuoka, K.]
通讯作者:
K.
Difficulties with handling the Monovela group belonging to the genus Protoperidinium, Dinophyceae
处理属于甲藻纲 Protoperidinium 属的 Monovela 组的困难
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Matsuoka, K]
通讯作者:
K
New findings of the unsolved cyst-motile relationships of the Protoperidinium oblongum complex-
Protoperidinium oblongum 复合体未解决的囊肿运动关系的新发现 -
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Sarai, C, Matsuoka, K.]
通讯作者:
K.
Re-examination of the motile-cyst form relationship based on molecular phylogenetic analysis
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批准号:18340166
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$8.84万
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财政年份:2006
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负责人:松岡 數充
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依托单位:
渦鞭毛藻ペリディニュウム目のシストと遊泳体の対応関係に関する研究
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批准号:08640593
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$0.64万
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财政年份:1996
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负责人:松岡 數充
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依托单位:
黒潮域内湾表層堆積物中の渦鞭毛藻シストについての研究
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批准号:63540630
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$0.51万
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财政年份:1988
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负责人:松岡 數充
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依托单位:
海外基金