非平面性ポルフィリンを基盤とする超分子光電子移動系の構築と光機能性材料の開発
非平面性ポルフィリンを基盤とする超分子光電子移動系の構築と光機能性材料の開発
批准号:
10J00454
负责人:
本多 立彦
金额:
$1.34万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2010
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2010 至 2012
中文摘要
コバルトポルフィリンは酸性溶液中において、電気化学的水素発生の電極触媒として働くことが報告されている。しかしながら、その触媒活性は未だに高くなく、さらなる触媒活性の向上のためには反応機構の解明が必要不可欠となる。そこで私は、フッ素置換したテトラフェニルポルフィリン誘導体のコバルト錯体を合成し、反応中間体の検出及び触媒反応の反応機構の解明に向けて研究を行った。これまでの研究から、コバルト(I)ポルフィリンがプロトンと反応することでコバルト(III)ヒドリド種を生じ、これがさらにプロトンと反応することで水素発生が起こることが分かっている。しかしながら、反応活性種であるコバルト(III)ヒドリド種を検出した例はなく、その反応機構についても十分に検討されていない。このため、私は、コバルト(1)ポルフィリンの単離を行い、その反応性について調べた。還元剤として水素化ホウ素テトラブチルアンモニウムを用いるとコバルト(I)種の単結晶を得ることができ、X線結晶構造解析からコバルト(1)ポルフィリンの結晶構造を得ることに成功した。また、種々のフッ素置換コバルトポルフィリンに対して還元剤としてコバルトセンを用い、生成したコバルト(I)種と酸との反応性について調べた。その結果、コバルト(I)種とプロトンの反応はコバルト(III)ヒドリド種を生成するプロトン化反応が律速段階であることが分かった。また酸濃度依存性から、コバルトポルフィリンの還元電位とプロトン化の速度定数には直線関係があることを明らかにした。以上の結果は、コバルト(I)ポルフィリンを単離・同定し、その反応性について詳細に調べた初めての例である、この結果から、コバルトポルフィリンの還元電位から、プロトン化の速度を予測することが可能になったため、より高活性な水素発生電極触媒を開発する上で重要な知見どなる。
英文摘要
コバルトポルフィリンは酸性溶液中において、電気化学的水素発生の電極触媒として働くことが報告されている。しかしながら、その触媒活性は未だに高くなく、さらなる触媒活性の向上のためには反応機構の解明が必要不可欠となる。そこで私は、フッ素置換したテトラフェニルポルフィリン誘導体のコバルト錯体を合成し、反応中間体の検出及び触媒反応の反応機構の解明に向けて研究を行った。これまでの研究から、コバルト(I)ポルフィリンがプロトンと反応することでコバルト(III)ヒドリド種を生じ、これがさらにプロトンと反応することで水素発生が起こることが分かっている。しかしながら、反応活性種であるコバルト(III)ヒドリド種を検出した例はなく、その反応機構についても十分に検討されていない。このため、私は、コバルト(1)ポルフィリンの単離を行い、その反応性について調べた。還元剤として水素化ホウ素テトラブチルアンモニウムを用いるとコバルト(I)種の単結晶を得ることができ、X線結晶構造解析からコバルト(1)ポルフィリンの結晶構造を得ることに成功した。また、種々のフッ素置換コバルトポルフィリンに対して還元剤としてコバルトセンを用い、生成したコバルト(I)種と酸との反応性について調べた。その結果、コバルト(I)種とプロトンの反応はコバルト(III)ヒドリド種を生成するプロトン化反応が律速段階であることが分かった。また酸濃度依存性から、コバルトポルフィリンの還元電位とプロトン化の速度定数には直線関係があることを明らかにした。以上の結果は、コバルト(I)ポルフィリンを単離・同定し、その反応性について詳細に調べた初めての例である、この結果から、コバルトポルフィリンの還元電位から、プロトン化の速度を予測することが可能になったため、より高活性な水素発生電極触媒を開発する上で重要な知見どなる。
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DOI:
10.1021/jp105116y
发表时间:
2010-08-26
期刊:
JOURNAL OF PHYSICAL CHEMISTRY C
影响因子:
3.7
作者:
[Honda, Tatsuhiko, Nakanishi, Tatsuaki, Fukuzumi, Shunichi]
通讯作者:
Fukuzumi, Shunichi
サドル型歪みを有するコバルトフタロシアニンを用いた酸素のプロトン共役電子移動還元触媒反応
鞍应变钴酞菁催化氧的质子共轭电子转移还原反应
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
影响因子:
--
作者:
[本多立彦, 小島隆彦, 福住俊一]
通讯作者:
福住俊一
分子内水素結合により安定化されたプロトン化亜鉛オクタブトキシフタロシアニンの電子移動還元反応の制御
分子内氢键稳定的质子化八丁氧基酞菁锌电子转移还原反应的控制
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
影响因子:
--
作者:
[本多立彦, 小島隆彦, 福住俊一]
通讯作者:
福住俊一
DOI:
10.1002/anie.201006607
发表时间:
2011-01-01
期刊:
ANGEWANDTE CHEMIE-INTERNATIONAL EDITION
影响因子:
16.6
作者:
[Honda, Tatsuhiko, Kojima, Takahiko, Fukuzumi, Shunichi]
通讯作者:
Fukuzumi, Shunichi
Crystal Structures and Properties of meso- and isoindole-Nitrogen Protonated Phthalocyanine
内消旋和异吲哚氮质子化酞菁的晶体结构和性质
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
影响因子:
--
作者:
[本多立彦, 福田貴光, 小島隆彦, 小林長夫, 福住俊一]
通讯作者:
福住俊一
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