シロイヌナズナを用いたDNAメチル化制御機構の解析
シロイヌナズナを用いたDNAメチル化制御機構の解析
批准号:
10J02130
负责人:
島田 篤
金额:
$1.79万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2010
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2010 至 2012
中文摘要
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英文摘要
今年度はRNAiとDNAメチル化異常をもつrdr1rdr2rdr6ddm1 4重変異体の解析を引き続き行った。昨年度までに、5番染色体セントロメア周縁部が不稔と形態異常を引きおこす原因領域であり、トランスポゾンの発現異常が原因である可能性が高いことが示されてきた。原因領域がセントロメアで組換え率が低いことから、遺伝子マッピングは不可能と判断し、そこで今年度は5番染色体セントロメアに相当するBACライブラリー56cloneをrdr1rdr2rdr6変異体に形質転換し、表現型を示す個体を単離することで原因領域の同定を試みた。BACライブラリーには形質転換に必要なDNA配列を含まないため、まずrecombineeringの技術を用いて必要な配列を導入し形質転換した結果、効率よく形質転換体を獲得できた。現在までに獲得した形質転換体の中には4重変異体と類似の表現型を示すものは見つかっていないが、トランスポゾンのみ含まれる、あるBACcloneを導入したところ、ほとんどの形質転換体で葉の上方湾曲が認められた。これは、トランスポゾンが宿主の発生に影響を与えていることを示す非常に興味深い結果であり、今後引き続きこの原因遺伝子の決定も試みる。またrdr1rdr2rdr6DDM1/ddm1 3重変異体に対し変異誘発剤であるEMSを処理し、M2世代でddm1/ddm1個体を選抜して4重変異体の表現型を抑圧する変異体スクリーニングを行った。現在までに表現型を抑圧するものが3個体獲得でき、2つは中程度、うち一つは完全に異常を抑圧していた。このサプレッサー個体の発見は、原因遺伝子の決定とその発生異常のしくみを解明する大きな手がかりとなり、PTGSとDNAメチル化との関係性を明らかにできるであろう。今後これらの個体を次世代シークエンサーにて配列解析し、変異部位を決定する。
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