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音響信号の多重解像度時間周波数解析の研究

声信号多分辨率时频分析研究

基本信息

批准号：
10J06961
负责人：
橘秀幸
金额：
$ 1.34万
依托单位：
The University of Tokyo
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2010
资助国家：
日本
起止时间：
2010 至 2012
项目状态：
已结题

项目摘要

本研究課題は音楽信号を自動的に加工しながら再生するシステムを構築することを目指し、その基本となる音楽信号の分離・分析・加工のための信号処理技術の開発を目的としている。本年度は特に応用に関して以下の成果を得た。前年度までの研究により、本研究課題で検討している信号分離手法を応用することで、音楽信号から歌声成分を抑圧して擬似的にカラオケを生成できることが解かっている。音楽業界では近年、インターネットを通じて配信されているアマチュアの楽曲(従来の技術ではカラオケ自動生成が困難なライブ録音なども含む)の存在感が増しており、そのような楽曲を「カラオケ」として楽しむことへの潜在的な需要は拡大していると考えられる。そこで、このような自動カラオケ生成技術を、基礎技術として留まらせることなく、実際に利用できる状態まで音質やインターフェースをさらに洗練させることが重要となる。本システムでこれまでに明らかになっていた問題点の一つが音質である。本年度はこれの克服を目指し、(1)カラオケ生成の過程で消し過ぎた伴奏音の復元、(2)あえて音質を全体的に劣化させることにより逆に劣化を目立たなくすることの検討、(3)各モジュールの計算の高速化による音質改善のための計算リソースの確保、などに関する研究に取り組んだ。(1)(2)に関してはある程度の効果は見られたものの依然として課題は残ったが、(3)に関しては、おおむね高速化に成功した。また、(3)に関する研究の過程において、本研究と類似したアイディアを全く異なる方法で実現した、海外の研究者による類似研究との間に、実は数理的にも関連性があることがある程度明らかとなった。これ自体が直接的にカラオケの生成に役立つわけではないが、音楽信号処理に関するこれまでの研究の一部を見通しよく整理することができ、今後の本分野の発展に寄与しうると考えられる。

This research project aims to build a system that can automatically process and reproduce audio signals, and to develop basic signal processing technologies for the separation, analysis, and processing of audio signals. The following results were achieved during the year: This research topic is to explore the application of signal separation methods in the past year, to suppress the singing components and to generate the simulation signals. In recent years, the music industry has been experiencing a sense of existence in the field of music production, communication and distribution of music (the technology of music production has been automatically generated), and the potential needs of music production have been greatly increased. The technology of automatic generation, basic technology, and actual utilization of sound quality are important. This is the first time I've ever heard of this. This year, we will focus on the following issues: (1) elimination of excessive accompaniment sound restoration in the process of generation,(2) discussion of overall sound quality deterioration,(3) improvement of calculation speed in each category, and selection of sound quality research. (1) the degree of success of the project;(3) the degree of success of the project (3) The process of this study is similar to that of the previous study, and the method of this study is completely different from that of the previous study. This is a part of the research on the generation of audio signals and the development of audio signals.