海洋酸性化がウニ幼生に及ぼす影響に関する研究
海洋酸性化がウニ幼生に及ぼす影響に関する研究
批准号:
11J02760
负责人:
諏訪 僚太
金额:
$1.6万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2011
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2011 至 2013
中文摘要
バフンウニの受精卵を室内にてCO2濃度が12時間毎に600ppmと1000ppmに切り替わる日周変動条件(800±200ppm)に暴露させ、幼生の形態への影響を調べた結果、800±200ppmに曝したウニ幼生の全長・体長・後腕長は対照区(400ppm)との差は見られなかった。一方、800ppmの一定濃度条件に曝したウニ幼生は対照区に比べ後腕長が減少した。これらの結果は高CO2濃度によるバフンウニ幼生のサイズ減少がCO2濃度の日周変動によって影響が緩和される可能性を示唆するものである。次に、造礁サンゴ類クシハダミドリイシから配偶子を採取し、初期ポリプへ変態させ、CO_2濃度が300,400,500ppmにて一定にした条件と、300ppmと500ppmに12時間毎に切り替わる日周変動条件(400±100ppm)にそれぞれ暴露し、投影面積を計測した結果、投影面積は対照区に比べ有意な差はみられなかった。これらの結果から、300ppmから500ppmという低レベルのCO_2濃度領域においては、濃度一定条件と日周変動条件がクシハダサンゴの初期石灰化へ与える影響には差が無い可能性が示唆された。同じく、クシハダミドリイシから配偶子を採取し、ガラスベースディッシュ上にサンゴ幼体に変態させ、着底させることに成功した。培養に用いる濾過海水をpH値の差異を可視化することができる蛍光標識指示薬HPTS-Rhod3及びSNARFをそれぞれ添加した海水に置き換え、暗黒条件下にて更に培養することでサンゴ体内のpHの可視化を試みた。その結果、サンゴポリプ体内に放射状に形成された隔壁骨格の上部やポリプ中央においてpH上昇が蛍光標識によって観察できた。このことは定着後のサンゴ幼体がこれらの部位において他の部位よりも盛んに石灰化による成長を行っていることを示唆する。この他にも貝類クサイロアオガイを用いて酸性化暴露実験を行った。280,390,600,800ppmのCO2濃度条件を用いて同様の実験を行なった結果、対照区390ppmと比較して600と800ppmにおいて原殻サイズの減少が見られた。原殻にみられた形態変化が本種の生態に及ぼす影響については明らかではないが、自己防衛や遊泳能力への影響が示唆される。
英文摘要
バフンウニの受精卵を室内にてCO2濃度が12時間毎に600ppmと1000ppmに切り替わる日周変動条件(800±200ppm)に暴露させ、幼生の形態への影響を調べた結果、800±200ppmに曝したウニ幼生の全長・体長・後腕長は対照区(400ppm)との差は見られなかった。一方、800ppmの一定濃度条件に曝したウニ幼生は対照区に比べ後腕長が減少した。これらの結果は高CO2濃度によるバフンウニ幼生のサイズ減少がCO2濃度の日周変動によって影響が緩和される可能性を示唆するものである。次に、造礁サンゴ類クシハダミドリイシから配偶子を採取し、初期ポリプへ変態させ、CO_2濃度が300,400,500ppmにて一定にした条件と、300ppmと500ppmに12時間毎に切り替わる日周変動条件(400±100ppm)にそれぞれ暴露し、投影面積を計測した結果、投影面積は対照区に比べ有意な差はみられなかった。これらの結果から、300ppmから500ppmという低レベルのCO_2濃度領域においては、濃度一定条件と日周変動条件がクシハダサンゴの初期石灰化へ与える影響には差が無い可能性が示唆された。同じく、クシハダミドリイシから配偶子を採取し、ガラスベースディッシュ上にサンゴ幼体に変態させ、着底させることに成功した。培養に用いる濾過海水をpH値の差異を可視化することができる蛍光標識指示薬HPTS-Rhod3及びSNARFをそれぞれ添加した海水に置き換え、暗黒条件下にて更に培養することでサンゴ体内のpHの可視化を試みた。その結果、サンゴポリプ体内に放射状に形成された隔壁骨格の上部やポリプ中央においてpH上昇が蛍光標識によって観察できた。このことは定着後のサンゴ幼体がこれらの部位において他の部位よりも盛んに石灰化による成長を行っていることを示唆する。この他にも貝類クサイロアオガイを用いて酸性化暴露実験を行った。280,390,600,800ppmのCO2濃度条件を用いて同様の実験を行なった結果、対照区390ppmと比較して600と800ppmにおいて原殻サイズの減少が見られた。原殻にみられた形態変化が本種の生態に及ぼす影響については明らかではないが、自己防衛や遊泳能力への影響が示唆される。
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海洋酸性化がクサイロアオガイ原殻に与える影響について
海洋酸化对蓝蜗牛壳的影响
DOI:
--
发表时间:
2013
期刊:
影响因子:
--
作者:
[R. Suwa, Y. Nojiri, T. Ono, Y. Shirayama, 岩渕俊樹, 槇田祐輔, 諏訪僚太・中野智之]
通讯作者:
諏訪僚太・中野智之
Biodiversity and biogeography of the coral boring barnacles of the genus Berndtia (Cirripedia : Acrothoracica) in the West Pacific, with description of three new species.
西太平洋 Berndtia 属珊瑚钻藤壶(Cirripedia:Acrothoracica)的生物多样性和生物地理学,以及三个新物种的描述。
DOI:
10.1080/00222933.2014.896488
发表时间:
2014
期刊:
Journal of Natural History
影响因子:
0.8
作者:
[Benny Chan, Gregory Kolbasov, Mamiko Hirose, Takuma Mezak and Rvota Suwa]
通讯作者:
Takuma Mezak and Rvota Suwa
Effects of low pCO2 conditions on sea urchin larval size.
低 pCO2 条件对海胆幼虫大小的影响。
DOI:
10.1111/maec.12044
发表时间:
2013
期刊:
Marine Ecology
影响因子:
--
作者:
[Ryota Suwa, Yukihiro Nojiri, Tsuneo Ono and Yoshihisa Shirayama]
通讯作者:
Tsuneo Ono and Yoshihisa Shirayama
Effects of ocean acidification on marine invertibrates
海洋酸化对海洋无脊椎动物的影响
DOI:
--
发表时间:
2013
期刊:
影响因子:
--
作者:
[槇田祐輔, 大宮寛久, 澤村正也, 諏訪僚太]
通讯作者:
諏訪僚太
海洋と生物2013年8月号
海洋与生物学 2013 年 8 月号
DOI:
--
发表时间:
2013
期刊:
影响因子:
--
作者:
[諏訪僚太, 井上麻夕里, 白山義久, 諏訪僚太]
通讯作者:
諏訪僚太
共 8 条
海洋酸性化が造礁サンゴ類の白化現象に及ぼす影響
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批准号:15K16138
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$2.58万
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财政年份:2015
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负责人:諏訪 僚太
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依托单位:
海洋酸性化が造礁サンゴと無節サンゴモの種間関係に及ぼす影響に関する研究
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批准号:23710041
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$3.0万
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财政年份:2011
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负责人:諏訪 僚太
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依托单位:
海外基金