政治経験の共有と利用:1920年代前半のハンガリー系亡命者と「1918年10月」
政治経験の共有と利用:1920年代前半のハンガリー系亡命者と「1918年10月」
批准号:
11J04748
负责人:
辻河 典子
金额:
$0.51万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2011
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2011 至 2012
中文摘要
本研究課題は、1918年10月末にハンガリーで起きた共和主義革命(~1919年3月)で成立したカーロイ・ミハーイ政権の参加者が、1919年夏から1920年代前半までの亡命政治活動の中で同政権での経験を「十月主義者」として共有しながらも、その「十月」の名を相異なる政治的意図で利用した状況を明らかにすることを目指している。本年度は、博士論文の執筆に取り組む傍ら、前年度に引き続いて、1920年後半のウィーンとブラチスラヴァにおけるハンガリー人の政治活動に関してハンガリーの領土修正主義者と共産主義者を中心に整理すること、ならびにユーゴスラヴィア軍占領地域におけるハンガリー系社会主義者・共産主義者の活動について論じること、以上二つの課題について具体的な研究成果の公表を目指した。ユーゴスラヴィア軍占領地域におけるハンガリー系社会主義者・共産主義者の活動については、カーロイ・ミハーイ政権への参加者が「1918年10月」の名を政治的に利用する際に、パリ講和会議主導で設定された戦間期中東欧の国際体制に対するオルタナティブを強く意識していたことを確認することができた。1920年後半のウィーンとブラチスラヴァにわける亡命ハンガリー系左派政治家・知識人の政治活動に関しては、亡命ハンガリー系左派政治家・知識人がパリ講和会議主導で設定された戦間期中東欧の国際体制への対案を提示しようと模索した点を明らかにすることを試みた。同時にこの報告では、彼らが第一次世界大戦後の国境変動の中でハンガリー・人左派亡命者としての協力関係を築くことを目指しながちも、多様な政治背景から政治情勢の影響を受けることで次第に派閥が形成され、その分断によって最後まで統一した亡命者組織の形成には至らなかったことを指摘した。特に、ブラチスラヴァ他のスロヴァキア地域の都市部における共産主義運動の伸張と、当時のハンガリー国内における反革命的な政権による領土修正工作に対するチェコスロヴァキア政府やオーストリア政府の対応は、亡命者の活動に重要な影響をもたらした。中欧全体における共産主義運動の伸張とハンガリー国内の政治状況が亡命者の政治活動にもたらした影響については、平成25年3月前半に2週闇程度ブダペストに滞在して追加で文献調査を行った。
英文摘要
本研究課題は、1918年10月末にハンガリーで起きた共和主義革命(~1919年3月)で成立したカーロイ・ミハーイ政権の参加者が、1919年夏から1920年代前半までの亡命政治活動の中で同政権での経験を「十月主義者」として共有しながらも、その「十月」の名を相異なる政治的意図で利用した状況を明らかにすることを目指している。本年度は、博士論文の執筆に取り組む傍ら、前年度に引き続いて、1920年後半のウィーンとブラチスラヴァにおけるハンガリー人の政治活動に関してハンガリーの領土修正主義者と共産主義者を中心に整理すること、ならびにユーゴスラヴィア軍占領地域におけるハンガリー系社会主義者・共産主義者の活動について論じること、以上二つの課題について具体的な研究成果の公表を目指した。ユーゴスラヴィア軍占領地域におけるハンガリー系社会主義者・共産主義者の活動については、カーロイ・ミハーイ政権への参加者が「1918年10月」の名を政治的に利用する際に、パリ講和会議主導で設定された戦間期中東欧の国際体制に対するオルタナティブを強く意識していたことを確認することができた。1920年後半のウィーンとブラチスラヴァにわける亡命ハンガリー系左派政治家・知識人の政治活動に関しては、亡命ハンガリー系左派政治家・知識人がパリ講和会議主導で設定された戦間期中東欧の国際体制への対案を提示しようと模索した点を明らかにすることを試みた。同時にこの報告では、彼らが第一次世界大戦後の国境変動の中でハンガリー・人左派亡命者としての協力関係を築くことを目指しながちも、多様な政治背景から政治情勢の影響を受けることで次第に派閥が形成され、その分断によって最後まで統一した亡命者組織の形成には至らなかったことを指摘した。特に、ブラチスラヴァ他のスロヴァキア地域の都市部における共産主義運動の伸張と、当時のハンガリー国内における反革命的な政権による領土修正工作に対するチェコスロヴァキア政府やオーストリア政府の対応は、亡命者の活動に重要な影響をもたらした。中欧全体における共産主義運動の伸張とハンガリー国内の政治状況が亡命者の政治活動にもたらした影響については、平成25年3月前半に2週闇程度ブダペストに滞在して追加で文献調査を行った。
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第一次世界大戦後の中欧における言論空間の断章 : 『ウィーン・ハンガリー新聞』を手がかりに
一战后中欧话语空间的碎片——基于《维也纳匈牙利报》
DOI:
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发表时间:
2013
期刊:
影响因子:
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作者:
[岩井美幸ら, 山下倫明ら編, 汢河典子]
通讯作者:
汢河典子
『東欧地域研究の現在』
《当前东欧地区研究》
DOI:
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发表时间:
2012
期刊:
影响因子:
--
作者:
[久慈大介, 久慈大介, 久慈大介, 久慈大介, 久慈大介, 久慈大介, 久慈大介, 久慈大介, 葛剣雄・鶴間和幸編著, 学習院大学東洋文化研究所・東海大学情報技術センター共編, 井上明芳, 井上明芳, 柴宜弘・木村真・奥彩子編, 井上明芳, 奥彩子, 井上明芳, 柴宜弘・木村真・奥彩子編]
通讯作者:
柴宜弘・木村真・奥彩子編
現代日本のノスタルジーと政治利用:「里山」を手がかりに
现代日本的怀旧与政治用途:以“里山”为线索
DOI:
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发表时间:
2012
期刊:
影响因子:
--
作者:
[岩井美幸ら, 山下倫明ら編, 汢河典子, 辻河典子]
通讯作者:
辻河典子
1920年代前半のハンガリー系亡命者と「1918年10月」
20 年代初的匈牙利流亡者和“1918 年 10 月”
DOI:
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发表时间:
2011
期刊:
影响因子:
--
作者:
[岩井美幸ら, 山下倫明ら編, 汢河典子, 辻河典子, 辻河典子]
通讯作者:
辻河典子
National integration of the refugees from the ex-territory of Hungary during the interwar period
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批准号:20K13227
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项目类别:Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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资助金额:$1.5万
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财政年份:2020
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负责人:辻河 典子
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依托单位:
戦間期欧州における平和主義とその利用:ハンガリーとフランスの人権連盟を手がかりに
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批准号:13J08554
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.38万
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财政年份:2013
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负责人:辻河 典子
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依托单位:
海外基金