日本中世国家論脱構築のための鎌倉幕府・京都朝廷をめぐる自他認識・社会認識の研究

对镰仓幕府和京都皇室周围的自我他人和社会认可进行研究，以解构日本的中世纪国家理论。

基本信息

批准号：
12J00326
负责人：
下村周太郎
金额：
$ 1.41万
依托单位：
The University of Tokyo
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2012
资助国家：
日本
起止时间：
2012 至 2014-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

本研究課題は、同時代人の心性に注目する立場から、鎌倉時代の幕府や朝廷、寺社や荘園社会におけるイデオロギー、アイデンティティ、コスモロジーなどについて総合的に検討を加え、日本中世国家論・社会論の更新を目指すものである。論文として、「中世の戦争をめぐる法慣習の心性―神社への避難・隠物と竹木伐採禁制を中心に―」を公表した。本論文では、中世の寺社においては、穢や斎の観念が排除の論理として作用しうること、また、中世の竹木について、中世前期の宗教的言説と中世後期の敷地境界機能とは意味合いが異なることに注意した。こうした分析は、歴史社会における心性と実態あるいは呪術と技術の両面に留意することで、無縁論やアジール論といった社会史研究において重視された視角を批判的に継承し、その歴史性を追究する試みである。口頭報告として、「鎌倉幕府の歴史意識・自己認識と政治社会動向」を発表した。本報告では、鎌倉幕府の故実・先例に代表される歴史意識とそれによって表現される自己認識について、幕府の政策・政局だけでなく、幕府内外の多様・多層な主体を考慮し、列島規模での政治社会動向をも視野に入れて、通時的・総合的に検討を行った。人々の心性や社会の実態から議論を立ち上げつつ、制度史・政治史上の諸事象を捉え返していくことで、鎌倉期の国家史研究をめぐる諸学説を止揚し、中世の国家像・社会像の再構築を目指すものである。具体的には、治承・寿永の戦争期の初期鎌倉幕府権力の性格を、前代以来の軍事貴族としての立場に則したものと捉えるとともに、鎌倉中後期の幕府が承久の乱などを契機としつつ、朝廷を相対化しうる「関東」のアイデンティティを醸成させていくものと捉え、幕府の国家史上の位置について動態的・段階的に把握することを試みた。

该研究主题旨在更新日本中世纪国家和社会理论的理论，并全面考虑了藏酸盐，帝国法院，帝国法院，神庙，神社，神社和庄园社会的意识形态，身份和宇宙学，从一个侧重于当代人的心态。在他的论文中，他发表了“围绕中世纪战争的法律习俗的心态 - 着重于疏散神社，隐藏的物体以及禁止砍伐竹树。”在本文中，我们注意到，在中世纪的寺庙和神社中，杂质和SAI的想法可以充当排斥的逻辑，并且中世纪的竹树在中世纪早期的宗教论述和中世纪晚期的宗教论述之间具有不同的含义。该分析是一种试图，试图通过关注历史社会中的心态和现实，以及魔术和技术的魔术和技术，并追求其历史本质，从而批评社会历史研究中强调的观点，例如无关和阿齐尔的理论。作为口头报告，川村幕府发布了其历史意识，自我意识以及政治和社会趋势。在这份报告中，由武士岩的过去事实，先例和自我意识所代表的历史意识通过它表达和全面检查，不仅考虑了Shogunate的政策和政治领域，而且还考虑了多样化和多样化的演员，还考虑了Shogunate的政策和政治领域，还考虑到了幕府和幕后的范围和社交范围。通过基于人们的心态和社会的现实进行讨论，并重新夺回了制度和政治历史上的各种现象，目的是重建围绕库马库拉时期国家历史研究的理论，并重建中世纪国家和社会的形象。 Specifically, they viewed the nature of the early Kamakura shogunate power during the war period as a military aristocrat that had been in line with its position as a military aristocrat since the previous generation, and also saw that the shogunate in the middle and late Kamakura period would develop an identity of the Kanto region that could relativize the imperial court, with the aim of such as the Shuku War, and attempted to gain a dynamic and staged understanding of幕府在国家历史上的地位。