催馬楽の成立過程と変遷の研究
催馬楽の成立過程と変遷の研究
批准号:
12J07478
负责人:
本塚 亘
金额:
$0.64万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2012
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2012 至 2013
中文摘要
本研究は、催馬楽の成立と変遷を明らかにし、その歴史を通観して、日本音楽史全体の中に位置づけることを目標としてきた。1 : 文学・史学的アプローチからは、これまで、催馬楽の成立を論じる際に、史実に初めて現れた「催馬楽歌」と、以後勅撰され、御遊等の場で演奏された「催馬楽」とが混同されてきた経緯をふまえ、先年度蒐集した記述を基に、史実と創作の一致点、相違点等を整理し、「催馬楽歌」と「催馬楽」との区別を明らかにした。また、催馬楽の成立を、「催馬楽歌」以前の時代を「黎明期」、「催馬楽歌」の勃興した時代を「成立期」、御遊等に奏されるべく勅撰された時代を「勅撰期」と区分した。その成果については近日博士論文として発表する。2 : 音楽学的アプローチからは、琵琶譜『三五要録』異説、箏譜『仁智要録』を含め、催馬楽の旋律情報のデータ化がほぼ完了し、「同音」曲間の比較分析が進行している。分析方法として、先年度より継続している「最長共通部分列(LCS)」を用いた旋律分析法が確立しつつある。LCSは文字列検索システムや遺伝子分析などの分野に活用される概念で、これを応用することにより、主観的になりがちな「同音」の判断に、客観的な指標を提示することができる。従来の方法では、分析曲の類似箇所のみを抽出して一致率を分析していたため、「同音」認定の客観的基準に欠けていたが、この分析法ならば、機械的に同音評価を下すことができる。具体的な成果については近日博士論文に収載する。3 : 文・史・音の成果の統合をはかるべく、平成23年7月、法政大学国文学会で発表した内容を発展させ、「催馬楽成立研究の可能性―「二重の同音性」を手がかりに」としてまとめた。催馬楽における二種の同音関係を音楽的に分析することによって、文・史の成果を補強し、裏付けていくという研究のモデルを示した。
英文摘要
本研究は、催馬楽の成立と変遷を明らかにし、その歴史を通観して、日本音楽史全体の中に位置づけることを目標としてきた。1 : 文学・史学的アプローチからは、これまで、催馬楽の成立を論じる際に、史実に初めて現れた「催馬楽歌」と、以後勅撰され、御遊等の場で演奏された「催馬楽」とが混同されてきた経緯をふまえ、先年度蒐集した記述を基に、史実と創作の一致点、相違点等を整理し、「催馬楽歌」と「催馬楽」との区別を明らかにした。また、催馬楽の成立を、「催馬楽歌」以前の時代を「黎明期」、「催馬楽歌」の勃興した時代を「成立期」、御遊等に奏されるべく勅撰された時代を「勅撰期」と区分した。その成果については近日博士論文として発表する。2 : 音楽学的アプローチからは、琵琶譜『三五要録』異説、箏譜『仁智要録』を含め、催馬楽の旋律情報のデータ化がほぼ完了し、「同音」曲間の比較分析が進行している。分析方法として、先年度より継続している「最長共通部分列(LCS)」を用いた旋律分析法が確立しつつある。LCSは文字列検索システムや遺伝子分析などの分野に活用される概念で、これを応用することにより、主観的になりがちな「同音」の判断に、客観的な指標を提示することができる。従来の方法では、分析曲の類似箇所のみを抽出して一致率を分析していたため、「同音」認定の客観的基準に欠けていたが、この分析法ならば、機械的に同音評価を下すことができる。具体的な成果については近日博士論文に収載する。3 : 文・史・音の成果の統合をはかるべく、平成23年7月、法政大学国文学会で発表した内容を発展させ、「催馬楽成立研究の可能性―「二重の同音性」を手がかりに」としてまとめた。催馬楽における二種の同音関係を音楽的に分析することによって、文・史の成果を補強し、裏付けていくという研究のモデルを示した。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
登录
查看更多内容
催馬楽諸楽譜における曲の配列について -同音「《更衣》グループ」の検討による文・史・音研究合流の試み
关于《宝伊曲》各乐谱中歌曲的编排——通过对同音“变组”的研究,尝试将文学、历史和声音研究结合起来
DOI:
--
发表时间:
2012
期刊:
日本歌謡研究
影响因子:
--
作者:
[堀内聡, 津田彰, 坂野雄二, S. Inoue, 堀内聡・津田彰・坂野雄二, 井上 静雄, 堀内聡・津田彰・坂野雄二, S. Inoue, 堀内聡・津田彰・坂野雄二, 堀内聡・津田彰・坂野雄二, S. Inoue, 玉井隆, 玉井隆, 玉井隆, 玉井隆, S. Inoue, 本塚 亘, S. Inoue, 本塚 亘, 本塚亘, 本塚亘]
通讯作者:
本塚亘
催馬楽《貫河》考 -詞章解釈の視点を定める
回想曲《关川》的思考——确定歌词和章节的解读视角
DOI:
--
发表时间:
2013
期刊:
法政大学大学院紀要
影响因子:
--
作者:
[堀内聡, 津田彰, 坂野雄二, S. Inoue, 堀内聡・津田彰・坂野雄二, 井上 静雄, 堀内聡・津田彰・坂野雄二, S. Inoue, 堀内聡・津田彰・坂野雄二, 堀内聡・津田彰・坂野雄二, S. Inoue, 玉井隆, 玉井隆, 玉井隆, 玉井隆, S. Inoue, 本塚 亘, S. Inoue, 本塚 亘, 本塚亘]
通讯作者:
本塚亘
(催馬楽研究情報サイト「催馬楽wiki」)2012年9月公開開始。催馬楽についての研究情報を公開するサイト。研究の進捗状況に合わせて更新していく。現状では、編集中のページや未整理の情報も多いが、少しずつ一般向けに解説を加えていく予定。
(Hima Raku 研究信息网站“Hima Raku Wiki”)于 2012 年 9 月推出。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
「『源氏物語』催馬楽引用再考」を受けて―夕霧の笛を、どう聞くか
回应“重新思考《源氏物语》的引语:我们如何聆听晚雾的笛声?”
DOI:
--
发表时间:
2013
期刊:
法政大学大学院紀要
影响因子:
--
作者:
[堀内聡, 津田彰, 坂野雄二, S. Inoue, 堀内聡・津田彰・坂野雄二, 井上 静雄, 堀内聡・津田彰・坂野雄二, S. Inoue, 堀内聡・津田彰・坂野雄二, 堀内聡・津田彰・坂野雄二, S. Inoue, 玉井隆, 玉井隆, 玉井隆, 玉井隆, S. Inoue, 本塚 亘]
通讯作者:
本塚 亘
催馬楽成立研究の可能性―「二重の同音性」を手がかりに
研究凤马乐形成的可能性:以“双谐音”为线索
DOI:
--
发表时间:
2013
期刊:
日本文学誌要
影响因子:
--
作者:
[堀内聡, 津田彰, 坂野雄二, S. Inoue, 堀内聡・津田彰・坂野雄二, 井上 静雄, 堀内聡・津田彰・坂野雄二, S. Inoue, 堀内聡・津田彰・坂野雄二, 堀内聡・津田彰・坂野雄二, S. Inoue, 玉井隆, 玉井隆, 玉井隆, 玉井隆, S. Inoue, 本塚 亘, S. Inoue, 本塚 亘]
通讯作者:
本塚 亘
共 7 条
The function and spread of saibara court song in Heian culture
-
批准号:17J01828
-
项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
-
资助金额:$1.58万
-
财政年份:2017
-
负责人:本塚 亘
-
依托单位:
海外基金