18世紀末から19世紀初頭のドイツにおけるローマ史解釈の政治学

18世纪末至19世纪初德国罗马历史解释的政治

基本信息

批准号：
14J06913
负责人：
熊谷英人
金额：
$ 0.67万
依托单位：
Ochanomizu University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2014
资助国家：
日本
起止时间：
2014 至无数据
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-14J06913/
关键词：
ニーブーアローマ史 18世紀ドイツ政治思想政治学史学史古代

项目摘要

政治学と歴史叙述の関係史において、18世紀末から19世紀初頭のドイツにおけるローマ史解釈論争は転換点となった。フランス革命に端を発する政治的混乱の最中、ドイツ知識人たちは、同時代の政治的争点をめぐって、ローマ史を題材に政論を展開したのである。そこにはドイツ政治社会の構造、さらには同時代の思想的配置図が反映されていた。とりわけ、この論争は政治学と歴史叙述との関係を根底から問い直す性格をもっていた。政治的歴史叙述という伝統と、歴史学の学問的自律化という新傾向との対立が、論争の基調をなすのである。本研究は、近代的史料批判の確立者でもあるローマ史家、B.G. ニーブーアを中心に、当時のローマ史論家たちを政治思想史の文脈に位置づける。本年度の研究は順調に進展した。本年度の基調としては、ニーブーアとその周辺に関する先行研究を分析した。5月24・25日には、関西大学千里山キャンパスにて開催された政治思想学会(自由論題・分科会1)において、「18・19世紀転換期におけるローマ王政期解釈の政治学」と題した報告をおこなった。さらに、報告時の質疑応答の結果をふまえた修正をほどこしたうえで、論文「ある政治史の出発 : B.G. ニーブーアのローマ王政論」を、同学会誌『政治思想研究』に投稿した。同論文は、査読を通過し、刊行待ちの状態にある。8月後半から9月初めにかけて、フランクフルト国立図書館において、日本では入手困難な二次文献についての史料収集を行った。その際には、マックス・プランク欧州法史研究所で、M. Stolleis氏、およびH. Mohnhaupt氏らから研究上の助言を得ることができた。また、年明けの2月21日には、東京大学大学院法学政治学研究科の「政治理論研究会」において、博士論文の内容に関する報告(「19世紀ドイツにおけるフランス革命史の政治学」)をおこなった。

在政治科学与历史叙事之间的关系历史上，关于从18世纪末到19世纪初的罗马历史解释的辩论成为一个转折点。在法国大革命开始的政治动荡期间，德国知识分子在此期间就政治历史发展了政治论点。这反映了德国政治和社会科学的结构，以及当代时代的意识形态布局。特别是，这场辩论具有从根本上质疑政治学与历史叙事之间的关系。政治历史叙事的传统与历史学术自治的新趋势之间的冲突构成了辩论的关键。这项研究的重点是罗马历史学家B.G.尼布（Nibuh）是一位罗马历史学家，也是对现代历史文件的批评的创始人，并将当时的罗马历史学家置于政治思想史的背景下。今年的研究稳步发展。作为今年的关键点，对Nieboua及其周边地区的先前研究进行了分析。 5月24日和25日，在关西大学的Senriyama校园举行的政治思想学会（免费论文/小组委员会1），介绍了一份题为“ 18世纪和19世纪过渡中罗马君主制解释的政治科学”。此外，在报告时根据问答环节的结果进行修订后，他提交了论文：“政治史下降：B.G. Nibua的罗马君主制理论”对学术期刊的政治杂志研究。该论文通过了同行评审，并处于出版物的边缘。从8月下旬到9月初，法兰克福国家图书馆收集了有关在日本难以获得的有关中学文学的历史文件。当时，我能够从M. Stollis和H. Mohnhaupt等人那里获得研究建议。在马克斯·普朗克欧洲法律历史研究所。此外，他在2月21日的新年就向他的博士学位论文内容（“政治理论研究小组”在东京大学法学与政治学研究生院“政治理论研究小组”提交了报告。