良心と「市民宗教」－ジャン＝ジャック・ルソーにおける倫理と政治－

良心与“公民宗教”——让·雅克·卢梭的伦理与政治——

• 批准号: 14J07754
• 负责人: 飯田 賢穂
• 金额: $ 0.7万
• 依托单位: The University of Tokyo
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for JSPS Fellows
• 财政年份: 2014
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2014-04-25 至 2016-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-14J07754/
• 关键词: 市民宗教; 良心; マニュスクリプト研究; ジャン＝ジャック・ルソー; 概念生成研究; 論争史

本研究はジャン＝ジャック・ルソーが『社会契約論』の中で史上初めて提示した概念「市民宗教」が生み出される過程を、ルソーの手稿分析を通じて解明することを目的としている。本研究の特色は二つある。第一に、手稿分析を研究の中心に据えている点である。『社会契約論』の第一草稿（通称『ジュネーヴ草稿』）には、市民宗教に関する長文のメモが殴り書きされており、このメモからは同概念が試行錯誤の上で生み出されたことが分かる。第二の特徴は、このような概念生成のプロセスをたどるにあたって、ルソーと同時代の論敵との論争を研究の重要な視点としている点である。この論争を経て市民宗教が構想されたと考えられる。ルソーの市民宗教は宗教と国家との関係を問題とする際にしばしば言及されるにも拘らず、本格的な研究はまだない。本27年度で完遂した本研究は同概念に関する世界初の本格的研究である。本年度では「市民宗教」概念の生成過程を復元した。先ず、歴史的前提となる上記論争の争点と展開を明らかにした。その研究成果は年内出版予定のディドロ生誕300年記念論文集Rousseau et DiderotにDebat createur entre les freres ennemisのタイトルで活字発表される。この論文をさらに発展させた成果は、2016年3月19日、『百科全書』・啓蒙研究会研究大会にて「1757年におけるルソーの政治学：『我が肖像』断片22の読解を通じて」のタイトルで口頭発表された。市民宗教に関するメモ書きについては、『ジュネーヴ草稿』のデジタル画像やそのトランスクリプト（前26年度作成）を用いて詳細に分析した。研究成果はグルノーブル・アルプ大学に提出した博士論文La Religion civile chez Rousseau comme art de faire penserとしてまとめられた。

这项研究旨在通过卢梭的手稿分析来阐明让·雅克·卢梭有史以来第一个“公民宗教”概念的过程。这项研究具有两个独特的特征。首先，它将手稿分析置于研究的核心。社会契约的初稿（通常称为日内瓦草案）以关于公民宗教的长注释，这份备忘录表明该概念是通过反复试验创建的。第二个特征是在追踪这一概念生成过程时，卢梭和他的同时代人之间的讨论是研究的重要观点。人们认为，在这一争议之后，人们构思了公民宗教。尽管卢梭的公民宗教经常在宗教与国家之间的关系方面提及，但尚未进行任何认真的研究。这项于2015年完成的研究是全球对该概念的首次全面研究。今年，我们恢复了产生“公民宗教”概念的过程。首先，我们阐明了上述辩论的问题和发展，即历史前提。这项研究的结果将在卢梭和迪德罗特（Rousseau et Diderot）上发表，这是Diderot诞辰300周年的集合，该纪念日计划在今年内出版，标题为Debat Createur entrees Freeres Ennemis。本文进一步发展的结果于2016年3月19日在启蒙研究学会百科全书研究会议上口头介绍，标题是“通过1757年卢梭政治的理解：我的肖像片段22.”。使用日内瓦草案及其成绩单的数字图像详细分析了关于公民宗教的注释（创建于2014年）。研究结果是作为博士论文汇编的，该论文提交给格勒诺布尔大学，洛杉矶宗教文明的Chez Rousseau Comme Art de Faire venser。

项目成果

Dater le Manuscrit de Geneve : etat des lieux et reflexions pour une nouvelle chronologie

日内瓦手稿日期:新纪年的地点和反思

• 发表时间: 2015
• 期刊: Recueil d'etudes sur l'Encyclopedie et les lumieres
• 作者: 服部正平;西嶋傑;IIDA Yoshiho;IIDA Yoshiho
• 通讯作者: IIDA Yoshiho

Ce que montrent les manuscrits de Rousseau : le contexte historique du brouillon du chapitre 'De la Religion civile'

这是卢梭的手稿：《公民宗教》章节的布劳永历史背景

• 发表时间: 2015
• 作者: 服部正平;西嶋傑;IIDA Yoshiho;IIDA Yoshiho;飯田賢穂;飯田賢穂;IIDA Yoshiho;IIDA Yoshiho
• 通讯作者: IIDA Yoshiho

Le contexte historique du brouillon 'Le concours de la religion'

Le contexte historique du Brouillon ‘宗教竞赛’

• 发表时间: 2014
• 作者: 服部正平;西嶋傑;IIDA Yoshiho;IIDA Yoshiho;飯田賢穂;飯田賢穂;IIDA Yoshiho;IIDA Yoshiho;IIDA Yoshiho
• 通讯作者: IIDA Yoshiho

Debat createur entre les ‘freres ennemis’ : La genese de la sociabilite rousseauiste en 1757

第1757章

• 发表时间: 2016
• 期刊: Rousseau et Diderot : traduire, interpreter, connaitre
• 作者: 服部正平;西嶋傑;IIDA Yoshiho
• 通讯作者: IIDA Yoshiho

『社会契約論』に見られる道徳性の条件：自分自身の対立と行為の道徳性

“社会契约论”中的道德条件：自身的冲突与行为的道德

• 发表时间: 2014
• 期刊: ルソーと近代：ルソーの回帰・ルソーへの回帰
• 作者: 服部正平;西嶋傑;IIDA Yoshiho;IIDA Yoshiho;飯田賢穂
• 通讯作者: 飯田賢穂