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ネウマ記譜のリズム解釈――パリ・ノートル・ダム楽派の音楽理論をもとに――

纽制记谱法的节奏诠释——基于巴黎圣母院学派的音乐理论——

基本信息

批准号：
15J07121
负责人：
井上果歩
金额：
$ 1.79万
依托单位：
Tokyo National University of Fine Arts and Music
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2015
资助国家：
日本
起止时间：
2015-04-24 至 2018-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

本年度は、前年度までに行ったオルガヌム大全写本群（フィレンツェ写本、W1写本、W2写本等）とサン＝マルシャル写本群（A、B、C、D写本）におけるコンドゥクトゥスのメリスマ部分（カウダ）の分析結果を考察し、単独音符（以下省略形は単）とリガトゥーラ（連結符、以下省略形はlig）の音数およびその配列パターンの統計をとった。オルガヌム大全写本群（13～14世紀成立、角符ネウマ）を分析したところ、あらゆるリガトゥーラの中でも3音リガトゥーラの使用頻度が最も高いことが分かった。この結果は、ザンクト＝エメラムの無名者（1279年頃活躍）などのパリ・ノートル・ダム楽派の理論書が3音リガトゥーラの基本性を主張しているのと一致する。また、リズム・パターンとしては、2拍・1拍の連続から成る「第1モード（3音lig+2音lig+2音lig…）」、3拍・1拍・2拍の連続から成る「第3モード（単+3音lig＋3音lig…）」が多数認められた。一方、サン＝マルシャル写本群（12～13世紀成立、アキテーヌ式ネウマ）では、3音リガトゥーラよりも2音リガトゥーラの方が頻繁に用いられていた。A・B写本では規則性のある単独音符とリガトゥーラの配列がほとんど確認されず、少なくともその記譜はリズムを表すことを意識したものではないと推測される。対してC・D写本では、第1モードの配列（単+2音lig+2音lig...および3音lig+2音lig+2音lig...）と、1拍・2拍の連続による第2モード（もしくは第4無名者が指摘する前時代の第1モード）の配列「2音lig+2音lig...」が散見された。しかし、第3モードの配列はC・D写本ではほとんど見られなかった。また、少数ながら、「2音lig+3音lig+3音lig...」というオルガヌム大全写本群ではほとんど登場しない配列が確認されたのも興味深い。

This year's and the previous year's までに行ったオルガヌム complete manuscript group (フィレンツェ manuscript, W1 manuscript, W2 manuscripts, etc.) とサン＝March manuscript group (A, B, C, D manuscripts) におけるコンドゥクトゥAnalysis results of the スのメリスマ part (カウダ), inspection, single note (hereinafter omitted form は単) とリガトゥーラ (connecting symbol, the following abbreviated form はlig) の音number およびそのmatch array パターンのstatistics をとった. The Encyclopedia of Ariel Manuscripts Group (established in the 13th to 14th centuries, Kakufu Yuma) をAnalysis したところ, あらゆるリガトゥーラの中でも3音リガトゥーラのfrequency of useがmostも高いことが分かった.このRESULTは、ザンクト＝エメラムの无名者(active in 1279) などのパリ・ノーTheoretical book of Toru・ダム楽schoolが3音リガトゥーラのfundamentalityを advocated the consistentしているのと consistenceする.また、リズム・パターンとしては、2 beats・1 beatsの连続から成る「1stモード（3 sound lig+2 sound lig+2 sound li g...)", 3-beat, 1-beat, 2-beat の连続から成る「三モード (嘘+3 sound lig＋3 sound lig...)" is most recognized by められた. One side, Sauna=Malaku Manuscript Group (established in the 12th to 13th century, Aikata Manuscript)では, 3-tone リガトゥーラよりも2-tone リガトゥーラのsquareが frequently used いられていた. A・B manuscript では regular のある単 Single note とリガトゥーラの arrangement がほとんどconfirmation されず, 小なくともそのNotation はリズムをTable すことをconsciousness したものではないと speculate される.対してC・D manuscript では, 1st モードの arrangement (単+2 sound lig+2 sound lig...および3 sound lig+2 sound lig+2 sound lig...)と, 1 beat・The 2-beat sequence "2-note lig + 2-note lig..." is the arrangement of "2-note lig + 2-note lig..." of the 2-beat 4th nameless person がpicking the 1st モード of the former era.しかし、The third モードの arrangement はC・D manuscript ではほとんど见られなかった.また, a few ながら, "2 sound lig+3 sound lig+3 sound lig..."というオThe debut of the Rakuten Complete Works Group, the debut of the group, and the confirmation of the arrangement, the interest is deep.