课题基金 / 基金详情

4-10世紀後期ローマ帝国、ビザンツ帝国における去勢慣行と宦官の位置付け

4-10世紀後期ローマ帝国、ビザンツ帝国における去勢慣行と宦官の位置付け
4至10世纪罗马帝国晚期和拜占庭帝国的阉割做法和太监的地位
批准号:
15J10209
负责人:
紺谷 由紀
金额:
$2.18万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2015
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2015-04-24 至 2018-03-31

项目摘要

项目成果

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中文摘要
翻译
本研究は、後期ローマ・ビザンツ帝国社会における宦官・去勢者の位置づけが、4-10世紀にかけていかに変化したのかを考察するものである。中でも帝国の転換期である7世紀という時代、さらに従来の宦官研究において軽視されてきた法史料に注目することで、古代から中世に至る政治・ローマ法・社会の変化の諸相の一端を明らかにすることを目的とする。そのため、6世紀の皇帝ユスティニアヌス1世により編纂された「ローマ法大全」の後に編纂された8世紀の『エクロゲー法典』、9、10世紀の『バシリカ』等における去勢者・生殖不能者に関する規定とその背景について検討することが本年度の目標であった。本年度の研究成果は以下の通りである。第一に、『エクロゲー法典』以降新たに導入された身体切断刑、特に陰茎切除の規定について分析した。そして、陰茎切除は私刑としてローマ喜劇のなかで度々言及されるものの、成文法として同法典に導入された背景には、キリスト教の影響を受けた皇帝のイデオロギーが存在している可能性を指摘した。これと関連して、7世紀以降の叙述史料に頻繁に反乱により廃位された皇帝やその家族に対する身体切断・去勢についても検討し、現実の皇帝廃位という事件と法における切断刑導入との間の関係性について考察を加えた。最終的な結論には至っていないが、前者が後者に影響を及ぼした可能性は高いと考えられるため、引き続き調査を行う予定である。加えて、今後はビザンツ法におけるその他の規定や教会法の影響にも注目しながら去勢に対する支配者や法学者たちの眼差しの変化やその背景にある帝国社会の変化について明らかにする必要がある。最終的に本研究は、宦官の政治権力が最高潮に達したといわれる10世紀までの去勢者の法的・政治的・宗教的地位を総合的に分析することで、ローマとビザンツを区別する特徴の一つとされた去勢者の歴史的展開を明らかにする予定である。
英文摘要
本研究は、後期ローマ・ビザンツ帝国社会における宦官・去勢者の位置づけが、4-10世紀にかけていかに変化したのかを考察するものである。中でも帝国の転換期である7世紀という時代、さらに従来の宦官研究において軽視されてきた法史料に注目することで、古代から中世に至る政治・ローマ法・社会の変化の諸相の一端を明らかにすることを目的とする。そのため、6世紀の皇帝ユスティニアヌス1世により編纂された「ローマ法大全」の後に編纂された8世紀の『エクロゲー法典』、9、10世紀の『バシリカ』等における去勢者・生殖不能者に関する規定とその背景について検討することが本年度の目標であった。本年度の研究成果は以下の通りである。第一に、『エクロゲー法典』以降新たに導入された身体切断刑、特に陰茎切除の規定について分析した。そして、陰茎切除は私刑としてローマ喜劇のなかで度々言及されるものの、成文法として同法典に導入された背景には、キリスト教の影響を受けた皇帝のイデオロギーが存在している可能性を指摘した。これと関連して、7世紀以降の叙述史料に頻繁に反乱により廃位された皇帝やその家族に対する身体切断・去勢についても検討し、現実の皇帝廃位という事件と法における切断刑導入との間の関係性について考察を加えた。最終的な結論には至っていないが、前者が後者に影響を及ぼした可能性は高いと考えられるため、引き続き調査を行う予定である。加えて、今後はビザンツ法におけるその他の規定や教会法の影響にも注目しながら去勢に対する支配者や法学者たちの眼差しの変化やその背景にある帝国社会の変化について明らかにする必要がある。最終的に本研究は、宦官の政治権力が最高潮に達したといわれる10世紀までの去勢者の法的・政治的・宗教的地位を総合的に分析することで、ローマとビザンツを区別する特徴の一つとされた去勢者の歴史的展開を明らかにする予定である。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
紀元後2-6世紀の皇帝勅令にみる去勢禁止規定
公元2至6世纪的圣旨中禁止阉割
DOI: --
发表时间: 2015
期刊:
影响因子: --
作者: [藤崎衛監修, 内川勇太・纓田宗紀・窪信一・紺谷由紀・櫻井理沙・佐野大起・柴田隆功・高椅優・増永菜生・森本光・梁田航訳, 紺谷由紀, 紺谷由紀, 紺谷由紀, 紺谷由紀]
通讯作者: 紺谷由紀
Castration as medical treatment: the Miracles of St. Artemios and Paul of Aegina
作为医疗手段的阉割:圣阿耳忒弥斯和埃伊纳岛保罗的奇迹
DOI: --
发表时间: 2017
期刊: Shien
影响因子: --
作者: [藤崎衛監修, 纓田宗紀, 上遠野翔 , 紺谷由紀, 佐野大起, 柴田隆功, 田野崎アンドレ―ア嵐, 増永菜生, 望月澪, 簗田航訳, Yuki Kontani]
通讯作者: Yuki Kontani
「第一・第二ラテラノ公会議決議文翻訳」
“第一届和第二届拉特兰理事会决议的翻译”
DOI: --
发表时间: 2018
期刊: 『クリオ』
影响因子: --
作者: [藤崎衛監修, 纓田宗紀, 上遠野翔 , 紺谷由紀, 佐野大起, 柴田隆功, 田野崎アンドレ―ア嵐, 増永菜生, 望月澪, 簗田航訳]
通讯作者: 簗田航訳
(史料解題・翻訳)第一リヨン公会議(1245年)決議文翻訳
(历史资料口译/翻译)第一届里昂公会议决议翻译(1245)
DOI: --
发表时间: 2016
期刊: クリオ
影响因子: --
作者: [藤崎衛監修, 内川勇太・纓田宗紀・窪信一・紺谷由紀・櫻井理沙・佐野大起・柴田隆功・高椅優・増永菜生・森本光・梁田航訳]
通讯作者: 内川勇太・纓田宗紀・窪信一・紺谷由紀・櫻井理沙・佐野大起・柴田隆功・高椅優・増永菜生・森本光・梁田航訳
9
    Study of Single People in Byzantium
    • 批准号:
      22KJ2612
    • 项目类别:
      Grant-in-Aid for JSPS Fellows
    • 资助金额:
      $2.0万
    • 财政年份:
      2023
    • 负责人:
      紺谷 由紀
    • 依托单位:
    海外基金