课题基金 / 基金详情

生物医学的知識の浸透と病気の社会的実在性に関する社会学的研究

生物医学的知識の浸透と病気の社会的実在性に関する社会学的研究
生物医学知识渗透与疾病社会现实的社会学研究
批准号:
16J04810
负责人:
野島 那津子
金额:
$2.83万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2016
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2016-04-22 至 2019-03-31

项目摘要

项目成果

野島 那津子的其他基金

相似基金

相关文献

中文摘要
翻译
本研究の目的は、筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)・線維筋痛症(FM)を事例に、ある状態が社会的に「病気」と捉えられるにあたり、諸個人および当該社会において生物医学的知識の浸透がどのように影響しているかを解明し、病気の社会的正統性を保証する条件を検討することにある。そのために、(1)ME/CFS・FMの患者及び周囲の人々へのインタビュー調査、(2)ME/CFS・FMに関する番組・記事の内容分析、(3)概念とその対象(外)の相互作用に関する文献研究を行った。(1) 今年度は18名に聞き取りを行い、病気の説明・理解に関して、患者とそれ以外の人々とでは生物医学的知識の位置づけや有用性が異なることが示唆された。また、データの分析過程で生じた病いの「受容」というテーマに関して、A. フランクの「探求の語り」やその語り手の条件としての病いの「受容」概念を批判的に検討した。(2) 昨年度「NHK番組アーカイブス学術利用トライアル」で収集したデータのうち、ME/CFSに関する15番組について病気表象の分析を行った。それにより、ME/CFSは、当初は「女性の弱さ」や「女性の社会進出の代償」として、次第に老若男女を問わない「ストレス社会の象徴」として、そして現在は単なるストレス病ではない「難病」として描かれていることを明らかにした。(3) N. ローズの文献を精読する中で、「希望」が課題①のデータの説明概念として重要であるとの認識に至り、「希望の政治経済」や「希望の社会学」と呼ばれる領域の文献を検討した。その中で、当事者の医療技術に対する態度は、しばしば「信頼」と解釈される傾向にあるものの、本研究の調査では、可能的なものの中での最善の選択として「賭け」の様相を呈していることが示唆される。この点において、本研究は希望の政治経済に新たな視点を導入する可能性を孕んでいる。
英文摘要
本研究の目的は、筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)・線維筋痛症(FM)を事例に、ある状態が社会的に「病気」と捉えられるにあたり、諸個人および当該社会において生物医学的知識の浸透がどのように影響しているかを解明し、病気の社会的正統性を保証する条件を検討することにある。そのために、(1)ME/CFS・FMの患者及び周囲の人々へのインタビュー調査、(2)ME/CFS・FMに関する番組・記事の内容分析、(3)概念とその対象(外)の相互作用に関する文献研究を行った。(1) 今年度は18名に聞き取りを行い、病気の説明・理解に関して、患者とそれ以外の人々とでは生物医学的知識の位置づけや有用性が異なることが示唆された。また、データの分析過程で生じた病いの「受容」というテーマに関して、A. フランクの「探求の語り」やその語り手の条件としての病いの「受容」概念を批判的に検討した。(2) 昨年度「NHK番組アーカイブス学術利用トライアル」で収集したデータのうち、ME/CFSに関する15番組について病気表象の分析を行った。それにより、ME/CFSは、当初は「女性の弱さ」や「女性の社会進出の代償」として、次第に老若男女を問わない「ストレス社会の象徴」として、そして現在は単なるストレス病ではない「難病」として描かれていることを明らかにした。(3) N. ローズの文献を精読する中で、「希望」が課題①のデータの説明概念として重要であるとの認識に至り、「希望の政治経済」や「希望の社会学」と呼ばれる領域の文献を検討した。その中で、当事者の医療技術に対する態度は、しばしば「信頼」と解釈される傾向にあるものの、本研究の調査では、可能的なものの中での最善の選択として「賭け」の様相を呈していることが示唆される。この点において、本研究は希望の政治経済に新たな視点を導入する可能性を孕んでいる。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
「論争中の病」の社会的表象の形成過程に関する一考察
“争议性疾病”社会表征形成过程研究
DOI: --
发表时间: 2017
期刊:
影响因子: --
作者: [武藤俊, 高橋聡, 山北聡, 池田昌之, 尾上哲治, 山口飛鳥, 富山仁貴, 野島那津子]
通讯作者: 野島那津子
診断のパラドックス:筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群及び線維筋痛症を患う人々における診断の効果と限界
诊断悖论:肌痛性脑脊髓炎/慢性疲劳综合征和纤维肌痛患者诊断的有效性和局限性
DOI: --
发表时间: 2017
期刊: 保健医療社会学論集
影响因子: --
作者: [S. Martin, J. Matsumoto, N. Kono, M.-C. Ji, R. Bredy, J. Bernard, A. Cassimi, L. Chen, 野島那津子]
通讯作者: 野島那津子
Signifiant without signifie :Diagnostic language and illness experience in rare disease patients
有意义无意义:罕见病患者的诊断语言和患病经历
DOI: --
发表时间: 2016
期刊:
影响因子: --
作者: [Hiroshi Yamanaka, Natsuko Nojima, Mari Higuchi]
通讯作者: Mari Higuchi
「探求の語り」再考――病気を「受け入れていない」線維筋痛症患者の語りを通して
重新思考“询问的叙述”:通过未“接受”疾病的纤维肌痛患者的叙述
DOI: --
发表时间: 2018
期刊: 社会学評論
影响因子: --
作者: [Shiromaru Haruo, Kono Naoko, Furukawa Takeshi, Azuma Toshiyuki, 富山仁貴, 野島那津子]
通讯作者: 野島那津子
6
    英国における給付金受給者の生活の可視化と社会的振り分けに関する社会学的研究
    難治性疾患患者の困難と診断の諸効果の解明--医療化論の再考に向けて
    • 批准号:
      14J00416
    • 项目类别:
      Grant-in-Aid for JSPS Fellows
    • 资助金额:
      $1.22万
    • 财政年份:
      2014
    • 负责人:
      野島 那津子
    • 依托单位:
    海外基金