低悪性度神経膠腫の術中迅速可視化を実現する蛍光プローブの開発と機能検証
低悪性度神経膠腫の術中迅速可視化を実現する蛍光プローブの開発と機能検証
批准号:
16J05981
负责人:
山本 恭子
金额:
$1.22万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2016
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2016-04-22 至 2019-03-31
中文摘要
腫瘍選択的な蛍光イメージングを実現するための戦略として、腫瘍細胞において発現や活性が亢進していることが知られているプロテアーゼを利用する手法が挙げられる。今年度は、前立腺がん細胞や乳がん・脳腫瘍などの新生血管において高発現することが報告されているProstate specific membrane antigen (PSMA)を標的とした、がんイメージングプローブ開発を行った。PSMAはペプチドC末端のグルタミン酸を切断するカルボキシペプチダーゼとして働くことから、当研究室ではその活性を検出するactivatable型蛍光プローブとして5GluAF-Fluoresceinを開発していた。5GluAF-Fluoresceinは、分子内のアゾホルミル基の強い電子求引性により光誘起電子移動(PeT)が起こり消光しているが、PSMAによりグルタミン酸が切断されると強蛍光性のフルオレセインが放出される設計となっている。しかし、フルオレセインは水溶性が高く、細胞膜を透過しないことが課題として挙げられていた。そこで、私は色素骨格の変更により、細胞膜透過型のPSMA活性検出プローブの開発に取り組んだ。具体的には、色素骨格をより脂溶性の高い構造へ変換したプローブを3種類設計・合成し、PSMA精製酵素や前立腺がん由来細胞を用いて反応速度や細胞膜透過性の評価を行った。その結果、2Me-TokyoGreen (2MeTG)を骨格とする5GluAF-2MeTGはPSMAに対して最も速い応答を示し、かつPSMA発現細胞の細胞内を蛍光染色することが可能であることが示された。また、5GluAF-2MeTGを用いてヒト前立腺がん手術検体のイメージングを行ったところ、蛍光を示す部位とPSMAを発現するがん部位とが概ね一致し、世界で初めて前立腺がん臨床検体内のがん部位のライブイメージングに成功した。
英文摘要
腫瘍選択的な蛍光イメージングを実現するための戦略として、腫瘍細胞において発現や活性が亢進していることが知られているプロテアーゼを利用する手法が挙げられる。今年度は、前立腺がん細胞や乳がん・脳腫瘍などの新生血管において高発現することが報告されているProstate specific membrane antigen (PSMA)を標的とした、がんイメージングプローブ開発を行った。PSMAはペプチドC末端のグルタミン酸を切断するカルボキシペプチダーゼとして働くことから、当研究室ではその活性を検出するactivatable型蛍光プローブとして5GluAF-Fluoresceinを開発していた。5GluAF-Fluoresceinは、分子内のアゾホルミル基の強い電子求引性により光誘起電子移動(PeT)が起こり消光しているが、PSMAによりグルタミン酸が切断されると強蛍光性のフルオレセインが放出される設計となっている。しかし、フルオレセインは水溶性が高く、細胞膜を透過しないことが課題として挙げられていた。そこで、私は色素骨格の変更により、細胞膜透過型のPSMA活性検出プローブの開発に取り組んだ。具体的には、色素骨格をより脂溶性の高い構造へ変換したプローブを3種類設計・合成し、PSMA精製酵素や前立腺がん由来細胞を用いて反応速度や細胞膜透過性の評価を行った。その結果、2Me-TokyoGreen (2MeTG)を骨格とする5GluAF-2MeTGはPSMAに対して最も速い応答を示し、かつPSMA発現細胞の細胞内を蛍光染色することが可能であることが示された。また、5GluAF-2MeTGを用いてヒト前立腺がん手術検体のイメージングを行ったところ、蛍光を示す部位とPSMAを発現するがん部位とが概ね一致し、世界で初めて前立腺がん臨床検体内のがん部位のライブイメージングに成功した。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
登录
查看更多内容
アビジン-蛍光プローブ複合体を用いた高感度がんイメージング
使用抗生物素蛋白-荧光探针复合物进行高灵敏度癌症成像
DOI:
--
发表时间:
2016
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Kyoko Yamamoto, Mako Kamiya, Yasuteru Urano, 山本恭子,神谷真子,浦野泰照]
通讯作者:
山本恭子,神谷真子,浦野泰照
Highly Sensitive Cancer Imaging with Avidin-Fluorescence Probe Conjugate
使用亲和素-荧光探针结合物进行高灵敏度癌症成像
DOI:
--
发表时间:
2016
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Kyoko Yamamoto, Mako Kamiya, Yasuteru Urano]
通讯作者:
Yasuteru Urano
カルボキシペプチダーゼ活性検出用蛍光プローブ
检测羧肽酶活性的荧光探针
DOI:
--
发表时间:
2019
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
PSMA活性検出プローブによる前立腺がん蛍光イメージング
使用 PSMA 活性检测探针进行前列腺癌荧光成像
DOI:
--
发表时间:
2019
期刊:
影响因子:
--
作者:
[山本恭子, 河谷稔, 山田大介, 森川鉄平, 神谷真子, 久米春喜, 浦野泰照]
通讯作者:
浦野泰照
アビジン-蛍光プローブ複合体による高感度がんイメージング
使用抗生物素蛋白-荧光探针复合物进行高灵敏度癌症成像
DOI:
--
发表时间:
2017
期刊:
影响因子:
--
作者:
[山本恭子, 河谷稔, 山田大介, 森川鉄平, 神谷真子, 久米春喜, 浦野泰照, 山本恭子,神谷真子,浦野泰照]
通讯作者:
山本恭子,神谷真子,浦野泰照
共 6 条
地域志向性を高める教育教材の開発と検証-地域医療と多職種連携を実践するためにー
-
批准号:23K02687
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
-
资助金额:$2.91万
-
财政年份:2023
-
负责人:山本 恭子
-
依托单位:
対人感情制御における感情表出の機能的役割の解明
-
批准号:21K02972
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
-
资助金额:$2.5万
-
财政年份:2021
-
负责人:山本 恭子
-
依托单位:
競技者のコンディション調整法の形成と確立に関する研究
-
批准号:21500623
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
-
资助金额:$2.25万
-
财政年份:2009
-
负责人:山本 恭子
-
依托单位:
植物二次代謝におけるナフタレン骨格形成の分子機構
-
批准号:07J00422
-
项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
-
资助金额:$0.58万
-
财政年份:2007
-
负责人:山本 恭子
-
依托单位:
競技者のコンディショニングに関する自己認識力と調整力の評価法:メタ認知の視点から
-
批准号:17700518
-
项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
-
资助金额:$2.43万
-
财政年份:2005
-
负责人:山本 恭子
-
依托单位:
開水路乱流の秩序構造に関する研究
-
批准号:01750049
-
项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
-
资助金额:$0.51万
-
财政年份:1989
-
负责人:山本 恭子
-
依托单位:
乱流斑点の組織的内部構造とその発達過程に関する研究
-
批准号:60750045
-
项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
-
资助金额:$0.58万
-
财政年份:1985
-
负责人:山本 恭子
-
依托单位:
海外基金