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リオタールの思想における言語と実践:精神分析との関わりを中心に

リオタールの思想における言語と実践:精神分析との関わりを中心に
利奥塔思想中的语言与实践:聚焦与精神分析的关系
批准号:
16J10414
负责人:
大前 元伸
金额:
$2.18万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2016
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2016-04-22 至 2019-03-31

项目摘要

项目成果

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中文摘要
翻译
先年度に引き続き、今年度も精神分析と言語というテーマを手がかりにリオタールの哲学を解明する試みを進め、研究は順調に進捗しているといえる。今年度はとりわけ、『現象学』(1954)や『なぜ哲学するのか』(1964)といった初期のテクストを精読・分析することで、リオタール哲学の批判的性格の源泉であるマルクス主義的な着想が、彼の精神分析解釈によってどのように特徴づけられているかを解明し、リオタール哲学にとって精神分析が必要とされた内在的な論理を明らかにすることができた。加えて、リオタールの議論が一貫して意味を問題にしていると論じることで、リオタールが後に言語哲学に移行する論理を解明することができた。またこれに関連して、これまで論じられることの少なかった前期リオタールにおける精神分析受容が、当時刊行されていた『エクリ』のみならず、講義ノートのみが出回っていた『対象関係論』のセミネールなどの、ジャック・ラカンの教えに影響を受けたものであることも示すことができ、同時代の思想史的な視野も取り入れた研究も行うことができたと言うことができる。なお、博士論文については、未だ完成には至っていないものの、上記のように大きな方向性は見出しており、これまでの成果を踏まえ順調に執筆が進んでいる。研究成果の発表は行わなかったものの、博士論文を始めとする今後の研究の方向性や基盤を固めることができたという意味で、今年度は十分に研究が進んだと言える。
英文摘要
先年度に引き続き、今年度も精神分析と言語というテーマを手がかりにリオタールの哲学を解明する試みを進め、研究は順調に進捗しているといえる。今年度はとりわけ、『現象学』(1954)や『なぜ哲学するのか』(1964)といった初期のテクストを精読・分析することで、リオタール哲学の批判的性格の源泉であるマルクス主義的な着想が、彼の精神分析解釈によってどのように特徴づけられているかを解明し、リオタール哲学にとって精神分析が必要とされた内在的な論理を明らかにすることができた。加えて、リオタールの議論が一貫して意味を問題にしていると論じることで、リオタールが後に言語哲学に移行する論理を解明することができた。またこれに関連して、これまで論じられることの少なかった前期リオタールにおける精神分析受容が、当時刊行されていた『エクリ』のみならず、講義ノートのみが出回っていた『対象関係論』のセミネールなどの、ジャック・ラカンの教えに影響を受けたものであることも示すことができ、同時代の思想史的な視野も取り入れた研究も行うことができたと言うことができる。なお、博士論文については、未だ完成には至っていないものの、上記のように大きな方向性は見出しており、これまでの成果を踏まえ順調に執筆が進んでいる。研究成果の発表は行わなかったものの、博士論文を始めとする今後の研究の方向性や基盤を固めることができたという意味で、今年度は十分に研究が進んだと言える。
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