3次元ヒト神経病理学に向けた染色法の開発
3次元ヒト神経病理学に向けた染色法の開発
批准号:
18J22036
负责人:
金子 みずほ
金额:
$1.41万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2018
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2018-04-25 至 2021-03-31
中文摘要
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英文摘要
本研究は、組織透明化技術による3次元ヒト神経病理学に向けた特異的染色技術の開発を目的としており、「①透明化組織の光透過率向上および自家蛍光褪色プロトコルの開発」と「神経病理学の基盤となる②HE染色、③KB染色、④病変マーカー特異的染色、それぞれの染色法の3次元イメージングの開発」という4つの研究目的が設定されている。これまでに当該研究者は3次元KBイメージングの開発に注力し、新規候補染色剤の選別、3次元染色プロトコルの確立、マウス脳組織の3次元KBイメージングを達成している。2019年度では、当該研究者は3次元KBイメージングに関して、さらに下記の研究を遂行した。1)脱髄疾患モデルマウスの作製:選別された色素が脱髄疾患の鑑別に有用であるかを確認するために、脱髄疾患モデルマウスとして多発性硬化症モデルマウスの作製を試みた。脱髄作用で知られているクプリゾンを餌に混合し6週間マウスに投与し、選別された染色剤を用いて3次元全脳イメージングを行ったところ、コントロール群と比べてクプリゾン投与マウスでは主に脳梁の白質においてシグナルの低下が認められ、当該色素が脱髄疾患の鑑別に有用である事が示唆された。2)ヒト脳組織での染色条件の検討:自家蛍光を褪色させたヒト脳組織で当該色素が深部まで浸透し、尚且つ神経線維および細胞体に対して高い染色性を示す染色条件を見つけるために、まずは色素の浸透条件を検討した。その結果、酸性条件では浸透性が低く、塩基性条件で浸透性が高くなる事が示唆された。さらに、NaCl濃度は浸透性を弱め、界面活性剤は浸透性を強める効果がある事も示唆された。現在、各染色条件下での染色性の確認を行っている。
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