口腔細菌叢のメタゲノム解析による非アルコール性脂肪肝炎発症機序解明と新規予防戦略

通过口腔微生物群的宏基因组分析阐明非酒精性脂肪性肝炎的发病机制和新的预防策略

基本信息

批准号：
21K19604
负责人：
仲野道代
金额：
$ 4.16万
依托单位：
Okayama University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
财政年份：
2021
资助国家：
日本
起止时间：
2021-07-09 至 2024-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

非アルコール性脂肪性肝疾患 (NAFLD) は，病態の進行が稀な単純性脂肪肝 (NAFL) と肝硬変や肝細胞癌へ進行することがある非アルコール性脂肪肝炎 (NASH) に分類される。本研究では、NASHモデルマウスを用いて、Cnm および PA 陽性 S. mutans による病態進行への関与を検討したので報告する。NASH 患者の唾液中から分離したCnm および PA 陽性 S. mutans KT3 株と、感染性心内膜炎患者からの血液分離株である TW871 (Cnm 陽性, PA 陽性) 株を用いて NASH モデルマウスにおける検討を行った。C57BL/6J マウス (6 週齢オス) に 4 週間高脂肪食を摂取させ、頸静脈より各菌投与群と菌非投与群に分け、高脂肪食の摂取を続けた。菌投与 12 週後に 3 群における体重の測定を行った後、屠殺した後、肝臓および内臓脂肪を摘出し、重量を測定した。また、Hematoxylin-Eosin (HE) 染色および Masson’s-trichrome（MT）染色により，マウス肝臓組織の変化を分析した。各群における体重および内臓脂肪重量に有意な差は認められなかった。一方で, KT3 株投与群から摘出した肝臓は、非投与群の肝臓と比較して肥大しており，肝臓重量は有意に高い値を示した。また, 肝臓組織の HE 染色像では，肝実質における顕著な脂肪の蓄積を認め、KT3および TW871 投与群の HE 染色像では、炎症性細胞の浸潤が認められた。さらに、MT 染色では、顕著な肝実質および血管周囲に明確な線維化像を認めた。本研究の結果から、動物モデルにおいて、NASH 患者より分離したCnm および PA を保有する S. mutans が血液中に侵入すると、 NASH の病変に類似する病態が生じることが明らかになった。

非酒精性脂肪肝病（NAFLD）被归类为简单脂肪肝（NAFL），很少在病理学中进展，非酒精性脂肪变性（NASH）可以发展为肝硬化和肝细胞癌。在这项研究中，我们研究了使用NASH模型小鼠的CNM和PA阳性链球菌在病理学进展中的参与，我们报告了。我们研究了从NASH患者的唾液中分离出的CNM和PA阳性S. mutans KT3菌株，以及TW871（CNM阳性，PA阳性），是NASH模型小鼠中感染性心内膜炎患者的血液分离株。 C57BL/6J小鼠（6周大的雄性）进行高脂饮食4周，并通过颈静脉分为细菌和非细菌给药，并继续消耗高脂饮食。给药12周后，在三组中测量体重，并在牺牲后，去除肝脏和内脏脂肪并测量重量。另外，通过苏木精 - 欧洲蛋白（HE）和Masson's-trichrome（MT）染色分析了小鼠肝组织的变化。每组的体重或内脏脂肪重量没有显着差异。另一方面，与未治疗组的肝脏相比，从接收KT3菌株的组中去除的肝脏肿大，肝脏重量明显更高。此外，他对肝组织的染色图像显示出肝实质中脂肪的显着积累，并且他染色KT3和TW871治疗组的图像显示炎症细胞的浸润。此外，MT染色在肝实质和血管周围区域显示出明显的纤维化图像。这项研究的结果表明，在动物模型中，从NASH患者中分离出CNM和PA的动物链球菌进入血液，导致类似于NASH病变的病理。