共産主義イデオロギーのグローバル・ヒストリー： イギリス共産党を事例に

共产主义意识形态的全球史：英国共产党的案例

• 批准号: 22K00967
• 负责人: 瀧口 順也
• 金额: $ 1.58万
• 依托单位: Ryukoku University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 2022
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2022-04-01 至 2025-03-31
• 项目状态: 未结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-22K00967/
• 关键词: イギリス史; グローバル・ヒストリー; 共産主義; コミンテルン

2022年度は、研究初年度として、研究課題の遂行に必要な史料収集を主な研究活動とした。史料収集は、1) 一橋大学経済研究所、2) 国際社会史研究所（アムステルダム）で行った。1) 一橋大学経済研究所では、イギリス共産党関連の文献・定期刊行物を閲覧し収集した。特に、1920年代の女性党員リクルートに関する史料に注目し、当該課題研究の重要な視座の一つである女性党員に関する重要な知見を得ることができた。2) 国際社会史研究所では、コミュニスト・インターナショナルおよびイギリス共産党に関する史料を収集・閲覧した。同研究所では、モスクワのコミンテルン・アーカイヴにも未所蔵の史料（Peter Petroff papers など）を閲覧・収集することができた。Peter Petroff papersは未公刊の自伝的回想録であり、1920年代のモスクワにおけるコミンテルン関係者間の個人的な接触や関係性、コミンテルン大会開催時のモスクワの様子などを克明に記している。このような描写は、公刊された史料には含まれていないものも多く、本研究課題の中心的視座の一つである「個人的関係による公的なチャンネルの補完」という観点の考察に不可欠なものとなる。研究計画で示した通り、上記の史料群は、1920年代のイギリスにおける共産主義イデオロギーの伝播過程の考察に不可欠であり、今後はこれらを整理・分析することで成果を示していくこととする。また、研究課題の遂行に必要な文献資料をいくつか購入し、近年の研究成果の把握と先行研究の視座と比較しての本研究の独自性を確認する作業を行った。

在2022年，研究的第一年是收集必要的历史文件，以作为我们的主要研究活动进行研究主题。历史文件的收集是在1）Hitotsubashi大学经济研究所和2）国际社会历史研究所（阿姆斯特丹）进行的。 1）Hitotsubashi大学经济研究所查看和收集了与英国共产党有关的文献和期刊。特别是，我们专注于1920年代与女性党员有关的历史文件，并能够获得对女性党员的重要见解，这是对该主题研究的重要观点之一。 2）国际社会历史研究所已收集并查看了与共产主义国际和英国共产党有关的历史文件。该研究所能够查看和收集莫斯科共享档案中未拥有的历史文件（例如彼得·彼得罗夫的论文）。彼得·彼得罗夫（Peter Petroff）的论文是一部未发表的自传回忆录，清楚地描述了1920年代莫斯科共同官员之间的个人接触和关系，以及在莫斯科举行的莫斯科举行的活动。这些描述中的许多不包括在已发表的历史文档中，对于考虑“通过人际关系补充公共渠道”的观点至关重要，这是本研究主题的中心观点之一。如研究计划所示，上述历史文件对于考虑1920年代在英国的共产主义意识形态传播过程至关重要，现在我们将通过组织和分析这些过程来展示结果。我们还购买了一些文献材料来执行我们的研究主题，并努力了解最近的研究结果，并与先前研究的观点相比，确认了这项研究的独特性。