黄色~赤色領域で強く発光する芳香族オリゴシラン結晶の開発
黄色~赤色領域で強く発光する芳香族オリゴシラン結晶の開発
批准号:
22K05250
负责人:
山野井 慶徳
金额:
$2.66万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31
中文摘要
本年度は、アリールアミノ基としてジメチルアクリダン基を有するジシラン架橋のD-Si-Si-A-Si-Si-D型分子を創製した(D: ジメチルアクリダン基、A: ジメチルチエノピラジン基)。この化合物はメカノクロミック発光特性を示し、結晶状態では青色発光、アモルファス状態では緑色発光を示す。また加熱(100 ℃程度)をするとアモルファス状態から結晶状態に容易に戻る。この際、発光挙動も連動して元の状態に復活する。しかし、このメカニズム-特にアモルファス状態の構造-を理解することは困難である。得られる情報としてはPXRD(粉末X線回折)による結晶成分の有無程度であり、構造と物性変化の深い考察を妨げている。ここでは、15N 標識化合物を使用せずに、固体15N 核磁気共鳴 (NMR) 分光法を使用して調査した。自然界に存在する15Nの量は0.3%程度と異常に低く、15Nで標識化しないと測定は難しいとされていた。ここでは、高性能CP/MAS NMRの装置を活用することで15Nで標識化することなく測定することに成功した。ジメチルアクリダン基のバタフライ型、平面型の2つの配座異性体の違いが15Nの化学シフトの違いによって明確に観察された。具体的には、-270 ppmはバタフライ型、-274ppmは平面型の構造に帰属できた(ニトロメタンの15Nを0 ppmとした)。この結果は、各異性体の15N NMR 化学シフトに関する量子化学計算によって裏付けられた。 本手法により、粉末サンプルをすりつぶすことで引き起こされる構造変化を明確に識別できた。この構造変化は、従来までのPXRD測定を使用して決定することは困難である。本手法はすりつぶし、加熱の前後の、構造変化、発光挙動の変化、15Nの化学シフト、量子科学計算を結びつけて説明できる有用な知見である。
英文摘要
本年度は、アリールアミノ基としてジメチルアクリダン基を有するジシラン架橋のD-Si-Si-A-Si-Si-D型分子を創製した(D: ジメチルアクリダン基、A: ジメチルチエノピラジン基)。この化合物はメカノクロミック発光特性を示し、結晶状態では青色発光、アモルファス状態では緑色発光を示す。また加熱(100 ℃程度)をするとアモルファス状態から結晶状態に容易に戻る。この際、発光挙動も連動して元の状態に復活する。しかし、このメカニズム-特にアモルファス状態の構造-を理解することは困難である。得られる情報としてはPXRD(粉末X線回折)による結晶成分の有無程度であり、構造と物性変化の深い考察を妨げている。ここでは、15N 標識化合物を使用せずに、固体15N 核磁気共鳴 (NMR) 分光法を使用して調査した。自然界に存在する15Nの量は0.3%程度と異常に低く、15Nで標識化しないと測定は難しいとされていた。ここでは、高性能CP/MAS NMRの装置を活用することで15Nで標識化することなく測定することに成功した。ジメチルアクリダン基のバタフライ型、平面型の2つの配座異性体の違いが15Nの化学シフトの違いによって明確に観察された。具体的には、-270 ppmはバタフライ型、-274ppmは平面型の構造に帰属できた(ニトロメタンの15Nを0 ppmとした)。この結果は、各異性体の15N NMR 化学シフトに関する量子化学計算によって裏付けられた。 本手法により、粉末サンプルをすりつぶすことで引き起こされる構造変化を明確に識別できた。この構造変化は、従来までのPXRD測定を使用して決定することは困難である。本手法はすりつぶし、加熱の前後の、構造変化、発光挙動の変化、15Nの化学シフト、量子科学計算を結びつけて説明できる有用な知見である。
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会议论文
Reversible Transition between Discrete and 1D Infinite Architectures: a Temperature-Responsive Cu(I) Complex with a Flexible Disilane-bridged Bis(pyridine) Ligand
离散和一维无限结构之间的可逆转变:具有柔性乙硅烷桥联双(吡啶)配体的温度响应性 Cu(I) 配合物
DOI:
10.1002/chem.202204002
发表时间:
2023
期刊:
Chem. Eur. J.
影响因子:
--
作者:
[Zhao, Y.; Nakae, T.; Takeya, S.; Hattori, M.; Saito, D.; Kato, M.; Ohmasa, Y.; Sato, S.; Yamamuro, O.; Galica, T.; Nishibori, E.; Kobayashi, S.; Seki, T.; Yamada, T.; Yamanoi, Y.*]
通讯作者:
Y.*
Thermosalient phenomena in molecular crystals: A case study of representative molecules
分子晶体中的热凸现象:代表性分子的案例研究
DOI:
--
发表时间:
2023
期刊:
“Soft Crystals: Flexible Response Systems with High Structural Order”, Kato, M., Ishii, K. Eds. Springer, Singapore,
影响因子:
--
作者:
[Yamanoi, Y.; Omoto, K.; Nakae, T.; Nishio, M.]
通讯作者:
M.
直鎖状および環状ジシラン架橋フェニレン三量体の構造、光学特性、反応性の比較
线性和环状二硅烷桥联亚苯基三聚体的结构、光学性质和反应性比较
DOI:
--
发表时间:
2023
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Yamanoi, Y.; Omoto, K.; Nakae, T.; Nishio, M., 山野井 慶徳,山田鉄兵]
通讯作者:
山野井 慶徳,山田鉄兵
錯形成を利用するナノスケール不斉空間の構築とその高選択的合成反応への応用
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批准号:99J00294
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.54万
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财政年份:1999
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负责人:山野井 慶徳
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依托单位:
海外基金