SATB1-TFAM-ミトコンドリア量相関軸のT細胞分化における重要性の解明
SATB1-TFAM-ミトコンドリア量相関軸のT細胞分化における重要性の解明
批准号:
22K07139
负责人:
近藤 元就
金额:
$2.66万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31
中文摘要
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英文摘要
Special AT-rich sequence binding protein-1 (SATB1) は染色体構造調整因子であり、多くの遺伝子の発現制御に関与している。我々はこれまで、SATB1がT細胞特異的な遺伝子発現ネットワーク形成に関与している事を見出してきた。そしてT細胞の分化と機能にSATB1が必須である事を報告してきた。最近、SATB1がミトコンドリア量を制御するmitochondrial transcription factor A (TFAM) の発現に関与している事を明らかにした。SATB1欠損下で生じるT細胞分化障害にTFAMが関与するか、するならばどのように作用するのかを目的に解析した。TFAM floxマウスとT細胞特異的に組換え酵素Creを発現するCD4-Creマウスとを交配した(TFAMcKOマウス)。TFAMcKOマウスの解析で次の事が判った。胸腺細胞の総細胞数は、野生型マウスに比べて1/3程度に減少していた。細胞表面の分化マーカーであるCD4とCD8の発現を基に胸腺でのT細胞成熟を調べた。その結果、CD4とCD8の二重陽性(DP)細胞からCD4陽性細胞への、あるいはDP細胞からCD8陽性細胞へのそれぞれの段階で軽微な成熟障害を認めた。CD24とTCRβ鎖の発現に基づいてさらに成熟度を解析した。TCRβ鎖の発現上昇に伴って発現低下するCD24の程度が、野生型マウスの場合に比べるとTFAMcKOマウスで僅かに障害されていることが判った。以上の結果は胸腺内でのT細胞成熟過程にTFAMが関与している可能性を示唆する。認められた障害を詳しく解析する目的で、T細胞受容体(TCR)トランスジェニックマウスであるOT-IIマウス(CD4T細胞のTCRを発現)、あるいはHYマウス(CD8T細胞のTCRを発現)とTFAMcKOマウスとの交配を開始した。
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