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巨大血小板減少症と破砕赤血球症を伴う未知の先天性造血器疾患の原因解明

巨大血小板減少症と破砕赤血球症を伴う未知の先天性造血器疾患の原因解明
阐明与巨血小板减少症和片状红细胞增多症相关的未知先天性造血疾病的病因
批准号:
22K07921
负责人:
時政 定雄
金额:
$2.66万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31

项目摘要

项目成果

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中文摘要
翻译
われわれは先天的に巨大血小板と破砕赤血球を呈する貧血を伴う未知の造血器疾患を見出した。本例は既知の巨大血小板減少症の原因遺伝子に異常を認めず、エクソーム解析にて、phospholipase Cβ3 (PLCβ3) 遺伝子の異常が確認された。一般にphospholipase Cの働きによりPKCが活性化される。PKCには複数のサブタイプが存在し、赤芽球、巨核球にはともにPKCα、PKCδその他が発現していることが報告されている。また、PKC は血小板や赤血球において adducin をリン酸化し、リン酸化された adducin は F-アクチンとスペクトリンの分離を促して膜骨格に影響するという報告がある。本研究ではまず変異型PLCβ3の巨核球に対する影響がPKC阻害薬によってレスキューされるか検証する。次に血小板と赤血球の膜骨格を患者と正常ヒト細胞で比較する。さらに赤芽球、巨核芽球に分化可能な細胞株を用いてPLCβ3の血球分化における働きを調べ、新たな治療法の創出につなげる。まず巨大血小板減少症の原因を解析するため、マウス胎児肝細胞にレトロウイルスベクターを用いて変異型PLCβ3を導入し形質転換を行い、分化巨核球の胞体突起膨隆部数が減少することを確認した。本例のPLCβ3 変異は X-Y ドメインの近傍に位置し、機能が恒常的に活性化されることが推定され、実際、変異型PLCβ3は野生型と比べてPKCをより強く活性化することを示す実験結果を得た。次にPKCαとPKCδのそれぞれの阻害薬を用いて、変異型PLCβ3の巨核球に対する影響を評価したところ、PKCδ阻害薬で胞体突起膨隆部数の減少がレスキューされることを示唆する結果を得た。次にα、δ以外のPKCファミリーの阻害薬を用いて評価することを予定している。また、赤血球と血小板の細胞骨格蛋白を蛍光抗体染色するための準備を行った。
英文摘要
われわれは先天的に巨大血小板と破砕赤血球を呈する貧血を伴う未知の造血器疾患を見出した。本例は既知の巨大血小板減少症の原因遺伝子に異常を認めず、エクソーム解析にて、phospholipase Cβ3 (PLCβ3) 遺伝子の異常が確認された。一般にphospholipase Cの働きによりPKCが活性化される。PKCには複数のサブタイプが存在し、赤芽球、巨核球にはともにPKCα、PKCδその他が発現していることが報告されている。また、PKC は血小板や赤血球において adducin をリン酸化し、リン酸化された adducin は F-アクチンとスペクトリンの分離を促して膜骨格に影響するという報告がある。本研究ではまず変異型PLCβ3の巨核球に対する影響がPKC阻害薬によってレスキューされるか検証する。次に血小板と赤血球の膜骨格を患者と正常ヒト細胞で比較する。さらに赤芽球、巨核芽球に分化可能な細胞株を用いてPLCβ3の血球分化における働きを調べ、新たな治療法の創出につなげる。まず巨大血小板減少症の原因を解析するため、マウス胎児肝細胞にレトロウイルスベクターを用いて変異型PLCβ3を導入し形質転換を行い、分化巨核球の胞体突起膨隆部数が減少することを確認した。本例のPLCβ3 変異は X-Y ドメインの近傍に位置し、機能が恒常的に活性化されることが推定され、実際、変異型PLCβ3は野生型と比べてPKCをより強く活性化することを示す実験結果を得た。次にPKCαとPKCδのそれぞれの阻害薬を用いて、変異型PLCβ3の巨核球に対する影響を評価したところ、PKCδ阻害薬で胞体突起膨隆部数の減少がレスキューされることを示唆する結果を得た。次にα、δ以外のPKCファミリーの阻害薬を用いて評価することを予定している。また、赤血球と血小板の細胞骨格蛋白を蛍光抗体染色するための準備を行った。
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