気管支喘息におけるオピオイド受容体遺伝子多型によるTh2免疫応答制御の基盤研究
気管支喘息におけるオピオイド受容体遺伝子多型によるTh2免疫応答制御の基盤研究
批准号:
22K08238
负责人:
大野 勲
金额:
$2.66万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2026-03-31
中文摘要
気管支喘息は、好酸球や肥満細胞などの集積と活性化を特徴とする慢性炎症性気道疾患であり、Th2サイトカイン優位のアレルギー免疫応答により誘導される。環境要因のひとつである精神的ストレスは、喘息免疫応答の悪化因子であることが報告されている。申請者らはこれまでに、精神的ストレスによる喘息免疫応答の悪化にはμオピオイド受容体が関与している可能性を報告した。加えて、μオピオイド受容体遺伝子(OPRM1)rs1799971の遺伝子型がAAおよびAGの喘息患者に比べてGGの患者では気道過敏性が亢進していることを報告した。さらに、同様の遺伝子型(Oprm1 G112)をもつマウスでは、気管支リンパ節ならびに肺においてTh2型免疫応答が亢進していることを報告している。本研究では、OPRM1rs1799971の遺伝子型GGの患者において、喘息免疫応答が悪化する機序を解明するために、喘息マウスモデルを用いて、CD4+T細胞に発現するμオピオイド受容体一塩基多型がTh2型免疫応答悪化に与える影響を解析した。Oprm1A112とOprm1G112のマウスよりCD4+T細胞を採取し、Th2細胞への分化条件下でμオピオイド受容体アゴニストを用いて刺激したところ、in vivoで観察されたようなTh2細胞からのIL-4産生量に差は認められなかった。さらに、樹状細胞存在下でμオピオイド受容体アゴニストとともに、Oprm1A112とOprm1G112のマウスより採取したCD4+T細胞を刺激してもIL-4産生量に差は認められなかった。これらの結果から、Th2型免疫応答亢進において、CD4+T細胞上に発現するμオピオイド受容体遺伝子多型の関与は限定的である可能性が示唆された。
英文摘要
気管支喘息は、好酸球や肥満細胞などの集積と活性化を特徴とする慢性炎症性気道疾患であり、Th2サイトカイン優位のアレルギー免疫応答により誘導される。環境要因のひとつである精神的ストレスは、喘息免疫応答の悪化因子であることが報告されている。申請者らはこれまでに、精神的ストレスによる喘息免疫応答の悪化にはμオピオイド受容体が関与している可能性を報告した。加えて、μオピオイド受容体遺伝子(OPRM1)rs1799971の遺伝子型がAAおよびAGの喘息患者に比べてGGの患者では気道過敏性が亢進していることを報告した。さらに、同様の遺伝子型(Oprm1 G112)をもつマウスでは、気管支リンパ節ならびに肺においてTh2型免疫応答が亢進していることを報告している。本研究では、OPRM1rs1799971の遺伝子型GGの患者において、喘息免疫応答が悪化する機序を解明するために、喘息マウスモデルを用いて、CD4+T細胞に発現するμオピオイド受容体一塩基多型がTh2型免疫応答悪化に与える影響を解析した。Oprm1A112とOprm1G112のマウスよりCD4+T細胞を採取し、Th2細胞への分化条件下でμオピオイド受容体アゴニストを用いて刺激したところ、in vivoで観察されたようなTh2細胞からのIL-4産生量に差は認められなかった。さらに、樹状細胞存在下でμオピオイド受容体アゴニストとともに、Oprm1A112とOprm1G112のマウスより採取したCD4+T細胞を刺激してもIL-4産生量に差は認められなかった。これらの結果から、Th2型免疫応答亢進において、CD4+T細胞上に発現するμオピオイド受容体遺伝子多型の関与は限定的である可能性が示唆された。
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東北医科薬科大学医学部医学教育推進センターホームページ
东北医科药科大学医学部医学教育振兴中心主页
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
University of Pennsylvania(米国)
宾夕法尼亚大学(美国)
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Role of female-predominant IL-33 production from airway epithelial cells in sex-related aggravation of asthma in mice.
雌性主导的气道上皮细胞产生的 IL-33 在小鼠性别相关哮喘恶化中的作用。
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Tomomitsu Miyasaka, Kaori Kawakami, Hiroyuki Tanaka, Kaoru Toshima, Fumi Shishido, Masashi Sasaki, Motoaki Takayanagi, Isao Ohno, Yutaka Nakamura.]
通讯作者:
Yutaka Nakamura.
アレルギー性炎症の制御におけるスフィンゴミエリンの役割
鞘磷脂在控制过敏性炎症中的作用
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[豊島かおる, 宮坂智充, 有川智博, 宍戸史, 佐々木雅史, 井ノ口仁一, 大野勲, 中村豊]
通讯作者:
中村豊
Sialyltransferase Activity Assay for Ganglioside GM3 Synthase
神经节苷脂 GM3 合酶的唾液酸转移酶活性测定
DOI:
10.1007/978-1-0716-2910-9_9
发表时间:
2023
期刊:
Methods in Molecular Biology
影响因子:
--
作者:
[Inamori Kei-ichiro, Nitta Takahiro, Shishido Fumi, Watanabe Soichiro, Ohno Isao, Inokuchi Jin-ichi]
通讯作者:
Inokuchi Jin-ichi
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